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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

欲との戦い

更新日:2010年11月30日

突然の北朝鮮からの砲撃が、勤労感謝の日の休日で、一日のドル円レンジが20銭もなかった市場を慌てさせました。ヘッドラインが流れた15時過ぎは、まだロンドン勢もチューブ(地下鉄)の中のディーラーが多かったわけで、アジア勢の直後の反応は「またいつものドンパチが始まったか」との認識が強かったこともあって、いきなり急騰するという事態とはなりませんでした。

ただ、「韓国軍も応戦、200発の砲撃受ける。民家への砲撃も。負傷者多数」とのヘッドラインが流れたことで、砲撃が偶発的なものではなく、民間人に負傷者が出たことが伝わると、ショートカバーが進む展開となりました。いつもと違う雰囲気を察知した市場参加者は、「何?ちょっとヤバイぞ」ということになったわけです。

韓国側も応戦し、一気に緊張感は高まります。目先のショートポジションを閉める動きを取ったのは言うまでもありませんが、この「地政学リスク」として上昇したドル円の買いは、意外にも83.85円の高値を付けた後、早くも失速してしまいます。「目撃者の証言によれば、北朝鮮からの砲撃が止んだ模様」との地元メディアのヘッドラインが流れたことを受けて、「何だよ、もう終わりか」と感じた向きからの売りが強まりました。結局、市場に残ったものは「83.60円からのドルロング」だけで、上がり始めた83.40円を下抜けると、ストップロスを巻き込んで投げ売り合戦となりました。

市場からは「このニュースでもう少し跳ね上がってもよかったのに」との声も聞かれましたが、結果的に「日本が休日だったことが仇」となりました。通常ならば、この手のニュースが出た直後に、「売りオーダーを出している輸出勢から、売りを一旦引っ込める電話が銀行に殺到する」はずですが、幸か不幸か、休日の財務担当者がリアルタイムで北朝鮮の砲撃を知る術もなく、ほとんどの場合が「夕方のニュースで初めて知った」状況の中では、いわゆる「出しっ放しオーダー」の存在が市場の頭を押さえることになったわけです。

週末から米軍、韓国軍の合同軍事演習が予定通り実施されていますが、23日と同じような事態が起きる可能性も高まっています。ただ、本当の意味での「地政学リスク」と市場が認識した場合には、こんな生易しいものではなく「相当の乱高下」が繰り返されることになりますが、実際は「行き過ぎた挑発リスク」に過ぎない場合がほとんどです。

市場とは、いくらテクノロジーが発達したとしても、最終的な判断は人間の「欲」が動かすことになります。今回の北朝鮮の一件も、地政学リスクとして飛びついて買うまではいいのですが、買ったレベルでポジションを閉めることが出来たのかどうか、ニュースが報じられる直前のレベルを下回ったところで損切りすることが出来たのかどうか、こういったちょっとした心理的な問題が大きく損益を左右するものです。具体的には、「砲撃が止んだ」とのヘッドラインをみて、「おかしい」と思って行動出来たかどうか。常に「欲」との戦いが繰り広げられています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円  

先週は、ドル円は買われる展開となりました。勤労感謝の祝日で休場だった23日には、北朝鮮が韓国に対して砲弾を発射。多数の死傷者が出たことから、83.85円まで買われました。砲撃が一時的なものとなったこともあり、一旦は82.78円の安値まで下押す場面もみられましたが、週末にかけては再び上値を試す展開となりました。ユーロドルがアイルランド問題や、スペイン、ポルトガルの財政問題などをはやした売りにおされて大きく値を下げたことから、一時84.18円の高値まで買い上げられています。市場では、一目均衡表雲の上限を意識した動きが続きましたが、一気に雲を上抜けたかたちとなりました。ただ、上値では本邦輸出勢を中心とした売り意欲は依然として強く、高値圏でのもみ合いとなっています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

週明けの海外市場では、ユーロドルが大幅に売られる展開となりました。欧州時間序盤には、アジア勢のショートカバーが強まったほか、EU、IMFによるアイルランドへの金融支援を受けて1.3304ドルまで買い戻される場面もみられましたが、スペイン、ポルトガルのソブリンCDS5年物スプレッドが過去最高水準まで拡大。次第に売りが強まる展開となりました。ダウ平均も寄り付きから一時160ドルを越える急落となり、売りを後押ししました。1.31ドル台前半に観測されていたストップロスを巻き込むかたちで下げ足を速め、一時1.3064ドルの安値まで値を下げました。 市場では「リアルマネーの売りが目立った」との声も聞かれています。

今週は、6月7日の安値1.1876ドルから、4日の高値1.4283ドルまでの上昇局面におけるフィボナッチ50.0%押しの水準である、1.3080ドルを意識した展開を予想しています。終値でこのレベルを下回ってくると、61.8%押しのレベルである1.2795ドルが視野に入ってくることになります。戻りの目処としては、一目均衡表転換線が位置する1.3374ドルが意識されています。

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