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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

とりあえずはコメントを差し控える

更新日:2010年9月21日

先週は、市場参加者の誰もが驚く「びっくり介入」が実施されました。介入の手法も極めて例外的で、10時35分に日銀が直接インターバンク市場にビッドを入れること、つまりEBS(電子ブローキングシステム)に買いオーダーを入れることになったわけですが、82.90円を売り込んだ参加者のスクリーンに飛び込んできた銀行コードは、何と「BOJQ」。「やばい、当たってしまった」と慌てた市場は、一気にドル円を買い上げました。その後は「BOJQ」のビッドが84.00円までビッドアップ(買いオーダーのレベルを上げていくこと)したようで、瞬く間に介入の事実が知れ渡ることになりました。

圧巻はその後の介入で、本邦輸出勢の売りが大量に出た84.50円付近でもみ合いとなりましたが、今度は一番の正攻法である電話介入を実施。複数の外銀に「50本プライスを求めて買っていった」ことで、85円台まで買い上げました。欧州時間に入っても、EBSを通しての介入を断続的に実施。結局85.78円までレートを持ち上げることに成功しています。

今回の介入については、通常では考えられない異例の事態が起きています。通常介入を実施した場合は、「非常に極秘性が高いオペレーション」となるもので、同じディーリングルームにいても「介入の担当者やバックオフィスの一部の関係者しか知らせてはいけないことになっている」ために、インターバンクディーラー以外は、外部から介入の噂を耳にするなんていうこともよくある光景です。

ところが、野田財務相は15日、「10時30分に介入を要請し、10時35分に介入を実施した」ことを、わざわざ緊急の記者会見を開いて表明。白川日銀総裁も「総裁談話」を発表し、その日の内に「17日の金融調節で、介入資金が非不胎化される」ことも明らかになっています。仙谷官房長官にいたっては、「82円台が防衛線だということか」との誘導尋問のような質問に答えて、「野田財務相はそう考えていると思う」と、介入のレベルにまで言及してしまい、物議を醸しています。

結局、1兆8000億円の1日としては過去最大規模の介入が実施されましたが、市場参加者からは今回の介入を「逆切れ介入」と命名する声が多く聞かれています。財務省関係筋も介入の前提としていた「1日数円単位で動くような急激な円高の動き」がなかったにもかかわらず、ドル円の史上最安値である79.75円を下抜けて急落したという「大義名分」があったわけでもなく、実際は「民主党代表選挙の結果を受けて、投機筋たちがご祝儀売りを行った」ことに対しての逆切れが、今回の事態を生んだ主要因との認識が強いのも致し方ありません。

介入の実施直後から、米財務省を皮切りに、FRB、カナダ財務省、ECB、英財務省、BOE、ホワイトハウス、NY連銀が口を揃えて「コメントを差し控える」とのコメントを出しています。財務省としても、G7諸国の当局に「とりあえずは無いも言わない」というコミットメントを取り付けたからこそ介入に踏み切ったはずですが、ドッド米上院銀行委員長やレビン米下院歳入委員長、またはユンケルユーログループ議長からの痛烈な介入批判を耳にすればするほど、「日本の置かれた難しい立場」を感じてしまいます。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は乱高下することになりました。14日に行われた民主党代表選挙で、菅首相が再任したことをきっかけに、介入への警戒感が弱まるとの憶測から売りが強まる展開に。8日の年初来安値83.34円を下回ると、ストップロスを巻き込んで売り込まれました。NY市場では、8月米小売売上高が市場予想を上回ったことを受けて83円台半ばまで買い戻される場面もみられましたが、米長期金利が急低下したことから一気に下値を試す展開となりました。翌日のアジア時間では、一時82.87円の安値まで売り込まれています。ただ、その後政府当局はドル買い円売り介入を実施。一気に85.78円まで買い上げる展開となり、同日に日銀による介入資金の非不胎化も表明されるなど、市場の意表を突いた介入となりました。週末にかけては、一時85.94円の高値まで値を上げたものの、狭いレンジでのもみ合いが続いています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円  

今週の東京市場では、ドル円は引き続き介入を警戒した神経質な展開を予想しています。市場では「85.50円や85.00円に介入の買いオーダーを入れているのでは」との憶測が台頭しており、下値を攻める動きが観測されない一方、上値も本邦輸出勢の売りなどで頭を押さえられている状況が続いています。16日、17日の高値85.94円が目先の戻りの目処として意識されていますが、一目均衡表雲の下限が位置する86.24円が重要なレジスタンスレベルとなっています。下値では、昨日安値の85.50円がとりあえずの目処となっていますが、16日安値の85.23円もサポートレベルとして意識されています。市場では、「85円台前半で打診買いし、84円台後半ではストップロス」したい向きが非常に多くなっており、下サイドのケアが必要となってくるでしょう。対ドルでの人民元高が急速に進んでいますが、ドル円への影響も見極めたいところです。

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