FXなら安心と信頼のFX|セントラル短資FX

  • 法人のお客さま
  • サイトマップ
  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
  • 推奨環境
  1. セントラル短資FX
  2. マーケット情報
  3. マーケットビュー
  4. 2010年バックナンバー
  5. 和田仁志が斬る、相場のセンチメント

マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

市場の危うい待望論

更新日:2010年9月7日

先週は、民主党の党首選挙を巡って、市場からは「小沢氏待望論」というものが湧き出してきています。党首選挙公示のぎりぎりまで、小沢前幹事長が出馬するかどうかの水面下での調整が進められていましたが、小沢氏出馬が決定的となった直後から、JGBの利回りが急上昇する反応となりました。

債券市場では「小沢氏出馬=債券売り」との認識が寝強く、実際はどうなるのか全くわかりませんが、「良い悪いは別として、強引にリーダーシップをとって積極財政政策をとる」との思惑が台頭していることで、気の早い向きからは「債券売りの日本株買い、円安へ」のシナリオが描けるとの声も聞かれています。

実際、小沢氏からは「市場介入を含むあらゆる方策を果断に実施する。急激な円高に対処するために、予備費など2兆円を直ちに全額執行する」との発言が飛び出したかと思えば、「円の評価が上がることは、長期的にみれば悪いことではない。ただ、急激な円高はよくない」とも述べています。また、介入についても「為替介入は、協調介入でなければ効果がない。ただ、現状は単独介入をしてでも防がなければならないほどの急激な円高であるといえる」と断言しました。

一連の発言をみても明らかなように、市場が現在求めている「何かやってくれるのでないかとの含み」が、発言の端々に現れていて、これが「世論調査の結果が圧倒的に菅首相に傾いている」にしても、市場参加者からの待望論が膨らむ理由でもあります。今週いっぱい、まだまだ選挙情勢は流動的ですが、「小沢前幹事長当選=円安」とのシナリオが、一旦海外ファンド勢を含む市場参加者の「流行」となってしまえば、あとは流れに乗るだけです。市場の雰囲気とは、意外なところから変わってくるもので、先の発言がたとえ「ハッタリ」であったとしても、参加者の期待感は高まるというものです。市場参加者に「シナリオを描ける含みを持たせる」ことこそ、市場と上手く付き合っていく秘訣です。

ところで、白川日銀総裁が急遽帰国して開催した、30日の臨時日銀金融政策決定会合の結果は記憶に新しいところですが、その滞在先の米ワイオミング州ジャクソンホールで講演したバーナンキFRB議長は、「見通しが仮に著しく悪化した場合には、我々は国債やその他証券の買い取りなどを含む手段を持ち備えている」(....ready to act especially if the outlook were to deteriorate significantly.)ことを表明しました。

「著しく悪化する」とは、「どの程度のものを指しているのか」、これが市場参加者の議論や憶測を呼んでいるところでしたが、週末の予想を上回る強い数字となった8月米雇用統計を受けて、「9月21日の追加量的緩和は無くなったのではないか」との認識が高まっています。米10年債利回りが2.7642%まで急上昇したのも納得がいく結果です。ただ、日本国債利回りも一足お先に上昇局面入りしたことで、むしろドル円の売り材料となっている面も否定出来ません。

市場参加者が描いているシナリオ、つまり「小沢氏当選=債券売り、株買い、円安へ」との道程は、そのうちどれか一つでも道から外れてしまっては、成立しないことになってしまいます。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は下値を試す展開となりました。週明け早朝から、日銀が臨時金融政策決定会合の開催を表明したことを受けて、一時85.91円の高値まで買われる場面もみられましたが、実際の追加金融緩和政策が市場予想の範囲内にとどまったことを受けて、結果発表と同時に売り込まれる展開となりました。月末のロンドンフィキシングでは、まとまった規模のドル円の売りが観測されたことで、一気に83円台まで下落。翌日の8月ADP全米雇用統計が弱い数字となると、一時83.66円の安値まで売り込まれました。週末の8月米雇用統計では、NFPが市場予想を上回る強い数字となったこともあり85円台前半まで買い戻されましたが、その後に発表された8月米ISM非製造業指数が弱い数字となると、一転売りが強まる展開となり、再び84円台前半まで値を下げています。ユーロドルは、週末に一時1.2898ドルの高値まで値を上げるなど、底堅い動きに終始しました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円  

週明け早朝のオセアニア市場では、ドル円は一時84.05円と先週末の安値84.17円を下抜けて売られる場面もみられましたが、2日の安値84.00円を意識した買い戻しも観測され、東京勢参入後は84.50円まで値を戻しました。株価が堅調さを保てば、ドル円も底堅い展開が予想されますが、週末の日足で大きな上ひげを伸ばしたかたちとなっていることから、戻りも非常に重いものになると予想しています。上値では、8月11日の安値84.72円や一目均衡表転換線の84.78円が、目先の戻りの目処として意識されています。また、先週末高値の85.23円も重要なレジスタンスレベルとなっています。下値では、2日の安値84.00円がサポートレベルとして意識されています。また、83.50円には大規模なバリアがオプション市場で設定されていることから、下抜けてきた場合には注意が必要です。1995年4月19日の史上最安値である79.75円が視野に入ってくることになります。

メルマガ無料配信中!

メルマガの配信をご希望の方は右のボタンより登録ページへお進みください。

マーケットビュー メルマガ登録

セントラル短資FXで取引をはじめる 当社でお取引をご検討の方

無料セミナ―を受講する

セントラル短資FXが提供する無料セミナー

「マーケットビュー」執筆陣も出演中。外貨投資の基本からFXのトレードテクニックまで各種セミナーを開催しています。

取引をはじめる

オンラインでスピード口座開設 最短翌営業日で開設

口座開設

!
  • ※当社による情報サービスは、お客さまの投資判断に当たって参考となる情報の提供を唯一の目的としており、断定的な判断の提供や特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
    当社および情報提供者は、情報の正確性、完全性、適時性等を保証するものでは一切なく、情報の内容を予告なく変更する場合があります。また、当該情報の利用によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負うものではありません。投資の最終判断は、お客さま自身で行ってくださいますようお願いします。
    当社が提供する情報の著作権は、セントラル短資FX株式会社または情報提供者に帰属します。当社の事前の承諾なく情報の全部または一部を引用、複製、転送などにより利用することを禁じます。
マイページログイン
口座開設
わからないことは
0120-30-8806 携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
ご利用いただけない場合 03-6833-0250

受付時間:午前08:00〜午後07:00(平日)