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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

あっけなく終わった

更新日:2010年6月29日

先週は、中国人民元を巡るPBoCの出方を探ることになりましたが、市場参加者からは「こんな茶番劇には付き合っていられない」とのお怒りの声が多く聞かれました。21、22日の2日間のPBoCのオペレーションをもって、もう少し「人民元をネタに一相場稼ごう」と思っていた向きの出鼻をくじいてしまったことで、それ以降は急激な市場からの関心度の低下に見舞われてしまいました。

週明け早朝の市場の反応は、全般的なドル売りで、人民元高への期待感からドル円や、ユーロドル、人民元の擬似通貨とまでいわれている豪ドル米ドルの動きが目立ちました。ところが、21日の人民元基準値は6.8275元と18日の基準値と変わらずの設定。市場はドルを買い戻します。その後、上海インターバンク市場でPBoCがドル人民元の売り介入を行って、冷やし玉を送り込みました。市場はこの動きにつれて、一転ドル売りで反応。「何をやっているのかわからない」相場展開となりました。翌日の22日には、基準値を6.7980元に設定しましたが、その後のインターバンク市場では、言うまでもなく、ドル人民元の買い介入を実施。市場のリアクションは、言わずもがなです。

たった2日間の「人民元主導相場」は、あっけなく終了となり、翌日からの基準値は、「とりあえずチェックしているだけ」と市場参加者に言われてしまう始末です。結局、「PBoCが人民元が上がることもあれば、下がることもあるという、柔軟性がある通貨であることを自作自演している」だけのことに、市場参加者は振り回されていただけでした。

本日29日の基準値も6.7901元に設定されましたが、こうやって少しずつ「人民元高」に誘導していくことで、米国議会が抱える時限爆弾のタイマーを「瀬戸際で押し止めている」ようですが、議会関係者から聞こえてくる声は「実際の結果が伴っておらず全く評価していない」で、タイマーの進行を一時停止することは出来ても、猶予が与えられていたタイマーの時間そのものを、まき戻す事は出来ません。

週明け28日の早朝には、G20の声明文やオバマ米大統領の記者会見の様子が伝わってきましたが、予定通り声明文には「中国を名指ししての非難」は盛り込まれませんでした。ただ、サルコジ仏大統領が「中国は声明で人民元についての言及を望まなかった」と口を滑らしていることからも明らかなように、「声明文に入れるかどうかの議論があった」ことだけは事実です。

それにしても、世界中がお祭り騒ぎとなっているW杯。今回ほど、現在の国力や経済状況を如実に反映しているのも珍しい現象です。FIFAランキング12位の強豪ギリシャが、成す術なく予選リーグを敗退したのが象徴的でしたが、PIIGSの一員であるイタリアが、前回優勝国の面影無くピッチを去っていったのも、無関係とはいえません。フランスの醜態は目を覆うものがありましたが、エコノミークラスで帰国したアンリを捕まえて、サルコジ仏大統領が事情説明を求める様は、W杯が国の威信をかけた戦いであることを物語っています。一方で、昨日王者ブラジルに敗退した「チリ」が、予選リーグの一戦目にホンジュラスに勝利した16日、ムーディーズがチリをA1からAa3に格上げした事実は、決して偶然とはいえません。

週末のG20では、オバマ米大統領は米国がガーナに敗退した試合を観戦。メルケル独首相とキャメロン英首相に至っては、会議を中抜けしてまで「世紀の一戦」を後半から観戦しています。誰の目にも明らかな誤審に対しては、メルケル独首相が勝者の余裕からか、陳謝する場面もあったようで、サッカー外交も繰り広げられました。

今夜はポールソン前米財務長官のように、日本中「眠れない夜を過ごす」ことになりそうですが、試合結果をそういった観点から一歩下がって考察してみるのも面白いかもしれません。「スペインVSポルトガル」はどちらも首をひねってしまいますが、まあ、まだポルトガルのほうがましです。経済状況から言えば。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円  ユーロスイスフラン

先週は、ドル円は売られる展開となりました。中国人民銀行(PBoC)が週末に「人民元相場の弾力的運用」を表明。事実上のドルペグ制廃止となったことから、週明け早々に90.01円まで売り込まれましたが、NY市場ではショートカバーから一時91.48円の高値まで買い戻されました。ただ、22日の5月米中古住宅販売件数、23日の5月米新築住宅販売件数が、揃って市場予想を大幅に下回る弱い結果となったことを受けて売りが強まる展開となり、週末には一時89.21円の安値まで下落しました。日本時間24日未明に公表されたFOMCの声明文では、米国経済に対する総括的見通しを弱めたことから、米早期利上げ観測が大幅に後退。米長期金利の低下も手伝い、ドル円の売りを後押ししています。

また、SNBの声明文で介入警戒感が薄らいだユーロスイスフランは、引き続き下値を試す展開となり、週末には一時1.3456スイスフランとユーロ導入以来の安値を更新しました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円  

週明けの東京市場では、ドル円は売りが先行しています。先週末から90円台が重い展開が続いており、引き続き戻りを売っていきたいところです。月末とあって、本邦輸出勢からの売りが強まる可能性も高く、まとまったフローには注意しています。本日は一時88.84円まで下落していますが、5月6日の安値87.95円の安値が視野に入ってきています。このレベルNY時間安値からの戻り高値である89.52円が目先の目処として意識されているほか、先週末高値の89.78円がレジスタンスレベルとなっています。この年初来安値を下回ると、ストップロスが集まってきており、思わぬ円高局面となる可能性も高まっています。市場では、先週末からオプションのリスクリバーサルが大幅にドルプット円コール方向に拡大しているほか、22日現在のCME通貨先物で投機筋のポジションが3680枚の円ショートから3630枚の円ロングに久しぶりに転換しました。それほど値動きのないドル円相場ですが、水面下では静かに、着実に「事が進行している」ようです。

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