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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

I hated it

更新日:2010年2月2日

オバマショック、いわゆる「ボルカールール」ショックは、先週の市場でも重い影を落としています。1月28日の11時から始まったオバマ米大統領の一般教書演説では、「米国民のみんなが、銀行の救済なんて嫌で嫌で仕方なかった。皆さんもそうでしょ?私も、嫌だった」と、なんと"I hated it"との表現を用いて、もっと品の無い言い方にすれば、「銀行を救済するなんて、虫唾が走る思いだ」なんていう感情を露にした演説となりました。 

銀行をはじめとする金融機関をスケープゴートにした、オバマ米大統領の大衆迎合主義への政策転換で、雇用を重視した内向きな、厳しい言い方をすれば、保護主義的な内容で、米国民の支持を高めたいというオバマ大統領の意向がひしひしと伝わってきました。

アジア市場では、この演説をポジティブに捕らえて、ダウ先物が大幅に上昇します。日本株も一時200円を超える上昇となりましたが、その日のNY市場では、ダウ平均は逆に200ドル近い下落となりました。週末の予想を大幅に上回る強い米GDP速報値を受けても、買われたのはほんの1時間足らず。結局53ドル安で週末の取引を終えています。

一部市場参加者からは、普段の会話の中にも大統領に対しての差別発言まで聞こえてきていて、それほど市場には常軌を逸した怒りが蔓延しています。何事もそうですが、お互いの信頼関係が崩れたとき、極端な反応でその意志を示すことは多いですが、市場とオバマ政権との信頼関係が崩れたとすれば、その端的な反応に注意しなければなりません。既に、ヘッジファンドやプライベートエクイティファンドの解約や縮小を見越した処分売りが市場には出されています。

現在起きていることを簡単に考えれば、年末までに積み上げたファンド勢の「円キャリートレード」と、これまでの「ドルキャリートレード」のリスク資産を処分する動きが既に始まっているということです。本邦輸出勢は、ドル円については「3月期末分までは手当てを終えている」が、ユーロ円などのクロス円については、「かなり売り遅れている」との市場関係者の声も伝わってきているだけに、今後の波乱要因にもなりかねません。

金融市場との信頼関係が崩れたオバマ政権ですが、市場参加者が本当に反旗を翻すとき、つまり米国株式の投げ売りや、米債券の投げ売りが同時に始まったとき、「やっぱり市場との対話は重要である」なんて言われたところで「オバマ売り」は収まるはずもなく、もはや後の祭りとなります。

昨日の海外市場では、なんと「ボルカールールが上院で廃案にされる可能性が高い」との「あまり聞いたことがないレポート」の噂が市場を駆け巡りました。オバマ米大統領が米金融規制案を表明した時とは、全く反対の反応となるのは当然の結果ですが、「なんだか何でもあり」の状況となってきました。とりあえず、ボルカー米経済再生諮問会議議長の上院銀行委員会での議会証言を聞くことにいたしましょう。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円  

先週は、ドル円は90.00円を挟んだ方向感のない展開となりました。クロス円の売りが強まったことを受けて、一時89.14円まで売られる場面もみられましたが、FOMCが政策金利を据え置き、「長期に渡る低金利の継続を正当化する」ことに反対票が投じられたことが明らかになると、一気に90円台まで買われる展開となりました。12月米耐久財受注額が市場予想を下回ったことで、再び89円台半ばまで売られたものの、週末には10−12月期米GDP速報値が強い数字となったことで、再び買い戻される動きが強まりました。ドル円は一時90.93円の高値まで買われています。ただ、引けにかけてはダウ平均が下落するにつれて上げ幅を急速に縮めています。

ユーロドルは終始頭の重い展開となり、週末には一時1.3862ドルの安値まで売り込まれました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円   

週明けの東京市場では、ドル円は90円台後半でのもみ合いとなっています。早朝の取引では89.76円まで売られる場面もみられましたが、1月米ISM製造業景気指数が市場予想を上回る強い数字だったことを受けて買いが強まる展開となり、一時90.94円の高値まで買われました。ただ、91.00円から断続的に観測されている本邦輸出勢の売りなどで頭を押さえられています。今週は、週末5日に1月米雇用統計が控えていることもあり、動きづらい展開が予想されますが、引き続きクロス円の売り中心に戻り売りが強まるものと思われます。

上値では、昨年4月6日の高値101.45円から11月27日の安値84.82円までのフィボナッチ38.2%が位置する91.17円が非常に重要なポイントとして意識されています。91円台では一旦は売っていきたいところです。下値では、一目均衡表転換線が位置する90.49円や、50日移動平均線の90.19円が目先の目処となっています。1月29日の安値89.57円もサポートレベルとして意識されています。また、一目均衡表雲の上限が89.36円、雲の下限が88.56円に位置しており、この雲を下抜けてくる展開となった場合には、さらなる下落圧力がかかることになります。

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