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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

ブラックフライデー

更新日:2009年12月1日

先週は、ドル過剰流動性から発生している「ドルキャリートレード」の動きを象徴するかのように、一番反応しにくいドル円までもが急落するという事態となりました。26日が米国の「感謝祭」の休日とあって、その前後の乱高下は毎年のことではありますが、今年はまさにその影響が様々な市場で引き起こされています。

株式市場では、感謝祭の当日である26日、欧州株式市場が3%以上の急落。ドバイ政府系不動産デベロッパー「ドバイワールド」が、債務返済の6ヶ月間延期要請を行なったとの報道を受けて、欧州市場関係者は一種のパニック状態に陥ります。タイミング悪く、週末がイスラムの祝日と重なったことで、一切の詳細がわからないままとなりました。悪いときには悪い事が重なるもので、ドバイワールドが債権者向けに開催した「カンファレンス会議」(電話会議)では、接続が殺到してシステムがダウン。結局会議が開かれないままに終わるなど、いわゆる「ドバイショック」の始まりとなりました。

為替市場関係者からは「何が起きているのかよくわからないということ、その事自体がパニックの要因」との声も聞かれています。翌日の27日早朝には、ドル円がクロス円の売りが強まったことを受けて、1995年以来の円高水準にまでドル売りが進みました。

この急落を受けるまでは、「異常な事態であれば、対応を検討する」と、月並みな発言を繰り返していた藤井財務相も、さすがに「今日の動きは一方的な動きであり、異常な状態」と発言。市場参加者からは「85.00円のストップロスを無理やりつけに行なったことで、市場が痛んでしまった」との批判も多かったですが、「藤井財務相の口から、直接異常という言葉を導き出した功績は大きい」と揶揄する声も聞かれています。亀井郵政金融担当相をはじめとする政府要人からも、同様の円高懸念発言が相次いだことで、さすがに積極的な売りは手控えられています。

金先物市場でも、同様に乱高下を繰り返します。27日にはアジア時間で一時60ドル以上の暴落となった後、アブダビがドバイの救済に動くとの噂が出回ったことで、一気に50ドル以上急騰するなど、関係者に言わせれば「こんな乱高下は今まで見たことがない」ほどの大混乱となりました。

TVのニュースなどでは、「感謝祭」翌日の「ブラックフライデー」のショッピングで沸く、NYマンハッタンのデパートの様子が映し出されていました。ブラックフライデーの由来は、「この日を契機にクリスマスまで、商店の帳簿が一気に黒字に転じる」ことからきているというのが一般的な説となっていますが、もう一つの説である、「1869年に金相場が暴落し、金融市場が混乱したから」という、今年に限って言えば洒落にならない由来が私の頭を過ぎっています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円
ユーロドル

先週は、ドル円は下値を試す展開となりました。直近の下値の目処とされていた10月7日の安値88.01円を下抜けたことで売りの圧力が加速。週末のアジア時間には、1月21日の年初来安値87.10円を下抜けてストップロスを巻き込んで売り込まれました。85.00円にはまとまった規模のノックアウトオプションが設定されていたこともあり、一時84.82円の安値まで急落しました。ただ、その後は藤井財務相が「今の動きは異常であり、適切な対応を取る」などと発言したほか、その他当局関係者からも円高牽制発言が相次いだことから買い戻しの動きが強まり、87円台まで値を上げる場面もみられました。

市場参加者からは「当局から銀行に対して執拗なヒアリングが行なわれたことで、短期投機筋をはじめ、売り仕掛けた向きの買い戻しを余儀なくさせた」との声が聞かれています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週の為替市場では、週明けからドル円は方向感のない動きとなっています。週末にUAE中銀が緊急の流動性供給を行なうことを表明したことや、鳩山首相が第二次補正予算案で円高対策を指示したことなどを受けて、一時87.45円の高値まで値を上げる場面がみられましたが、藤井財務相が一部新聞社とのインタビューで「状況を見守る時期で、介入はあり得ない」と述べたことが報じられると、一転86円台半ばまで下落しました。午後に入ってからは、月末特有の輸出勢からの売りが観測されたことで、一時85.86円まで値を下げました。今週は、当局からの発言などを受けて神経質な動きを予想しています。引き続き市場の介入警戒感は強く、円高に対して「G7財務相中央銀行総裁共同声明」が出される可能性も否定できません。ただ、基本的な「ドルキャリートレード」は継続しているわけで、ドル円の戻りは鈍いものとなりそうです。

上値では、一目均衡表転換線が位置する87.12円が目先の目処として意識されているほか、週明け3時30分前後にインターバンク市場でつけた高値87.45円や26日の高値87.48円がレジスタンスレベルとなっています。また、10月7日の安値88.01円も重要なポイントとなります。下値では、先週末安値の84.82円がサポートレベルとして意識されています。

市場では、「85円台半ばから前半にかけて買いが観測されている」が、「当然のことながら84.50円から下のレベルにはストップロスが集まってきている」との声も聞かれています。

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