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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

発射台に上げられたQE2

更新日:2010年9月28日

先週は、FOMCの声明文が日本時間22日3時13分頃、通常通り2分ほどフライングして発表されました。最初の数分間は為替市場の反応もはっきりしないものとなりましたが、突然のユーロドルの急騰と、米10年債の暴騰がほぼ同時に見られたことで、市場の方向性は決定付けられました。ユーロドルの買い上げは、一部からは「アジア系ソブリンがまとめて買ったのでは」との声も聞かれていますが、米10年債の急騰とともに様々な憶測を呼んでいます。

FOMCの声明文では、非常に重要な政策転換を示す文言が2箇所で追加されていました。先ず一つ目の変化は、「直近のインフレ動向は、長期的にみて、雇用を最大化させ、かつ物価を安定させるという使命のもと、最も適切であると判断する水準を幾分下回っている」(Measures of underlying inflation are currently at levels somewhat below those the Committee judges most consistent, over the longer run, with its mandate to promote maximum employment and price stability.)の文言が追加されたことにあります。

FOMCでは、金融政策のバイアスをこれまで「経済成長」に重きを置いてきましたが、もう一方の「インフレ」にもはっきりと言及することによって、たとえ成長が著しく鈍化しなくとも、デフレ阻止のために量的緩和を行う可能性が高まった、つまり「緩和バイアス」に大きく踏み込んだことを意味しています。

ジャクソンホールにおけるバーナンキFRB議長の演説でも明らかなように、これまで「著しく経済見通しが悪化する数字などが見受けられた場合」に、量的緩和などの金融政策を用意していたFOMCでしたが、ここにきてはっきりとさらなる「緩和バイアス」へと動き出しました。

もうひとつの変化は、それを裏付けるように「経済見通しや金融市場の動向を引き続き注視し、もし必要であるならば、経済回復をサポートしたり、インフレ率が適正水準にまで徐々に戻るために、追加の金融緩和策を用意している」(The Committee will continue to monitor the economic outlook and financial developments and is prepared to provide additional accommodation if needed to support the economic recovery and to return inflation, over time, to levels consistent with its mandate.)ことを表明したことです。

市場では、次回11月2、3日のFOMCにも「新たな量的緩和プログラム」、いわゆるQE2(Quantitative Easing 2)を導入するのではないかとの憶測が急速に高まっています。言うまでもなく、これらの動きは米ドルの価値を毀損させる動きとなっているわけで、そういった意味でも市場が「ドル売り」に傾倒しているのも理にかなった動きといえます。

ちょうど本日付けのWSJで「QE2は前回のプログラムより、可変可能な小規模なものを検討している」との観測記事が掲載されていますが、規模はともかく「量的緩和」に再び踏み出した米国の姿が、はっきりと映し出されています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は売られる展開となりました。15日のドル買い介入を受けて、週初は85円台半ばを目処に底堅い動きとなりましたが、21日のFOMCの声明文を受けて一気にドル売りの流れが強まる展開となりました。市場では、早期の量的緩和プログラムの導入をはやすかたちでドル売りが加速。ドル円は84.26円まで下落しました。週末にはアジア時間で介入と思われる買いが観測されたこともあり、一時85.40円の高値まで急騰する場面もみられましたが、20日の高値85.84円を上抜けることが出来なかったほか、戻りを本邦機関投資家が積極的に売ってきたこともあり、一時84.12円の安値まで売り込まれて週末の取引を終えています。ユーロドルは、FOMCの声明文を受けて上昇。一時1.3496ドルの高値まで値を上げました。ドル全面安の展開となっており、ドルスイスフランも一時0.9778スイスフランの安値まで大きく値を下げています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円  
ユーロドル

週明けの東京市場では、ドル円は頭の重い展開となっています。仲値までは買いが入るものの、9月中間期末を睨んだドル売りが上値を抑えています。引き続き介入警戒感が根強く残っており、下サイドを攻める動きとはなっていませんが、市場では「84.00円を下抜けたレベルにはストップロスが集まり出している」との声も聞かれており、ドル売りリスクは強まっています。下値では、8月24日の安値83.58円が目先の目処として意識されていますが、15日の年初来安値82.87円が重要なサポートレベルとなっています。市場参加者からは「週末の介入を思わせる買いの後、売ってきたのが本邦大手機関投資家だった」との声も聞かれており、戻り売り意欲の強さを物語っています。上値では、既に「84円台後半に売りが下りてきている」模様で、戻りを引き付けて売っていきたいところです。

ただ、「ドル円は介入でいつ持ち上げられるかわからない」ために、「ユーロドルや豪ドル米ドルなど、純粋にドル売りをしていったほうが安心」とみる向きも多くなっています。





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