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火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

もう一つの四半期レポート

更新日:2009年11月17日

先週は、二つの四半期レポートの存在が、11日のベテランズデーで市場参加者が極端に減少するなか、ロンドンの為替市場関係者の帰宅を大幅に遅らせることとなりました。BOE(英中銀)が発表した「四半期インフレレポート」とPBoC(中国人民銀行)が明らかにした「金融政策についての四半期レポート」ですが、BOEが公表したインフレレポートでは、「今後2年間のインフレ率は1.6%の見込み」と目標の水準(2%)には程遠く、キングBOE総裁にいたっては、「不均衡是正のためには輸入から輸出へのリバランスが必要となってくるが、それにはポンド安が支えとなる」と発言しているわけで、ポンドドルの売りはNY時間に入っても収まることなく、一気に1.6536ドルの安値まで急落しました。実にわかりやすい四半期レポートが、その他に材料がまったくない市場の格好のネタとなりました。

もう一つのPBoCが発表した四半期レポートでは、中国に入り込んでくる巨額の投機資産やドル安を指摘して、為替政策には「キャピタルフローと主要通貨の動き」を考慮に入れると表明しています。週末よりオバマ米大統領が訪中していますが、その直前にこういったレポートで、人民元の柔軟性や切り上げを示唆するとは、一部市場関係者に言わせれば「いかにも中国らしい」外交手法ではありますが、実際このレポートを受けてドル人民元のNDF(ノンデリバリーフォーワード)1年物が6.6元付近まで下落(人民元高)しているところをみると、ついに中国も重い腰を上げたのかも知れないと、淡い期待を抱いてしまいます。

ちなみにNDFとは、人民元のように自由に市場で売買出来ない通貨、つまりオフショア(海外)で受け渡しの出来ない通貨を売買する時の苦肉の策ですが、簡単に言えば、将来のレートをあらかじめ決めておいて、1年後の決済日の実際の仲値との差額を、米ドルなどで決済する取引です。

以前から、こういった期待を何度も裏切られている市場ですから、「BOEの四半期インフレレポートのように即座に反応することはない」と慎重な姿勢を崩しませんが、現にAPEC首脳会議の声明文には、草案には存在していた「市場ベースの為替レートが必要」との文言が削除され、週明けのアジア時間には、中国商務省高官が「人民元の上昇だけ求められるのは不公平」との見解を表明しているわけで、いよいよ目に見えるかたちでのバトルのゴングに、市場関係者の注目が集まっています。

オバマ米大統領は、3日間の短期決戦で、何を得る事が出来るのか。地球温暖化対策も含めた敵地での短期決戦の結果次第では、帰国後の支持率低下という、最も避けなければならない事態が待ち構えています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円
ユーロドル

先週は、ドル円は上値の重い展開となりました。6日の安値89.60円を下回るとストップロスを巻き込んで売られ、一時89.29円の安値まで下落しました。12日には、米30年債入札が不調に終わり、米長期金利が急上昇した局面では90.62円の高値まで買い戻される場面もみられましたが、週末には逆に、9月米貿易収支が市場予想を下回る弱い数字となったことを受けて、短期投機筋のロングポジションを閉じる動きが強まりました。

市場では、「12日に一目均衡表雲の下限を上回ったことからドルロングになっていた」との声が聞かれています。ダウ平均は、9日に大幅高になるなど終始堅調な展開となりました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週の為替市場では、週明けからドルが売られる展開となっています。金先物価格が史上最高値を更新していることを受けて、ユーロドルは一時1.5017ドルの高値まで買い戻されています。豪ドルやカナダドルなどの買いも強まり、豪ドル米ドルは一時0.9406ドルの高値、ドルカナダドルは一時1.0426カナダドルの安値をつけています。ドル円は、7-9月期GDP速報値が市場予想を大幅に上回ったことなどに加え、米長期金利が急低下したことを受けて、一時88.75円の安値まで値を下げています。昨日の海外市場では、当面の目処とされていた2日の安値89.18円を下抜けてきており、下サイドの圧力が強まっています。上値では、先週末再び下回ってきた一目均衡表雲の下限が位置する89.88円や、一目均衡表転換線が位置している89.81円が目処として意識されています。また、50日移動平均線も90.41円となっており、90円台半ばが重要なレジスタンスレベルとなっています。下値では、9月28日の安値88.23円や10月7日の安値88.01円が視野に入ってきました。市場参加者からは「88円台半ばから88.00円割れには、ストップロスが集まってきている」との声も聞かれており、注意が必要です。

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