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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

いくつものサロンで

更新日:2010年10月12日

先週は、日銀がまさかの「包括的金融緩和策」を決定し、世界的に流行の「QE(Quantitative Easing)クラブ」への正式会員への昇格を果たしました。「せいぜい新型オペの増額程度だろう」と高をくくっていた市場参加者を驚かせたのは、前日4日の日本経済新聞の3面左隅の記事でした。

「日銀は国債買い取りを含む資産買い取りを検討する見通し」との、1面トップでスクープするほどの確信が持てない、中途半端な場所での掲載でしたが、1週間前に「NY著名レポート」が示した「alternative measure」が、まさにこのことであったことを、市場は悟る事になります。5日の当日は、インターバンク勢や短期投機筋が、ゴトー日ということもあって、朝からこぞってドル円を買っていただけに、結局日銀の発表後は売りが強まるという皮肉な結果となりましたが。

ところで、この「包括的金融緩和」は、なぜに「包括的」かというと、政策金利の0-0.1%への実質的なゼロ金利にしたという「金融緩和」に加えて、国債などの購入基金5兆円の創設という「量的緩和」も同時に行ったところにあります。さらに、JREITやETFなども購入することで「信用緩和」も併せて実施するという、まさにウルトラCとなっています。消費者物価が1% 程度が中心の物価安定が展望出来るまで、実質的なゼロ金利政策を続けるという、いわゆる「時間軸」まで明確にしていて、言い方は違っても、広義の「インフレターゲット」を採用したと言っても過言ではありません。

これまで、頑なに拒否反応を示していた白川日銀総裁の「方向転換」の裏には、「一時辞任説が出るほど政治的な圧力があったはず」との穿った見方も出ているわけで、白川総裁の「不退転の決意」を感じることが出来ます。総裁自身が記者会見で語っていたように、「中銀としては異例中の異例な措置」を、これまで「一番やりそうもない中銀」が決定したという意味は、非常に大きなものとなりました。「QEクラブ」のサロンでは、白川日銀総裁はこう呼ばれています。「こんにちは。ヘリコプターマーシー」

さて、先週はもう一つの「高級クラブ」において、お互い責任のなすりつけ合いが繰り広げられました。ワシントンのホワイトハウスから散歩がてらに立ち寄れる場所に、この「通貨安クラブ」のサロンが存在していますが、ガイトナー米財務長官は「IMFは為替政策と外貨準備高の加速に対するサーベイランスを強化するべき」と、はっきりと言及した一方、中国は「先進国の異例な低金利や非伝統的手法による金融政策によって、新興国への資金流入が加速してしまっている」と非難しました。

普段は和気あいあいのサロンの雰囲気は一変。「先進国ルーム」と「後進国ルーム」に一時的にパーティションが設けられる措置がとられるほど、これら2グループの関係は悪化しています。来週には、改めて「G20」という新たなサロンで和解が図られる予定ですが、いまのところポジティブな前兆はみられていません。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円  
ユーロドル

先週は、ドル円は下値を探る展開となりました。5日には日銀が金融政策決定会合で「包括的金融緩和策」を決定したことを受けて、一時83.99円の高値まで買われる場面もみられましたが、84円台を回復出来なかったことも嫌気され、短期投機筋の売りに押される展開となりました。週末のG7、IMF年次総会を控えて、米財務省当局者からは「米国は市場原理に沿った為替レートを支持する」との発言も飛び出し、為替介入に対する警戒感が薄らいだことから、下値を試す動きが強まることに。週末には、9月米雇用統計が市場予想を大幅に下回る弱い数字となったことを受けて、一時81.72円の安値まで売り込まれています。ユーロドルは、根強い米国の量的緩和期待から一時1.4030ドルの高値まで買われましたが、1.40ドル台では欧州当局からのユーロ高牽制発言も見受けられ、1.39ドル台前半で週末の取引を終えています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明けのNY市場では、ドル円は狭いレンジでのもみ合いとなりました。週明け早朝の取引で、一時81.37円の安値まで売り込まれましたが、その後は82円台前半まで買い戻されました。東京市場が休場とあって、動意の薄い展開が続き、欧州時間に入っても目立った動きは観測されませんでした。NY市場もコロンブスデーの休日で、債券市場が休場となったこともあり、82.00円を挟んだ狭いレンジ取引に終始しました。市場参加者からは、「G7など週末の国際的会議を終えて、円売り介入があるかどうかに注目している」との声も多く聞かれています。上値では、昨日高値の82.38円や先週末高値の82.57円が目先の目処として意識されていますが、一目均衡表転換線が位置する82.75円や9月15日の安値82.87円がレジスタンスレベルとなっています。下値では、昨日安値の81.37円がサポートレベルとなっています。市場では、81.00円を下抜けたレベルにはまとまった規模のストップロスも観測されており、注意したいところです。また、1995年4月19日の史上最安値79.75円も重要なサポートとなっています。

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