FXなら安心と信頼のFX|セントラル短資FX

  • 法人のお客さま
  • サイトマップ
  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
  • 推奨環境
  1. セントラル短資FX
  2. マーケット情報
  3. マーケットビュー
  4. 2010年バックナンバー
  5. 和田仁志が斬る、相場のセンチメント

マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

え、米国が出資?

更新日:2010年12月7日

先週は、欧州債券市場の大混乱が為替市場をかき乱すことになりました。事の発端は、EU、IMFによるアイルランドへの金融支援の正式決定と同時に合意された、2013年以降の欧州版IMFの骨格にありました。焦点となっていた民間投資家の負担に対しては、「ケースバイケースで適用する」という曖昧なものとなっており、「最後の手段」としてのリスケ(債務再編)となった場合には、損失負担を余儀なくされるのは明白です。

リスケですから、返済期間の延長にしろ、金利の減免にしろ、元本の削減(ヘアカット)にしろ、リアルマネーなどが、「将来どうなるのかよくわからない欧州債」を売りに動くのは、ある意味当然の行動で、スペイン国債をはじめ、イタリア国債、ベルギー国債といったところまでもが、連日の暴落となりました。

さらに、この「将来的なデフォルトを前提とした欧州安定メカニズム(ESM)」に対しては、「米国がIMFを通じて欧州安定ファシリティ(ESFS)の規模拡大を支援する」との関係者の話も飛び出す始末で、米財務省が後から「この報道」を否定してはいますが、市場へ与えた衝撃は尋常なものではありませんでした。

要するに、表向きは米国政府が「IMFへの拠出金」という形で出資したものが、結果的には紛れもなく、「米国が欧州に資金注入」ということになるわけで、一部市場参加者からは「ちょっと信じ難い」との声も聞かれています。

通常ならば、米国がかつてしてきたように、プライベートエクイティファンドや、ヘッジファンドなどからも資金を募って、民間資金からファンディングする手法をとるはずですが、間接的とは言え、いきなり米国政府の資金を頼ることになるとは、「欧州自身では、ファンディング出来ない」という白旗を掲げることになってしまいます。

バーナンキFRB議長がヘリコプターから米ドルをばら撒くという、非伝統的手法を使った「まだ見ぬ世界」への挑戦を始めていますが、もしこれが真剣に検討されているのなら、「それ以上の未知の世界」へ足を踏み入れることになります。

今週に入って、EU財務相会合が開催されていますが、初っ端から「荒れた会合」となりました。欧州安定ファシリティ(ESFS)への追加出資と、EU統一債の発行に対して猛反発しているドイツの姿が浮かび上がってきていて、メルケル独首相にとっては、自国民の税金を使って「デフォルトするかもしれない欧州債安定のため」という大義名分は通用せず、「独国債(ブンズ)より、当然高い利率になるはずの債券を、わざわざ発行する」ことに対する正当な理由付けもなく、ただただ、「EUの枠組みを守る」という「産みの親」としての苦しみを強いられることになるわけで、少なくとも表面上の対立は暫く続きそうです。

米国サイドでも、一部からは「最近の債券の動きは異常」との声も聞かれていて、米国の雇用市場の悪化どころではない、大きな資本の動き、つまり米国債をアセットとして持ち備えることに対する「保有意義の希薄」が起こっているのならば、由々しき問題です。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

先週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル  

先週は、ドル円は上値を試したものの、週末に急落する展開となりました。週明け早朝に、EU、IMFのアイルランドへの金融支援が正式に決定しましたが、イタリア、ポルトガル、スペイン国債などが急落したことを受けて、ユーロドルが下落。全般ドル買いが強まる動きとなったことで、84円台半ばまで買われる展開となりました。米10年債利回りが一時3%台の大台に上昇したことも、買いを後押ししています。ただ、上値では84.50円から断続的に観測された、本邦輸出勢のまとまった規模の売りが嫌気され、次第に上値の重い展開に。週末に発表された11月米雇用統計が、市場予想を大幅に下回る弱い数字となると、一気に売りが加速しました。一時82.52円の安値まで急落しています。ユーロドルは、週末にかけて買い戻されました。一時1.2969ドルの安値まで売り込まれましたが、2日には、トリシェECB総裁の定例記者会見中から、ECBがポルトガル、アイルランド国債の買い取り介入を実施。独国債との利回りスプレッドが急速に縮小したことを受けて、買い戻しの動きが強まっています。一時1.3438ドルの高値まで上昇して引けています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明け早朝のオセアニア市場では、ユーロドルが週末の高値1.3438ドルを上抜けて、一時1.3452ドルの高値まで買われました。その後は、利食い売りなどから1.3246ドルまで下押ししています。ドル円は、82.99円まで買い戻されているものの、今週は上値の重い展開を予想しています。上値では、米雇用統計後の戻り高値となっている83.04円が目先の目処として意識されているほか、一目均衡表雲の上限が83.09円に位置しており、83円台では戻りを見極めて売っていきたいところです。下値では、50日移動平均線が位置する82.35円がサポートレベルとして意識されています。また、一目均衡表雲の下限が81.70円となっており、下値のポイントとなりそうです。

メルマガ無料配信中!

メルマガの配信をご希望の方は右のボタンより登録ページへお進みください。

マーケットビュー メルマガ登録

セントラル短資FXで取引をはじめる 当社でお取引をご検討の方

無料セミナ―を受講する

セントラル短資FXが提供する無料セミナー

「マーケットビュー」執筆陣も出演中。外貨投資の基本からFXのトレードテクニックまで各種セミナーを開催しています。

取引をはじめる

オンラインでスピード口座開設 最短翌営業日で開設

口座開設

!
  • ※当社による情報サービスは、お客さまの投資判断に当たって参考となる情報の提供を唯一の目的としており、断定的な判断の提供や特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
    当社および情報提供者は、情報の正確性、完全性、適時性等を保証するものでは一切なく、情報の内容を予告なく変更する場合があります。また、当該情報の利用によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負うものではありません。投資の最終判断は、お客さま自身で行ってくださいますようお願いします。
    当社が提供する情報の著作権は、セントラル短資FX株式会社または情報提供者に帰属します。当社の事前の承諾なく情報の全部または一部を引用、複製、転送などにより利用することを禁じます。
マイページログイン
口座開設
わからないことは
0120-30-8806 携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
ご利用いただけない場合 03-6833-0250

受付時間:午前08:00〜午後07:00(平日)