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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

頼まれていない救済

更新日:2010年2月16日

先週は、ギリシャの救済策を巡るゴタゴタに市場参加者は振り回されたといっても過言ではありません。カナダでのG7秘密会議を終え、トリシェECB総裁がRBA50周年記念式典出席のために、シドニーを訪れていた事など、ほとんどの市場参加者が知るはずもなく、いきなり流れたヘッドライン「トリシェECB総裁が予定を1日前倒しして帰国する」は、しばらくの間消化するのに時間がかかりました。

「なんだ、シドニーにいたのか」との声と共に、「予定を前倒ししなければならない事態になっているかもしれない。ECBの緊急理事会の開催か」などの思惑から、一気に市場は盛り上がることになりました。11日のEU首脳会議出席のための技術的な変更というのが本来の理由でしたが、実際の首脳会議が行なわれるまで、ギリシャ救済問題に絡む要人発言などに、市場は一喜一憂することになります。先週のドル円が蚊帳の外におかれていたのも、致し方のないことかも知れません。

ところで、今回の一連のギリシャ支援を巡る欧州内部での葛藤は、ドイツ、フランスを中心とするユーロ圏16カ国と、イギリスなどを中心とするEU内の非加盟国との対立が大局観としてはあります。英国は、ギリシャの影響がその他の国に波及するのを恐れて、IMF主導の救済を主張している一方、IMFの干渉をなんとしても避けたいユーロ圏としては、ユーロ圏自身での救済策にこだわりました。

そして、事態を複雑にしていたのが、ユーロ圏16カ国内でさえも、意見の統一が難しかったことです。メルケル独首相とサルコジ仏大統領が奔走し、ギリシャへの「ローンファシリティの創設」や「ギリシャ国債の買い取り」案でまとめ上げようと、夜を徹してぎりぎりまで交渉にあたりましたが、EU首脳会議で最終的に決まったことといえば、ファンロンパイEU大統領が表明したように「政治的レベルでの救済策に基本合意」したものの、迅速な救済プランの詳細は詰めきれずに終わりました。「首脳陣は詳細を詰めるまでには至らなかった。それはギリシャが救済を要請していないからだ」の言葉が全てを物語っていますが、何はともあれ、張本人のギリシャが「救済を要請していない」という、何とも後味の悪い結果に終わりました。市場では、急速に「ギリシャネタ」への関心度が低下したことは言うまでもありません。

さて、先週もお伝えしたユーロスイスフランの介入ですが、SNBは週末12日も17時30分過ぎと、00時30分過ぎの2回行なっています。いずれも1.4650スイスフランを割り込んで市場が売り仕掛けるのを待って、カウンターで買い上げています。市場では、一連のSNBの尋常ではない介入姿勢を受けて、「1.4650スイスフランが防衛ライン」との、認識が出来上がっていますが、今日もまた1.4655-60スイスフランで推移しているところをみると、市場はまだまだSNBとの対決姿勢を緩めていないようです。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円  

先週は、ドル円は買い戻される展開となりました。週明けには89.15円の安値まで売られる場面もみられましたが、下値の堅さを確認したことから次第にショートカバーが強まる動きとなりました。12月米貿易収支の悪化や、中国人民銀行の預金準備率の引き上げを受けて一時的に売り込まれたものの、1月米小売売上高が市場の予想を上回る強い数字となったことで、一時90.43円の高値まで値を上げました。ただ、上値での戻り売り意欲も強く、結局90.00円を挟んだ動きに終始して週末の取引を終えています。市場では、EU首脳会議でのギリシャ問題を巡る議論の行方に関心が集中したことで、ドル円単独での取引は限定的となりました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円   

週明けの東京市場では、ドル円は90.00円を挟んだもみ合いとなっています。今週から中国が旧正月のために1週間休場となっているほか、香港、シンガポールも16日まで休場とあって、アジア時間では非常に静かな動きとなっています。市場では、引き続き91.00円までは本邦輸出筋の売りなどが観測されており、上値を追っていくには材料不足となっています。15日の高値90.25円や週末12日の高値90.43円が目先上値の目処として意識されています。また、50日移動平均線も90.59円に位置しており、90円台半ばが重要なレジスタンスレベルとなっています。下値では、一目均衡表転換線が位置する89.80円がとりあえずの目処となっているほか、11日の安値89.57円を意識する声が高まっています。また、一目均衡表雲の下限が89.28円となっており、重要なサポートレベルとして意識されています。市場では、ギリシャ救済策を巡ってユーロドルに関心が集中していましたが、その流れもひと段落着いたことから、次第にドル円への興味も増してくるものと思われます。3月期末を控えて、本邦勢のリパトリ玉がまとまって出てくることも予想され、下サイドの動きには注意が必要です。

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