FXなら安心と信頼のFX|セントラル短資FX

  • 法人のお客さま
  • サイトマップ
  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
  • 推奨環境
  1. セントラル短資FX
  2. マーケット情報
  3. マーケットビュー
  4. 2010年バックナンバー
  5. 和田仁志が斬る、相場のセンチメント

マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

まだまだ続く

更新日:2010年6月8日

先週も、市場のユーロドル売りは収まるところを知りませんでした。中国国家外為管理局(SAFE)による、「欧州債券投資見直し」議論を巡るドタバタ劇は、31日の英、米市場休場という、ある意味では「緩衝材」となる束の間の休息を挟んで一段落つくはずでしたが、英国の休日に出された「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングのクロス円の売り」が、休みモードの市場をかき乱すことになりました。

ロンドンフィキシングと一言で言っていますが、実はこのレート、ファンドの調査会社である「VMカンパニー」が公表している「VMレート」のことを指しています。英国、米国、ドイツの主要3市場が休場の時のみ、このレートは発表されませんが、5月31日のようにドイツ市場がオープンしていれば、通常通り「フィキシング」を使ったフローは出てくることになります。

今年に入ってアイルランド政府に国有化された、アングロアイリッシュバンクに対して、「20億ユーロの追加融資が実施された」との報道も手伝って、「危機モード」の欧州金融市場にとっては、バンクホリデーも、メモリアルデーも関係なく、相場を動かす事になりました。市場参加者の中には、「ロンドンフィキシングなんてあるわけない」と思っていた向きも多く、24時の急落はちょっとしたパニックとなりました。

そのほかでも、「フランス格下げの噂」や、週末はソシエテジェネラルのデリバティブ取引での巨額損失報道や、ハンガリーのデフォルトを示唆する首相報道官からの発言など、ユーロドルの戻り局面を狙ったかのような売り材料が目白押しとなっています。

そして、忘れてはならないのは、市場は必ず上値で「大口の売り」に頭を押さえられているという事実です。5月28日の1.2454ドルをつけた局面では、あれほど欧州投資見直しの報道を否定していた、張本人のソブリンファンドが大量に売っていたことは周知の事実ですが、1日にも1.23ドル台への戻りを執拗に売っていたのは、同様のソブリンでした。市場参加者からは「1.24ドル台で3000本(1本は100万通貨)以上の買いが出たが、全部飲み込まれた」との声も聞かれているわけで、金融資本の動く時のダイナミックな一面をうかがい知ることが出来ます。先週から、後々でほとんどが否定されてはいるものの、中国、イラン、UAE、エジプトなど、とにかくソブリンのユーロ圏への投資見直し報道が相次いでいます。

彼らにとっては、公にその事実を認めることは「ユーロ資産の目減り」を促してしまうわけで、「持つ者の悩み」を常に抱えています。そうかと言って、膨大に膨れ上がったユーロ圏資産のポートフォリオを、ある水準以下にまで落とす必要性が出てきていることも事実です。もともとの力勝負では相手になりませんが、こういった動きの裏を狙うことは十分に可能です。その場合、為替市場ばかりをフォーカスしているだけではダメで、株式市場はもちろんのこと、債券市場、ひいてはコモディティ市場の動きも併せて注視していかなければなりません。昨日もNY金先物市場が急騰しましたが、その裏には「中東のソブリンがユーロを売って、金を買っている」可能性も十分にあるわけで、PCのモニターがいくつあっても余る事はありません。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル  

先週は、ドル円は行って来いの展開となりました。週明けは英、米国が休日となったこともあり、様子見の動きが強まりましたが、2日に鳩山首相が辞任したことを受けて、海外勢中心に買いが先行。目先上値の目処とされていた、一目均衡表雲の中に入り込んでいく動きとなりました。菅直人新首相が誕生したことを受けて、「円安誘導されるのではないか」との思惑が強まり、一時92.89円の高値まで値を上げる場面もみられました。ただ、週末発表された5月米雇用統計で、NFP(非農業部門雇用者数)が市場予想を大幅に下回る弱い数字となったことから、一転売りが強まる展開に。一時91.42円まで売り込まれています。ユーロドルも、SNBによるユーロ買いスイスフラン売り介入が後退したとの観測が高まったことを受けて下落。ハンガリー首相報道官が「デフォルトとの噂は大げさではない」と発言し、ハンガリー経済の危機を表明したことも売りを後押し、一気に1.1955ドルの安値まで値を下げています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル  

週明けは、ユーロドルが弱含んでいます。早朝から先週の安値を下抜けて売られ、一時1.1876ドルの安値まで下落しました。ドル円は92.10円を付けたあと、90.97円まで下押ししました。日経平均が400円近い下落となったことを受けて、クロス円中心に売りが強まりましたが、欧州市場にかけてショートカバー先行の動きとなりました。ユーロドルは、1.1968ドルまで戻り高値を試したものの、1.2000ドルを意識した戻り売りに押されたほか、ダウ平均が引けにかけて100ドル以上の下落となったことを受けて、再び下値を試す展開となりました。本日のアジア市場では、「一部本邦機関投資家のクロス円の買い」が観測されたことから、下値が堅い展開となっていますが、根本的な売り要因は排除されておらず、引き続き戻りを見極めて売っていきたいところです。上値では、1.20ドル台から断続的にまとまった売りが観測されています。1日安値の1.2110ドルが重要なレジスタンスレベルとして意識されています。下値では、昨日安値の1.1876ドルがとりあえずの目処となっていますが、この水準を下回ると1.18ドル台前半にかけてストップロスが集まってきています。市場では「2005年11月15日の安値1.1640ドルを目指す動き」との声も多く聞かれています。

メルマガ無料配信中!

メルマガの配信をご希望の方は右のボタンより登録ページへお進みください。

マーケットビュー メルマガ登録

セントラル短資FXで取引をはじめる 当社でお取引をご検討の方

無料セミナ―を受講する

セントラル短資FXが提供する無料セミナー

「マーケットビュー」執筆陣も出演中。外貨投資の基本からFXのトレードテクニックまで各種セミナーを開催しています。

取引をはじめる

オンラインでスピード口座開設 最短翌営業日で開設

口座開設

!
  • ※当社による情報サービスは、お客さまの投資判断に当たって参考となる情報の提供を唯一の目的としており、断定的な判断の提供や特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
    当社および情報提供者は、情報の正確性、完全性、適時性等を保証するものでは一切なく、情報の内容を予告なく変更する場合があります。また、当該情報の利用によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負うものではありません。投資の最終判断は、お客さま自身で行ってくださいますようお願いします。
    当社が提供する情報の著作権は、セントラル短資FX株式会社または情報提供者に帰属します。当社の事前の承諾なく情報の全部または一部を引用、複製、転送などにより利用することを禁じます。
マイページログイン
口座開設
わからないことは
0120-30-8806 携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
ご利用いただけない場合 03-6833-0250

受付時間:午前07:00〜午後09:00(平日)
※口座開設をご検討中のお客さまは
午前08:00〜午後07:00(平日)