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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

ちょっと待った。話が違っている

更新日:2010年1月19日

先週は、為替市場参加者はいくつもの「ネタ」に振り回されることになりました。市場には、「どうしても飛びついてみたくなるネタ」というのがあって、そのひとつが「中国ネタ」です。これは「中国ネタではおいしい思いをしたことが無い」という市場の不文律が、逆に「今度こそは……」と期待したくなるといった、自虐的な反応が強いからなのかもしれませんが、12日には「中国ソブリン当局者が、ドルは底を打った。さらなる下落は限定的となるだろう。円はまだ下落する見通し」とのヘッドラインを受けて、ドル円が急伸する場面がありました。よくよく考えてみれば、ただのポジショントークとしか取れない発言なのですが、市場では「今や世界一となった投資家」の相場見通しとして飛びつきます。

ただ、その直後に「あくまでも個人的な見解に過ぎない」とも発言し、一気に売り浴びせられました。案の定、数時間後には「PBoCが預金準備率を引き上げる」との実質的金融引き締めをアナウンスメントし、昔から存在している「中国ネタではいい思いをしたことがない」との不文律が、ここでも再び新たな例えとして語られることになりました。上手くいくには、これを逆手にとって、「飛びついたら、即効で逃げる」という機敏な行動が求められています。

もうひとつの「ネタ」とは、NYに拠点を置いている有名なシンクタンクのインサイダーレポートです。最近では、米国の金利ネタが多くなっていますが、以前は日銀が政策金利を変更する直前に、その動きを警告したりするなどでして、市場には未だにカリスマ的信奉者がいるのも事実です。特にNY市場参加者にとっては、「唯一自分達の取引時間帯に入手できる、非常に高額なスペシャルレポート」として、「事の真偽はどうであれ、このレポートへの反応は異常なほど大きい」ことで、今回も「6月にFOMCがFF金利上限を引き上げる」ことをはやし立てて、米長期金利が上昇。ドルが全般に買われたのは言うまでもありません。ただ翌日のアジア時間では、ダドリーNY連銀総裁から、このレポートの存在を知ってか知らずかわかりませんが、「米国は相当長い期間、低金利を継続する」と釘を刺されて、市場は現実に戻されることになりました。

ところで、先週もお伝えしましたが、海外勢が年末から今年のメインシナリオとしている「ドルキャリートレードから円キャリー」に対して、いくつかのリスクが顕在化してきています。「市場が金利引き上げを先走って織り込みすぎている」といった、「織り込みリスク」ですが、先週はその前提となっている一部が崩れてしまいました。

ダドリーNY連銀総裁は、改めて「an extended periodとは、最低でも6ヶ月以上を意味している」と表明したほか、ブラードセントルイス連銀総裁は「MBSや米国債の買い取りを継続したほうがよい」と発言。市場が描いていた「3月末に終了するMBS買い取りプログラム以降、これまで買い取ったMBSや米国債は徐々に売却していく」との、まさに出口戦略となる前提に暗雲が立ち込める事態となってしまいました。財政赤字など改善方向に向かうとしていた前提もまた、さらなる財政支出で雇用対策を余儀なくされているわけで、 市場では「ちょっと待った。話が違っている」と気付き始めているところです。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円  ユーロドル

先週は、ドル円は売られる展開となりました。12日に中国人民銀行(PBoC)が国内の過剰流動性を抑制するために、預金準備率0.5%の引き上げを決定したことをきっかけに、下値を探る展開となりました。NY筋のインサイダーレポートが「FOMCは6月にもFF金利の上限を0.25%から0.50%まで引き上げる可能性」を指摘したことから、一時92.05円まで買い戻される場面もみられましたが、12月米小売売上高が市場予想を大幅に下回る弱い数字となったことを受けて、再び下値を探る展開となりました。週末には一時90.60円の安値まで売り込まれました。

また、ユーロドルは週明けにこれまでの取引レンジを上抜けて買いが強まり、一時1.4580ドルの高値まで買い進められましたが、週末には米国が3連休を控えていることもあり、早くも目先のポジション調整の売りを余儀なくさせられる動きとなりました。



今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円   

週明けの東京市場では、ドル円は91円台が重い展開となっています。週明け18日も高値が91.07円となっており、戻りを売っていきたいところです。市場では、終値ベースで一目均衡表転換線を下回ってきており、下サイドへの圧力は続いたままとなっています。また、注目されていた12月4日の高値90.78円を、先週末と昨日で2日続けて終値で下回ったことも、目先の売り意欲を強いものとしています。上値では、15日の高値91.33円や13日の高値91.56円が目処として意識されているほか、14日の高値92.05円や、一目均衡表転換線が位置する92.18円がレジスタンスレベルとして重要なポイントとなっています。下値では、50日移動平均線が位置する90.01円がサポートレベルとして注目されています。実際、「年末からドル円のロングを仕掛けてきたファンド勢は、90.00円を下抜けたレベルにまとまった規模のストップロスを置き始めている」との声も聞かれており、注意が必要です。

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