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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

世界は広かった

更新日:2010年10月19日

先週は、世界がいかに広く、そしてスピード感を持って動いているかを実感させられることになりました。市場参加者が、米国の「量的緩和」や、「通貨安戦争」に気をとられていた矢先、14日のアジア時間にMAS(シンガポール金融通貨庁)は「半期金融政策報告」で、シンガポールドルの名目実効為替レート(NEER)のバンド幅を、中心値はそのままでワイドニングすることを表明。事実上のシンガポールドルの切り上げを行いました。

シンガポールは、NEERの中心値を調節しながら上下1.5 %から2.0%程度の変動幅を容認することで、いわゆる「金融調整」を行っている珍しい国の一つです。米国や日本がデフレ懸念を払拭するために、「通貨安」を志向している傍らで、インフレ懸念払拭のために「通貨高」を目指す国があることに、市場参加者は自らの世界観の狭さを痛感させられました。「全くのノーマークだった」この報告書を受けて、ドル全面安の展開となり、ドル円は81.85円から80.88円の安値まで1円近い急落となりました。

4月に発表された報告書では、「バンド幅はそのままに、中心値をそれまでの上限にシフト」することで、通貨切り上げを行ったばかりで、本来ならば「注目されて当然」のレポートに対して、市場参加者の多くが「ドルシンガポールドルが急落した後も、なぜ動いているのか暫くわからなかった」ほど、「市場の流行」からは遠い存在であったことがわかります。

皮肉にも、市場が先週一番注目していた報告書、いわゆる米国の「半期為替報告書」は、11月に開催予定のG20首脳会議まで、前期と同様に「延期」が発表されました。同時に、ガイトナー米財務長官は「中国の人民元上昇加速に向けた行動を認識しており、中国の改革は世界の不均衡是正に寄与している」と、中国人民元のここ1ヶ月の動きを評価する発言を行いました。一部からは「何だよ。これじゃあ出来レースだな」と揶揄する声も聞かれていますが、早速今週に入ってからのドル人民元の基準値は、先週末から連日「人民元安」に設定されているわけで、米国VS中国の「通貨安戦争」は続いています。

G7でも各陣営からそれぞれの立場が表明されています。ガイトナー米財務長官は「IMFは為替政策と外貨準備高の加速に対するサーベイランスを強化するべき」と、はっきりと言及した一方、中国は「先進国の異例な低金利や非伝統的手法による金融政策によって、新興国への資金流入が加速してしまっている」と非難しました。

今週に入っても、マンテガブラジル財務相が「海外投資家の債券取引に対する金融取引税(IOF)を4%から6%に引き上げたほか、先物取引の証拠金に対する税率を0.38%から6.0%へと引き上げる」ことを表明。22日のG20 財務大臣中央銀行総裁会議には「出席をキャンセルする」との話も伝わってきているわけで、中国を筆頭とした「新興国連合」の反撃が目立ち始めています。そう言えば、先月「世界的な通貨戦争」と初めて名付けたのは、紛れもない、マンテガブラジル財務相でした。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円  

先週は、ドル円は売られる展開となりました。米量的緩和観測が強まる中、全般ドル売りの流れが強まったことにつれて、下値を探る展開となりました。12日には、ウェーバー独連銀総裁が「緊急措置が術下終了する前に金利を引き上げることは可能」などとタカ派的な発言をしたことを受けて、ユーロドルが急伸。ドル円も81円台半ばまで値を下げました。14日には、シンガポール金融通貨庁(MAS)が「シンガポールドルの名目実効為替レートの取引バンドを拡大」し、実質的なシンガポールドル切り上げを行ったことかから、一時80.88円の安値まで売り込まれています。週末にも、バーナンキFRB議長がデフレ懸念を表明。追加金融緩和を示唆したこともあり、80円台を試す動きが続きました。世界的な過剰流動性相場をはやす形でドル売りが進み、ユーロドルは一時1.4161ドル、豪ドル米ドルは一時1.0004ドルの高値まで値を上げています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明け早朝のオセアニア市場では、ドル円は一時80.97円の安値まで下押ししたものの、その後は81.50円まで買い戻されるなど、薄いマーケットの中で値動きの荒い展開となりました。市場参加者からは、「週末に海江田経済財政担当相が、中長期的な円高があり得るため、円の国際化に対する研究会を設置する考えを示したことをはやした売りが出たのではないか」との声も聞かれています。欧州時間はダウ先物が下げ幅を広げるにつれて、クロス円中心に売りが強まったことで81.11円まで下押しする場面もみられました。NY時間に入ると、シティグループの好決算を受けてダウ平均が上昇。ユーロドルが大幅に買い戻される動きとなりましたが、ドル円は目先のポジション調整に終始しました。引けにかけては、ガイトナー米財務長官が「米国は強いドルへの信認を維持するだろう」と述べたことを受けて、若干底堅い動きとなりましたが、NY時間のレンジは81.12円から81.36円にとどまっています。ドル円は、81円台前半でのもみ合いが続いていますが、連日高値が切り下がってきていることから、戻りは鈍いものとなりそうです。上値では、昨日高値の81.50円のほか、先週末の高値81.62円がレジスタンスレベルとなっています。一目均衡表転換線も81.95円に位置しており、戻りのポイントとして意識されています。下値では、昨日安値の80.97円がとりあえずの目処となっていますが、14日、15日安値の80.88円がサポートレベルとして意識されています。また、昨日に引き続き80.50円から下のレベルにはまとまった規模のストップロスが観測されています。

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