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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

米国へ再び

更新日:2010年7月27日

先週は、再び米国の景気見通しに対する市場の思惑が相場を動かすことになりました。21日、22日の両日に予定されていた、バーナンキFRB議長の上院銀行委員会と下院金融サービス委員会での「半期金融政策報告」を直前に控えた20日のNY市場では、「追加金融緩和策が発表されるのではないか」との憶測が市場に駆け巡りました。WSJも関係者の話としてその可能性について言及。非常に具体的に「準備預金金利の引き下げ」が検討されているとの噂となります。

先週お伝えしたFOMC議事要旨でも明らかなように、「ある程度のデフレリスクが出てきた。多くのメンバーは、リスクは下振れ方向に転じたと見ている。見通しが著しく悪化した場合には、一段の金融緩和策が必要か検討すべき」と考えているFRBは、既に内部では「金融政策の方向転換」を進めていることは明らかなわけで、近い将来のMBS(モーゲージ担保証券)や国債の買い取り再開を視野に入れている市場参加者にとっては、「準備預金金利の引き下げ」という、一種の軽いジャブが議長自らの手で入ると考えても、全く不思議ではありません。

実際には、具体的な金融緩和策については、「来る時に備えて準備はしているものの、今すぐ実行するものではない」というもので、逆に市場参加者の流行文句となった感がある「unusually uncertain」という、かなり単純明快な、グリーンスパン元FRB議長であれば、決して使う事のなかったワードで、米国経済の現状を訴えかけました。一部からは、「表現があまりにも単純過ぎたゆえの深刻さ」を指摘する声も聞こえてきていて、要するに「米国民全てに理解させる配慮」をするほどの深刻さを問題視しています。

先週末に欧州銀行監督者委員会(CEBS)が結果を公表したストレステストの存在が、市場参加者を米国経済問題へのフォーカスから遠ざけていましたが、「前提条件が甘すぎてテストになっていない」との厳しい見方もあるなかで、「何とかテスト結果を公表出来た」というEUの体裁は保たれたわけで、「発表自体を評価」した市場は、再び米国へと戻りつつあります。

昨日は、シティとJPモルガンチェースが独自の「ストレステスト」の結果を発表しています。シティでは24行、JPにいたってはなんと54行が不合格となりました。満期保有を前提とした保有債券として、いわゆる「バンキング勘定」に計上している国債も査定に入れた結果ですが、公に結果が明らかになった後での「アナリスト達の当然の仕事」に対して、一喜一憂しても仕方がありません。市場参加者がカタストロフィを語ることは容易ですが、「結局は何とかなってしまうもの」というベテランディーラーの言葉が身に沁みます。

米国は、「unusually uncertain」の状況下で、オバマ政権は「輸出倍増計画」を遂行して、米国民を再び「根拠なき熱狂」の中に迎え入れる必要性に迫られていることを考えれば、自ずから「ドル安政策」というこの先の道筋が見えてくるような気がしています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は底堅い展開となりました。21日に行われたバーナンキFRB議長の上院銀行委員会での半期金融政策報告を巡って、追加の金融緩和政策が表明されるのではないかとの思惑が台頭。ダウ平均が急激に買い戻される展開となったことを受けて87.58円の高値まで上昇しました。実際の議会証言では、具体的な金融緩和策への言及が無かったほか、米国景気に対して「異常に不安定な状況」と予想以上に弱気な見通しを示したことから、86.34円の安値まで下値を試す展開に。ただ、16日の年初来安値を意識した買いが観測されたこともあり、86円台が次第に底堅い動きとなりました。週末には、欧州のストレステスト結果公表を受けて、ダウ平均が上昇。ドル円もつれて買われ、一時87.51円まで値を戻しています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円  

週明け早朝の市場では、ドル円は先週末の高値87.51円を上抜けて、一時87.78円の高値まで買われましたが、本邦輸出勢のクロス円の売りに押されて値を下げました。引き続き戻りの鈍い展開となっていますが、一目均衡表転換線が位置する87.38円が目先の目処として意識されているほか、昨日高値の87.78円が目処となっています。5月6日の安値87.95円や13日の安値88.02円も重要なレジスタンスレベルとなっています。下値では、先週末の安値86.34円や16日の年初来安値となる86.27円が意識され、86円台が底堅くなっていますが、市場では「86.00円から下のレベルではまとまった規模のストップロスが観測されている」との声も聞かれており、注意したいところです。いずれにしても、全般ドル売りの流れが続くなかで、じりじりと値を下げる展開を予想しています。

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