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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

逆に金融引き締め

更新日:2010年8月31日

先週は、「菅首相と白川日銀総裁の会談」を巡る茶番劇の結末が、朝9時からの15分間の電話会談で終わったことで、市場の精神的ショックは大きなものとなりました。もともと「金融緩和に対しては後ろ向き」の日銀と、「現状では日銀に圧力をかける以外に手段のない」政府が、それぞれの立場を主張しているだけでは、結果的に「何も決まるわけがない」ことは明白で、両軸を上手く調整する演出家の不在が、こういった茶番劇を生んでしまいました。

26日の日銀ウェブサイトで公表された論文「マネーと成長期待:物価の変動メカニズムを巡って」では、現状では「マネーの伸び鈍化が日本の物価上昇を抑制してきたという見方」は整合性が薄れてきており、「日本の潜在成長率の大幅かつ長期にわたる低下は、国際的にも目立っており、それだけ日本では成長期待が明確に低下し、このことが物価上昇を抑制してきた可能性も考えられる」との論調を展開。要するに、デフレの原因は、成長期待の低下が原因で、日銀の金融政策の問題ではないとの自己防衛的な論文を公表しました。市場参加者からは、「よほど金融緩和をしたくないのだろう」との声も聞こえてきていて、それだけ政府当局間の調整の難しさを物語っています。

一方で、市場の介入に対する期待も非常に強くなっていることも事実です。ただ、25日の日経トップ記事でも述べらているように、あくまで「1日で数円単位でドル円が急落した場合や、説明のつかない円高となった場合」になって初めて、単独で介入する可能性が出てくるのだということを認識しておく必要があります。83.58円の年初来安値をつけた24日の値動きをみても、高値から安値までたったの1円50銭程度で、このくらいの動きは「通常の為替変動の範囲」であることは、市場参加者の誰もが感じていることで、「説明のつかいない円高の動き」とは、例えば2008年10月24日に、98.08円から90.94円まで7円以上の下落を演じた時のような動きを意味しています。 

この異常時には、週明け10月27日に、故中川財務相がG7緊急電話会議を要請。G7財務大臣中央銀行総裁声明を緊急に表明しました。翌日の28日には、なんと92.48円から98.40円まで、なんと6円近い急騰となり、当局の意志を市場に示すことになりました。ただ、忘れてはならないのは、この時でさえ、為替介入は行われていなかったということです。

昨日の、日銀臨時金融政策決定会合が決めた追加金融緩和策が、「満額回答」どころか「必要最低限」の策に終わり、白川日銀総裁が会見で語っていたように、「国債の買い取り額は、現在の水準が最適」との認識である以上、市場がいくら催促したとしても意味のないことになってしまいます。FRBやECBが「非伝統的手法」での金融緩和、つまり「量的緩和」による政策を再び模索し始めたなかで、「前回のFOMCの再買い取り決定は、追加金融緩和ではない」との、あくまでも表向きの正論を日銀が展開しているようでは、8月10日に決定的となった「不作為の金融引き締め」は、ますますその引き締め強度を高めることになりそうです。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は行って来いの展開となりました。23日に予定されていた菅首相と白川日銀総裁の会談が15分間の電話会談のみとなったことから、日銀の追加金融緩和が遠のいたとの観測が高まり、上値の重い動きとなりました。24日に発表された7月米中古住宅販売件数が前月比▲27.2%と、市場予想を大幅に下回る弱い数字となると、一気に下値を試す展開となり、一時83.58円の安値まで急落しました。ただ、「日銀が追加金融緩和の検討に入ったほか、財務省が単独介入も視野に」との日経新聞の報道を受けて、市場では介入警戒感が徐々に高まることに。週末には、予想よりも強い4−6月期米GDP改定値をきっかけにショートカバー先行の動きとなり、ダウ平均が大幅に上昇したほか、「週明けにも日銀の臨時金融政策決定会合を開催で最終調整」との報道も買いを後押しし、一時85.46円の高値まで値を上げています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円  

週明けの為替市場では、ドル円は売られる展開となっています。日銀が、週明け朝9時から臨時金融政策決定会合を開催することを発表。日経平均が大幅に上昇したことを受けて一時85.91円の高値まで買い上げられました。ランチタイムには、日銀の臨時金融政策決定会合で「6ヶ月の新型オペを10兆円追加」することを、賛成多数で決定しましたが、市場からは「新型オペの30兆円への増額程度では、既に織り込み済み」との声も多く、結果発表後は値を下げる展開となりました。NY市場では一時84.50円の安値まで売り込まれています。市場では、引き続き下値を探る展開が強まっており、先週末安値の84.27円が目先の目処として意識されているほか、24日の年初来安値となる83.58円が重要なサポートレベルとなっています。市場では1995年4月19日の安値79.75円が視野に入ってきたとの声も聞こえ始めています。また、クロス円全般に「チャートの形が悪くなっている」との指摘もあり、下サイドの動きには注意したいところです。

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