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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

とりあえずやめておく勇気

更新日:2010年3月2日

市場関係者が先週最も期待していたのは、24日設定予定の大型外貨建て投信でした。エマージング通貨のクロス円がまとまった規模で出されるのではないかとの憶測が飛び交い、1週間ほど前からクロス円が堅調に推移していたのも、こういった期待が根底に流れていたという事実を無視することはできません。通常は、設定当日に買いが出ることは確かですが、あまりにも周りが期待していると、前日までに既に大部分を手当てしてしまっていて、肩透かしを食らうケースもあります。

今回のケースでは、この期待されていたエマージング通貨が2日前から大きく売り込まれることになりました。トルコでの反政府指導者の逮捕、いわゆる反イスラム主義者48人をクーデターを計画したとして一掃する騒動が勃発。そのうち12人は軍主要幹部であったことも明らかになっています。

ギリシャ問題が依然としてくすぶっているなかで、こういったトルコの政情不安が台頭したことによってトルコリラやブラジルレアル、南アランドなど、まさに注目の投信設定で予定されている通貨の売りが強まる展開となりました。実にタイミングの悪い事件が勃発したことで、市場参加者の「24日まではクロス円のロングは大丈夫」とのポジショントークは、苦しさを増すことになります。

投信設定などには、それぞれ誰もが認識できるベンチマークが必要ですが、その値決めにおいては東京の仲値(9時55分)やロンドン8時(日本時間17時)、さらにはロンドン16時(日本時間25時)のレートを使うケースが多く、その時間に向けて毎日何らかのフローが出ていることは認識しておく必要があります。ただ、先週の24日のように実際の応募額が市場参加者の予想を大幅に下回った場合など、明らかにその後はクロス円やドル円が売られるという時間的要因からの売りとなるものです。実際に集まった総額は、各通貨ペアごとの予定額となっていた1200億円程度。しかもそのうち800億円がブラジルレアル円という、偏った結果となりました。東京が競って負けた2016年のオリンピックが開催されることも、個人投資家の興味を誘ったのかもしれません。

設定日前日の早朝に、「明日までは投信の設定があるからなあ、もうちょっと我慢しようか」と言っていた同じディーラーが、翌朝には「あれ、まだロング持ってるの?ちょっとやばそうだったから、昨日やめておいて正解だったよ」と、平気で言ってのけていましたが、目の前の相場の変化に対しては、それくらいの「割り切った浮気心」を持って対処しなければなりません。

相場をみていく中で、あまりはっきりした理由はないのですが、「なんだか気持ち悪いな」とか、「なんだか気になって仕方ない」とかの胸騒ぎがしたときは、「とりあえずやめておく」決断が必要となってきます。市場では、「ああ、あの時○○していればなあ」との「たられば」が語られることが多いのも事実です。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円  

先週は、ドル円は下値を試す展開となりました。週明けから一目均衡表雲の中に再び入り込む状態となったことで、全般利食い売りムードが高まるなか、2月米消費者信頼感指数が市場予想を大幅に下回ると売りが強まる展開に。24日にはバーナンキFRB議長が下院での議会証言を行ない、「長期に渡る異例の低金利継続」を改めて表明し、「公定歩合引き上げが金融引き締めのシグナルではない」ことを確認したことを受けて、88.80円まで下落しました。週末には、10-12月期米GDP改定値が上方修正となったにもかかわらず、1月米中古住宅販売件数が予想に反して大幅な減少となると、再び安値を更新することに。ドル円は一時88.74円の安値まで売り込まれました。

市場参加者からは、「バーナンキFRB議長の議会証言や相次ぐ地区連銀総裁の発言を受けて、年内の金利引き締めは期待できない」との声も聞かれて、次第に頭の重い展開となってきています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円   

週明けの東京市場では、ドル円は早朝の取引で一時88.70円と先週末の安値を下抜けて売られましたが、海外市場ではユーロドルの下落につれるかたちで89.49円まで値を上げました。ただ、先週末から終値ベースで3日間続けて一目均衡表の雲を下回って引けてきていることから、下サイドの圧力は強まっています。引き続き戻りを見極めて売っていきたいところです。一目均衡表雲の下限が89.28円に位置しており、上値の目処として意識されています。また、昨日高値の89.49円や2月26日高値の89.51円もレジスタンスレベルとなっています。

市場では「90円台前半までは売りが断続的に観測されているが、売りオーダーのレベルが全体的に下がってきている」との声も聞かれています。一目均衡表転換線が90.44円に位置しており、上値の転換ポイントとなっています。下値では、昨日安値の88.70円が目処となっているほか、4日の安値88.55円がサポートレベルとして意識されています。また、11月27日の安値84.82円から1月8日の高値93.78円のフィボナッチ38.2%が88.24円に位置しており、重要なポイントとなっています。

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