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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

根回しもネーキッド

更新日:2010年5月25日

先週は、ドイツがやや暴走気味に決定した「ネーキッド取引の禁止」、つまり欧州国債や国債CDS、さらには10の金融機関株式を対象にした「現物の裏付けのない取引の禁止」が、市場参加者に様々な疑惑を生ませてしまいました。ラガルド仏財務相が、「ドイツの一方的な取引禁止には同調出来ない。非常に遺憾である」とかなり強い口調で非難したように、ドイツが他の主要国に一切の根回しをすることなく、「寝耳に水」であったことがわかります。英FSAも「有効であると判断すれば、採用する」と、この禁止令を「正直、迷惑」といった、あくまでもネガティブな態度で貫きました

メルケル独首相は、ネーキッド取引を禁止した後も、全く悪びれる様子もなく、翌日の議会演説で「ユーロは非常に危険な状態にある」と繰り出します。「EUは1957年のローマ条約以来最大の試練」と最大限の危機を煽ったかと思えば、「ユーロ圏での秩序あるデフォルトの可能性を検討する」と、あたかもギリシャのデフォルトを念頭に置いた発言へと続きます。追い討ちをかけるように、「トラブルを抱える銀行を再編し破綻させるルールが必要」と訴えかけました。

市場参加者からは、当然のように「なぜ、これほど一方的に、突然禁止しなければならないのか、その必要性がどこにあるのか」との疑問が沸いてくるわけで、その疑念がメルケル発言を受けて、「きっと大きな金融機関の破綻が免れないことになっているのかもしれない」との噂を産むことになりました。特に債券市場では、週末この話題で盛り上がっていたようで、為替市場以上に緊張した週末を迎えることになりました。ただ、実際に明るみになったことは「スペインの貯蓄銀行cajasurを公的管理化に置くこと」のみで、大きな金融事故につながることにはなりませんでした。

ただ皮肉なことに、「ネーキッド取引の禁止」が、ファンド勢をはじめとする投機筋のポジションを閉める動きにつながったことも確かで、ユーロオージーなどのユーロクロスのショートポジションのまき戻しも同時に起きてしまいました。市場参加者からは「CDSなどのプライス自体が提示できない状況」との声も聞かれています。対円でみていると、オージー円などの急落が目に付きますが、ユーロオージーの2日間の買い戻しが1100ポイント以上だったことと比較すれば、あまりにも小さな動きに思えてしまうのも怖い気がします。

今週は、少々落ち着いて欲しいとの「希望的観測」も出てはいますが、実際は「未だに落ち着く気配はない」のが事実で、目先の株価に振り回されながらの展開となっています。常に心がける必要がありますが、「リスクとリターンのバランス」が重要です。GWを境にして、市場のリスク、つまり市場のボラティリティや危なさは増大の一途を辿っているなかで、リターンのバランスを崩していては元も子もありません。例えば、リスクが大きくなればなるほど、キープするポジションを減らして取引するのが原則ですが、こういった「一番基本的なリスクマネージメント」さえも、なかなか徹底するのは難しいものです。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル  

先週は、ドル円は大きく売られる展開となりました。前週末の終値で、一目均衡表雲の中に入り込んできたことから上値の重い展開となりましたが、ドイツ金融監督庁(BAFIN)が欧州国債や国債CDS、さらには10の金融機関株式を対象にネーキッド取引(現物の裏付けのない取引)の禁止を表明。フランスなど、他の欧州各国から非難の声が高まるなど、EU内での亀裂が嫌気されたことで、クロス円中心に下値を試す動きが強まりました。20日には、豪ドル円などで本邦個人投資家のまとまった規模のストップロスをつけるかたちで急落。クロス円が全面安となる中で、ドル円は一時88.95円の安値まで売り込まれました。ダウ平均も一時350ドル以上の急落となっています。市場では、「これまでのユーロショートポジションを縮める動きが加速した」との声も聞かれており、ユーロオージーやユーロスイスフランなどのユーロクロスも大きく買い戻される動きとなっています。ファンド勢などが規制強化を受けて、目先のポジションを一気に閉めに動いたことで、それぞれの通貨間で複雑な動きとなっています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル  

週明けのユーロドルは、売られる展開となっています。週末まで、短期投機筋からユーロクロスのショートを縮める動きが目立ちましたが、スペインの貯蓄銀行「カハスール」がスペイン中銀の管理下に置かれた上、その他4行の「カハ」が事業統合することが明らかになったことを受けて、「新たな金融危機に備える動き」との憶測が高まった事もあり、再び下値を試す展開となっています。1.24ドル台には既に「ソブリン系ファンドの売りが観測されている」との声も聞かれており、売り圧力が強まっています。19日の安値1.2143ドルを試す動きが予想されます。

ドル円は、6日の安値87.95円が下値の重要な目処となっていますが、その手前で20日の安値88.95円が意識されています。市場では「88円台後半からストップロスが観測されている」との声も聞かれおり、クロス円中心に下方向のケアが必要でしょう。一方、上値では週明け早朝の高値90.75円が目先の目処として意識されているほか、200日移動平均線が位置する91.06円がレジスタンスレベルとなっています。

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