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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

デートもドタキャン

更新日:2010年9月14日

先週は、ドル円は8日に当面の目処とされていた83.50円を下抜けて売られ、一時83.34円と年初来安値を更新しましたが、その日の夕方にかかってきた日銀からの電話がきっかけとなり、市場では「再びレートチェックが入った」との噂が出回ることになりました。NY市場などでは、この手の電話のみで「レートチェック」の噂はよく聞こえてくるものですが、この日は83.60円からするすると値を上げる動きを見せた後、83.96円まで買い上げられる展開となり、レートの値動きと噂に不自然な動きがなかったことで、市場でまことしやかに語られることになりました。

実際は、どうも「仕組債がらみの買いが1000本程度まとめて出た」ことで落ち着いていますが、介入の振りを演出する「なんちゃって介入」かとも思わせるドル円の値動きに、市場関係者は奔走されました。ただ、実際日銀からは「ナイトデスクの営業状況をヒアリングされた」ようで、「レートチェック」ならぬ、「居残りチェック」は行われました。

介入を行う際には、各銀行の介入担当者は順位付けまでして厳密に決まっているのですが、順位の高いほうから日銀の担当者が指定してきます。1位の担当者が不在の場合は、2位の担当へといった具合に、下りてきます。夜に介入を行う場合には、電話はしたものの、介入リストに掲載されている担当者が誰もいないとなっては元も子もないわけで、「少なくとも何時までオフィスにいるのか」との「居残りチェック」が行われました。日本人の美徳や、今後の当局との関係を考えるのならば、「居残りチェック=居残るのが当然」との方程式が成り立ち、若い担当者の大事なデートもドタキャンとなるわけです。

菅首相と野田財務相が「必要な時には、断固たる措置を取る」との決まり文句を明言した以上、政府サイドからの介入に対するゴーサインが出ていることだけは確かですが、後は財務省の「どうやって成功させるか」とか、「どういう大義名分を作るのか」という、目に見えない相手との戦いとなっています。

ところで、先週は83円台での介入警戒感や、介入期待感が強いのは当然のことですが、ショートカバーで買っても上がり切らない84円台に業を煮やしている向きも多く、「中国のソブリンファンドの売りが執拗に出ていた」との声も聞かれていて、一向に収まらない円高の動きに対して、日本当局からも名指しで中国への批判が相次ぎました。

先週末のFT一面では、小沢民主前幹事長と菅首相が街頭演説で並ぶ大きな写真の下で、「日中間の緊張高まる」(Japan-China tension rise)との大見出しと共に、中国の日本国債への投資を取り上げています。野田財務相は、「中国の日本国債への巨額の投資の本当の意図を説明させる」と、暗に円高の主要因となっている中国による日本国債買いを牽制しています。財務省が発表した中国の国債買い取り額は、今年に入って7月末までの累計で約2兆3000億円に上っていて、野田財務相が「日本が中国国債を買えない状況の中で、中国だけが日本国債を大量に買っているというのは不自然である」と非難するのも、不自然なことでありません。中国に円高の責任論を押し付けるという、ある意味ウルトラCではありますが、これまた外交問題にまで発展しそうな勢いで、状況を見守るしかありません。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は再び下値を試す展開となりました。週明け早々から、84.50円を高値に上値の重い展開が続きました。WSJが欧州ストレステストの結果に疑念を抱く旨の記事を掲載。クロス円中心に売りが強まる展開となり、83円台の下値を試す展開となりました。83.50円に観測されていた大量のノックアウトオプションをつける形で下落。一時83.34円の安値まで売り込まれました。その後は、海外市場で買い戻されるものの、アジア市場に入って逆に売りが強まる動きを繰り返し、週末にかけては米10年債利回りが急上昇したことを受けて、一時84.39円まで買い戻されています。市場参加者からは、「アジア系ソブリンファンドの戻り売りが執拗に観測された」との声も聞かれており、本邦輸出勢の売りとともに上値を重いものにしています

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円  

週明け早朝のオセアニア市場では、ドル円は先週末の高値84.39円を上抜けて、一時84.43円まで値を上げる場面もみられましたが、上値では本邦輸出勢の売りに押され、頭の重い展開となりました。週末には、バーゼル銀行監督委員会が自己資本比率規制を決定しましたが、市場の予想通りの内容となったほか、猶予期間が長期間に渡り設定されていたことが好感され、ユーロドルは1.27ドル台後半に観測されていたストップロスを巻き込んで上昇。週明けのNY市場では、一時1.2893ドルの高値まで値を上げています。ドル円は、米長期金利の急低下を受けて83.50円まで値を下げました。本日の東京市場では、政治的空白をはやした海外ファンド勢の売りに押され、一時83.25円と8日の年初来安値83.34円を下抜けて売り込まれています。上値では、週明け早朝の高値84.43円が目先の目処として意識されているほか、6日の高値84.50円もレジスタンスレベルとなっています。また、8月11日の安値84.72円も意識されています。終値ベースでは、一目均衡表転換線が位置する84.28円がポイントとなります。下値では、既に1995年4月19日の史上最安値79.75円が視野に入っており、このレベルを下抜けた場合の当局の対応に注目が集まっています。

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