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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

玉虫色の決着

更新日:2010年11月9日

先週は、2日のRBAから始まった慌しい1週間が、週末の米雇用統計のポジティブサプライズというかたちで幕を閉じました。RBAによる予想外の利上げを受けて、波乱含みの週初となりましたが、翌日まで開催されたFOMCでは、市場が待ちに待っていた量的緩和プログラム、いわゆる「QE2」の詳細が明らかになっています。これまで買い取った、MBSなどの償還に伴う資金での国債買い取りは継続させ、新たに「資産買い取りプログラム」を設定しました。 声明文では、
「In addition, the Committee intends to purchase a further $600 billion of longer-term Treasury securities by the end of the second quarter of 2011, a pace of about $75 billion per month. The Committee will regularly review the pace of its securities purchases and the overall size of the asset-purchase program in light of incoming information and will adjust the program as needed to best foster maximum employment and price stability.」と表明していますが、
「2011年第2四半期末までに6000億ドルの期間が長めの国債を買い取る」ことを基本に、「買い取りのペースと全体の買い取り規模を定期的に見直す」こととし、将来的な増額に含みを持たせたかたちとなっています。また、明確にその目的を「雇用」と「物価安定」のためであることを伝えました。

市場が注目していた「買い取り資産」の内容については、NY連銀が別途買い取り対象の詳細を表明。平均残存期間が5-6年の国債を対象に、2年債から10年債を中心とした買い取りとなる予定です。インフレ率が2%程度が定着するまで、バーナンキFRB議長の「ヘリコプターベン」としての本領を発揮することになりそうです。

FOMCでは、よく英MPCがぎりぎりの多数決で政策を決定しているように、慣例として「単純に多数決をとって、はい決まり、とはいかない」わけで、市場参加者からは「バーナンキFRB議長はよく取りまとめた」と評価する声も多く聞かれています。いつも反対票を投じているホーニッグ米カンザスシティ連銀総裁のような存在は許されるものの、反対票が2、3人出てくる事態は想定しておらず、FOMC内でのある程度の「コンセンサス」が必要となっています。

量的緩和に慎重な意見が多かった中で、8ヶ月で6000億ドルという、市場予想よりは1000億ドル多く(ハト派へのオマケ、配慮)、予想の6ヶ月ではなく8ヶ月に期間を延ばしたことで、1ヶ月の買い取り額が750億ドルと見かけ上少なくなる(タカ派への配慮)といった玉虫色の決着となりました。

一部で台頭していた「30年債中心に買い取るのでは」との憶測も、NY連銀が別途詳細を発表するなどの措置で、「ドルの価値を最大限に毀損させる」といったネガティブなセンチメントを打ち消す事に成功しています。株価が急上昇するなど、とりあえずは市場に冷静に受け入れられてはいますが、欧州勢や中国当局からは、G20を目前に控えて「米国の量的緩和」に対する非難の嵐となっています。ベンの挑戦は、まだまだ始まったばかりです。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円  

先週は、ドル円は81.00円を挟んでもみ合いの展開となりました。週明け9時と同時に出されたまとまった規模の買いで、一時81.60円の高値まで急騰する場面もみられましたが、その後はFOMCを控え81.00円を挟んで上下を繰り返す動きとなりました。FOMCでは「2011年6月末までに6000億ドルの資産買い取りプログラム」を決定。発表直後は激しく乱高下を繰り返したものの、全般ドル売りの動きが強まる展開に。ただ、週末に発表された10月米雇用統計が、市場予想を大幅に上回る強い数字となったことを受けて、再び買い戻されて週末の取引を終えています。ユーロドルも、FOMCを受けて一時1.4283ドルの高値まで買い上げられましたが、週末の米雇用統計後に1.4023ドルまで下押ししています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明けの海外市場では、ドル円は安値圏でのもみ合いとなりました。ポルトガルやアイルランド国債が下落したことなどを受けて、クロス円中心に売りが強まったことで、一時81.00円の安値まで値を下げる場面もみられました。下値では、先週末の米雇用統計直前のレベルである80.95-98円を意識した買い戻しも散見され、その後は81円台前半でのもみ合いに終始しました。ダウ平均が寄り付きから一時81ドルを超える下落となったものの、反応は限定的となっています。今週は、G20サミットやAPECサミットが週末に控えており、それまでは様子見の展開を予想しています。上値では、先週末高値の81.48円や1日の高値81.60円が目先の目処として意識されています。また、10月27日の高値81.99円も戻りのポイントとなっています。下値では、5日の安値80.62円がとりあえずの目処となっていますが、1日の年初来安値80.21円が重要なサポートレベルとして意識されています。また、終値ベースでは一目均衡表転換線が位置する81.00円がポイントとなっています。

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