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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

金融危機モードへ再び

更新日:2010年6月1日

先週の市場の「流行」は、何と言っても「スペイン」でした。このところずっと注目度NO.1だった「ギリシャ」から主役の座を奪い取り、一躍市場参加者の注目を集めることになりました。週末の貯蓄銀行「カハスール」が中銀管理下に置かれたニュースは、米国で毎週起きている、ただの地方銀行の破綻とは違って、スペイン金融市場全体の問題として認識されています。そうは言っても、FDIC(米連邦預金保険公社)の「銀行破綻リスト」には、5月28日現在で既に78行がリストアップされています。

今回の件は、経営陣が「他のカハとの事業統合を拒否した」ことが主要因となっていますが、スペインでは「その他でも、カハの不良資産処理のためには整理統合が不可避」となっているわけで、「大手金融機関であるBBVAグループ(バンコビルバオビスカヤ)がCP市場で10億ドルの資金調達が困難な状況となっている」との具体的な話まで飛び出す始末で、週末には「フィッチがスペインをAA+に格下げ」したことが明らかにとなり、とどめを刺されたかたちとなりました。一部からは「スペインがそもそもAAAだったことのほうがおかしい」なんていう、あまり大きな声では言えないものの、誰もが思っている声も聞かれてきています。

週明けの欧米市場が3連休となったことから、ユーロドルは様子見の展開に終始していますが、「これでスペイン問題が片付いたわけではない」ことは明らかで、「ドル資金調達不足」という根本的な問題は続いています。ガイトナー米財務長官が、米中戦略経済対話から直接米国に帰国せず、北京から急遽訪欧したことで、トリシェECB総裁や、ショイブレ独財務相に「特別なドル供給といったお土産を持って行った可能性もある」なんていう、穿った憶測も出てきており、不透明感という観点からいえば、「まだまだ暗中模索」の状況です。つまり、民間金融機関同士でのクレジットに支障をきたしているわけで、各国中銀も一気に「金融危機終了による出口戦略模索モード」から、「新たな金融危機モード」に逆戻りをしていることがわかります。

中国が5月中にも人民元を切り上げるとの観測が高まっていたにもかかわらず、一部からは「米中間で、切り上げの期限を今年いっぱいに延長させた可能性もある」との声が聞こえてきているのも、こういった背景があるからに違いありません。本日予定されているBOC(カナダ中銀)の政策金利の発表も同様に、BOC自身がFRBとの「ドルスワップ協定」を再締結しているなかで、政策金利の引き上げを断行できるのかどうかが見ものです。G7で最初の「勝ち組」となるであろうカナダですが、市場状況は24時間常に変化していて、本当に「昨日の事がずっと昔のよう」な錯覚にとらわれる事もしばしばです。

ユーロドルは、これだけの悪材料が出たにもかかわらず、一時1.2154ドルの安値まで売り込まれたにとどまり、5月19日の安値1.2143ドルを下抜けることに失敗しました。市場では「意外と底堅いユーロドル相場を嫌気した買い戻し」も観測されていますが、「とりあえずの仕切り直し」程度にしか、今のところ認識は変化していません。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル  

先週は、ユーロドルが安値圏での神経質な展開となりました。週末にスペインの貯蓄銀行「カハスール」がスペイン中銀の管理下に置かれたことが嫌気され、売りが先行する動きとなりました。「欧州金融機関が再びドル資金不足になっている」との信用問題もクローズアップされたことも売りを後押し。FTに「中国国家外為管理局(SAFE)が欧州債の保有を見直している」と報じられたことを受けて、一気に1.2154ドルの安値まで売り込まれる場面もみられました。安値では、5月19日の安値1.2143ドルが意識されたほか、中国当局から「欧州への投資は継続する」などと、FTの報道を否定する発言が相次いだこともあり、週末にかけては買い戻す動きとなりました。ただ、フィッチがスペインを格下げしたことなどを受けて、再び売りが強まる展開となり、1.22ドル台半ばまで下押ししています。ドル円は、週末にかけて200日移動平均線や一目均衡表雲の下限などが上値を押さえる結果となり、91円台半ばまでショートカバーが進んだものの、戻り売りも強い動きとなっています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル  

週明けは、英国がバンクホリデー、米国がメモリアルデーの休日とあって、全般様子見の展開となっています。昨日の海外市場では、1-3月期カナダGDPなどが市場予想を上回る強い数字となったことを受けて、カナダドル円が買われる場面がみられたものの、ロンドン16時の(日本時間24時)のフィキシングにかけてはクロス円の売りが観測されました。ただ、その後は目立ったフローもなく引けています。ユーロドルは、5月19日の安値1.2143ドルと5月27日の安値1.2154ドルでダブルボトムをつけたかたちとなっていますが、先週末の戻り高値1.2454ドルがレジスタンスレベルとして重要視されています。また、5月19日の高値1.2673ドルも重要な戻りの目処となっており、引き続き戻りを見極めて売っていきたいところです。欧州金融市場における信用収縮問題は、未だ解決の糸口は見えていません。また、市場参加者からは「週末の5月米雇用統計のNFPの予想が50.8万人と大幅増加となっており、非常に注目している」との声も聞かれていますが、「政府臨時雇用者の増加分がどの程度になるのか不透明」な状況です。

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