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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

オージービーフ半額セールの中で

更新日:2009年12月8日

先週は、週明け早々から「円高」に対する当局の姿勢を確認することになりました。1日の藤井財務相の記者会見前に突然表明された日本政府声明文では、「為替の急激な変動は景気に悪影響を及ぼす。為替市場の動向を厳しく注視しながら第二次補正予算の編成を週内に行ない、日本銀行に対して金融面から経済を下支えするよう期待する」と日本政府としての統一した認識を表明しました。そして、計ったかのようにアナウンスされた「日銀臨時金融政策決定会合の開催」は、市場関係者に当局の並々ならぬ「円高」阻止の意志を伝えることになります。14時から始まった臨時の決定会合では、「少なくとも長期国債買い取りの増額を決定する」とか、気の早い向きからは「円高対策というよりも、デフレ対策のために完全に量的緩和に戻す」などと、金融調節のターゲットを「日銀当座預金残高」に変更するとはやす向きもあり、市場では俄かに盛り上がりをみせました。

結果は、3ヶ月の10兆円の資金供給オペという小出しの金融緩和策となったことで、いわゆる「日銀ショック」となりましたが、「ドバイショック」とは違って、単なる東京市場のローカルなショックに終わっています。市場では、2008年10月26日に突如出された「G7財務大臣中央銀行総裁声明」の再来か?と期待する声も上がりましたが、「G7で取りまとめられなかったことから、仕方なく日本政府声明になったのでは」との穿った見方も台頭しています。

ところで、TVのニュースなどをはじめとしたマスコミの報道をみていると、純粋に「ドル円のレートが14年ぶりの円高水準」となった事実を騒ぎ立てているのであって、当局が一番憂慮している「為替変動のスピード」が異常な動きであるのかどうかという点を追求していないことに気付きます。「円高」がなぜ問題になっているのかという、本質的な問題に直視していることがほとんどありません。

NYでの赴任中には、何度も当局関係者と為替議論に花を咲かせる機会がありましたが、彼らの本音は「為替レートは市場が決めるもので、我々が操作するものではない。ただ、日本経済が大打撃を受けるような突然な、異常なスピードでの為替変動があった場合には、躊躇無くその動きを止めるべく行動しなければならない」ということであって、「為替レートのレベル云々ではない」はずです。だからこそ、世界中が認める「余程の異常な動き」とならない限りは「協調介入」のような行動はとれないわけで、唯一84.82円まで急落した11月27日早朝の動きに対して、藤井財務相が「異常な動き」と言及していますが、それ以降は全く「正常な動き」に戻っています。故中川財務相が電話会議で「共同声明」を取りまとめた昨年10月は、ドル円が98円台前半から90円台後半まで、一日で7円以上の暴落劇を演じた後でした。

1日のTVニュースでは、「日銀は、最近の急激な円高などを受けて臨時の金融政策決定会合の開催を発表しました」と伝えたアナウンサーが、次の話題として取り上げたトピックスは「大手スーパーが円高還元セールでオージービーフを半額」で、何とも緊張感のない雰囲気に包まれていました。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は急落後の戻りを試す展開となりました。12月に入って、日本政府が声明文を発表し、円高に対する支援策を検討することを表明したうえ、日銀が「臨時金融政策決定会合」を開催し、新たな資金供給オペの実施を決めるなど、当局サイドの意向を確認したことで、一時的に売り込まれる場面もみられたものの下値はかなり底堅い動きとなりました。週末に発表された11月米雇用統計では、非農業部門雇用者数が▲1.1万人と市場予想の▲12.5万人を大幅に上回る強い数字となったことを受けて、一気にドルが買い戻される動きとなり、断続的にストップロスを巻き込んで一時90.78円の高値まで買い上げられました。

ユーロドルも、米雇用統計を受けて一時1.4821ドルの安値まで売り込まれて週末の取引を終えています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明けの東京市場では、ドル円は早朝から利食いの売りに押される展開となっています。本日は、一時88.83円の安値まで下押ししました。市場では「6月と8月の米雇用統計後の動きと似ている」との声も高く、昨日高値の90.78円が戻り高値となる可能性も高まっています。暫くは利食い売り先行の動きが続き、「2度あることは3度ある」のかどうか、下値を見極めることになりそうです。

上値では、一目均衡表雲の下限が位置する90.46円や、先週末高値の90.78円が非常に重要な目処として意識されています。また、一目均衡表雲の上限は91.52円となっており、レジスタンスレベルとしてポイントとなっています。

下値では、先週末NY時間の安値88.29円が目処として意識されており、米雇用統計直前の安値となっています。また、10月7日の安値88.01円や先週末安値の88.00円が重要なサポートレベルとなっています。

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