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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

裏話ばかりで

更新日:2010年5月18日

先週は、週末から12時間に及ぶ「EU緊急財務相会議」が、7500億ユーロという「EU安定化メカニズムの創設」を決定しました。この週末の緊急会議は、ほんの数日前に「議論すらしていなかった」ECBの国債買い取りまでをも決意させ、とにかく「全く機能しなくなった欧州債券市場」を落ち着かせることには成功しました。ギリシャ、スペイン、ポルトガル国債市場が非常に堅調な動きとなりましたが、各国中銀がこれら「ジャンク債」や「ジャンク債レベルと同等」の国債を連日買い取っていたことによるものであることは、誰の目にも明らかでした。その後のユーロドルが急落しているように、トリシェECB総裁は、自身の威信ばかりか、ECBの尊厳、ひいていえば「ユーロという通貨の本源的価値」を毀損せざるを得ないほどの、「窮地」だったことが分かります。

ところで、この「緊急会議」を巡っては、後ほど否定などされてはいるものの、様々な裏話が飛び込んできています。救済に最後まで反対していたドイツでしたが、「ウェバー独連銀総裁を次期ECB総裁候補へ推薦するとの密約説」は、独ローカル紙がすっぱ抜いたニュースでした。ECB総裁という名誉ある職をドイツから出すことに、どれほどの価値があるのかは、EU圏の彼らにしか理解できないことではありますが、「あってもおかしくない話」が市場参加者の話題となりました。また、こちらは為替相場を大きく動かすことになりましたが、「サルコジ仏大統領が、ドイツなどが救済策で妥協しないのであれば、ユーロ圏脱退も考える」と脅しをかけたとのスペイン地元紙のリーク記事も圧巻でした。市場はユーロドルの売り浴びせに動いたわけですが、仏政府報道官まで引っ張り出して、「言った、言わない」のゴタゴタ劇となっています。

これだけでも、今回の緊迫した12時間がどれほど切羽詰っていたを理解することが出来ますが、一番市場参加者を驚かせているが、「米国介入説」です。「7500億ユーロ」との巨額の数字は、実は「米国サイドからの強い要請によって決定された」というものですが、米国が直接財務相会合の場に電話をかけてきて要求したとされています。電話の主は、「ガイトナー米財務長官か、サマーズNEC議長か、もしかするとオバマ米大統領の可能性もある」とのことで、米国としても「自国の金融市場への波及を最小限に抑えたい」ために、中途半端な数字を繰り返すEUに対して、「市場をサプライズさせる数字」を要求したのではないかとの思惑が台頭しています。その裏には、実は6日のNY株式市場の1000ドル安という暴落劇も関係しています。「millionとbillionの数量を誤発注した」ということで、一旦は市場を納得させているSECですが、発注したとされるシティは、「未だにその誤りを認めていない」ばかりか、「本当の発注だった」可能性が高まっているわけで、それだけ「米ドルが必要な緊急事態となっていた投資家がいた」ことになります。米国サイドからは「米ドルスワップ協定をすぐにでも再開させる」ことを確約すると同時に、今回の7500億ユーロという巨額の数字が要求されたとすると、全て辻褄をあわせることが出来ます。

ただ、現在問題となっているのは2500億ユーロを確約したIMFです。ストラスカーンIMF専務理事がその場で独断で決断してしまったかたちとなっているわけで、IMF理事会などの複雑な手続きを進めることが出来るのかどうかが焦点となっています。もともと各国の拠出金で成り立っているIMFが、予算が無い上での安定化メカニズムへの参加で、明らかに「加盟国への巨額の追加拠出金」を要請するしか方法はありません。非常に不思議なことですが、「7500億ユーロ」のとてつもない数字を要請した米国が、「返済見込みのない国へのIMF融資に反対する法案」を上院が本日可決しています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル  

先週は、ユーロドルが大きく売り込まれる展開となりました。週明けに明らかになった、EUとIMFによる7500億ユーロ規模の「EU安定化メカニズム」の構築を受けて、一時1.3095ドルの高値まで買い戻されましたが、ムーディーズによるギリシャソブリンのジャンク債級への格下げ見通しの表明などを受けて、戻りを売る動きが強まりました。主要国中銀による「米ドルスワップ協定」の再締結など、相次ぐ市場安定へ向けての対策が講じられていますが、市場では「目先の流動性は確保出来たとしても、長期的な財政問題は全く解決出来ていない」との声も多く、戻った局面では必ずソブリン系ファンドなどからの売りが執拗に観測され、一段と下値を探る展開となりました。週末には、G7緊急電話会議の開催が明るみになったことで、一旦は買い戻される場面もみられたものの、「何の決定事項もない」ことが報じられると、一時1.2354ドルの安値まで売り込まれています。ドル円は終始クロス円の動きに左右される展開となりましたが、93円台の上値が非常に重くなってきたことから、週末には91.80円まで値を下げました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル  

週明けのユーロドルは、日経平均、上海株式市場などのアジア株式市場の急落を受けて下落。市場参加者が非常に重要なサポートレベルとして意識していた2008年10月28日の安値1.2329ドルを下抜けて、ストップロスを巻き込んで下げ足を速める展開となりました。一時1.2234ドルの安値まで売り込まれています。ただ、欧州株式市場が堅調な動きとなったことから、一時1.2415ドルまで買い戻される場面も見られました。ただ、1.24ドル台での戻り売り意欲は非常に強く、引き続き「ソブリン系ファンドの売りが観測されている」との声も聞かれており、戻りを見極めて売っていきたいところです。市場では、チャートが抜けてきたことで「2005年11月15日の安値1.1640ドルを目指す動き」との少々気の早い声も出始めています。

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