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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

勝ち組への仲間入り

更新日:2010年4月20日

先週は、中国が人民元の引き上げを行わなかった代わりに、一足お先にシンガポールが事実上の通貨切り上げを断行しました。14日に公表された1-3月期GDPは前期比年率換算で32.1%と、市場予想をほぼ倍増した数字となりましたが、好調な経済回復を受けて金融政策を引き締め気味に舵を切ったわけです。シンガポールは、いわゆる政策金利(日本ではオーバーナイト無担保コールレート、米国ではFF金利)での金融調整を行っていない珍しい国の一つですが、NEER(Nominal effective exchange rate)と呼ばれる名目実行為替レート(物価調節前)の取引バンドを設定することにより調節を行っています。

具体的には、様々な通貨での対シンガポールドルのレートを、それぞれの比重にあわせて2008年10月を100として指数化し、その上下1.5%をバンドに設定しています。従って98.5から101.5までを容認した取引バンドとなりますが、最近は上限に張り付いた状態となっていたほか、予想以上の経済状況の好調さとインフレ懸念が高まったことを受けて、現在の上限(101.5)を中心とする新たな取引バンド、つまり100.00から103.00のレンジに上方シフトしました。さらに、上方向へのシフトの可能性も示唆していて、結果的には金融引き締め、いわゆる事実上のシンガポールドル切り上げとなりました。

ドルシンガポールドルはこの発表を受けて、1.3932SGDから1.3730SGDまでのちょうど1.5%の下落となっています。市場参加者からは「豪州と同じく、金利を引き上げることが可能な国として、勝ち組みの仲間入り」との声も聞かれていて、アジア市場では非常に大きなニュースとなりました。本日発表されたRBA(豪中銀)の議事要旨(6日分)でも、「一段の金利引き上げが必要である可能性があり、金融調節を遅らせないことが重要」との明確な姿勢が明らかになっていますが、益々「負け組」との格差は開くばかりです。

中国では、シンガポールが自国通貨の切り上げを行った翌日の15日に、同じく1-3月期GDPを控えていた事から、「15日にも人民元切り上げか」との憶測が急速に高まったことは、ある意味当然のこととも言えます。「シンガポールの銀行が、顧客向けに中国が預金準備率を本日引き上げるとのメールを配信した」との、いかにもありがちな、もっともらしい噂が出回ったのも、その日の夕方のことでした。

結局15日木曜日にも、毎週末噂になる16日金曜日にも、中国が行ったアクションは「住宅購入時における様々な融資規制」にとどまったわけで、市場では「5月15日の土曜日に切り上げを断行する」なんていう話も出てくる始末で、先月末から続く人民元切り上げの「Xデー当て」競争に、いささか食傷気味といったところです。

切り上げをはじめとする中国の為替政策シフトに対しては、米中政府間のコンセンサスはほとんど出来上がっていると言われているために、いつやっても「誰も驚かない」市場環境ですが、そうは言っても、短期的な乱高下は避けられないわけで、とにかくストップロスだけは常に置いておくという心構えだけでも、最終的な収益は違ってきます。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円  

先週は、ドル円は売られる展開となりました。13日のアジア時間では、92.50円にまとまったストップロスが観測されていたことから、市場が突っ込んで売り込んだものの、民主党のデフレ脱却議員連盟がマニフェストへの要望書において、「購買力平価の1ドル=120円程度のドル円相場に落ち着かせる」ことを要請したことが明らかになったことで、93円台半ばまで買い上げられる場面もみられるなど、93.00円を挟んで目先の材料に一喜一憂する展開となりました。ただ週末には、4月米ミシガン大消費者態度指数が市場予想を大幅に下回ったほか、米証券取引委員会がGSをCDO取引を巡る詐欺で提訴する方針であることが伝えられたことで、一気に売りが強まる動きとなり、一時91.90円の安値まで値を下げています。クロス円も軒並み下落。ユーロ円は一時123.86円、豪ドル円は一時84.94円の安値まで値を下げました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円  

今週の東京市場では、ドル円は週明け早朝の取引から週末の安値91.90円を下抜けて下落。一時91.60円の安値まで売り込まれました。ポンド円などクロス円を中心にした売りに押されました。ポンド円は一時139.39円、豪ドル円は一時83.94円の安値まで急落しました。欧州からもGSを巡る取引に対する調査を強化することが伝えられ、アジア時間には市場全体にリスク回避モードが広がりました。ただ、NY市場に入ってからは「米証券取引委員会がGS提訴の決定に際して、3対2の僅差となり内部での意見対立があった」ことが明らかになったことを受けて、ダウ平均が上昇。GSの株価もプラスに転じたことなどから、ショートカバーで買い戻されています。本日は、ゴトー日とあって仲値に向けての買いが強まったことで、一時92.71円の高値まで上昇していますが、一目均衡表転換線が92.69円に位置していることから、一旦は戻りを売ってみたいところです。上値では16日の高値93.15円がレジスタンスレベルとなっています。9日の高値93.79円も重要な戻りの目処として意識されています。下値では、昨日安値の91.60円が目先の目処となっていますが、200日移動平均線が位置する91.36円が非常に重要なサポートレベルとなっています。今週は、週末にG20 財務相中央銀行総裁会議、IMF年次総会、G7財務相中央銀行総裁会議、IMFC(国際通貨金融委員会)と重要な国際会議が続いて予定されています。世界経済の不均衡問題に絡んだ人民元問題もクローズアップされており、注意が必要です。

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