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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

ドルドル、ジャブジャブ、らんらんらん

更新日:2009年11月10日

先週は、日本時間5日4時15分に明らかになったFOMC声明文を、市場関係者は固唾を飲んで見守るといった状況となりました。4時15分とは、私が普段起床する45分前という微妙な時間帯でしたが、結局自宅のPC上でリアルタイムの声明文を待つことになります。市場が注目していたのは、良くも悪くも"for an extended period"の一点に集中していました。いわゆる「早期の出口戦略を期待出来る」文言の変更を待っていたわけですが、出てきた答えは、"for an extended period"という同じ単語で、しかも非常に重要な追加的な点、いわゆる「条件」まで明示されてしまいました。

今回明らかにされた「例外的に異常な低金利を長期間継続していく3つの条件」は、"low rates of resource utilization"と、"subdued inflation trends"、さらには"stable inflation expectations"となっています。つまり、「低い資源稼働率」と、「抑制的なインフレトレンド」、そして「安定的なインフレ期待」が長期間の条件というわけです。10月23日付FTに掲載された、文言変更を匂わす記事が市場で話題となってからというもの、FRB内での意見対立が激化しているという憶測を呼んでいましたが、今回のFOMCの決断は、現在は金融危機対応モードは終了し、バーナンキFRB議長のもともとの持論である「インフレターゲット」を追求していくことを意味しています。

FOMCの声明文を巡っては、「長期間」という「時間軸効果」を撤回、または変更することすらせず、長期間解除の「3つの条件」まで明示したバーナンキ米FRB議長の「ビハインドザカーブ」、いわゆる「遅れをとりながら」金融政策を続けていくことを、市場に示したかたちとなっているわけで、これからは「ヘリコプターベンの本領発揮」となりそうです。

非常に単純な言い方をすれば、米国では市場が予想している以上に低金利は続くのだということ、つまりドルのジャブジャブ状態がもっともっと長く続くのですよということに他なりません。そして、それらを週末のG20財務相中央銀行総裁会議にてお墨付きをもらったことで、株価の上昇というバブルを伴う「ドル過剰流動性相場」へと、再び向かい始めてしまいました。それにしても、藤井財務大臣がG20を欠席したことが理由ではないのでしょうが、日本だけが置き去りにされています。

【FOMC声明文より抜粋】
"The Committee will maintain the target range for the federal funds rate at 0 to 1/4 percent and continues to anticipate that economic conditions, including low rates of resource utilization, subdued inflation trends, and stable inflation expectations, are likely to warrant exceptionally low levels of the federal funds rate for an extended period."

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は頭の重い展開となりました。東京市場が休日明けにはFOMCが開催され、政策金利を据え置き、声明文の文言変更が無かったことを受けて、ドル売りが強まりました。発表直後は目先のストップロスをつけるかたちで一時91.34円まで買われたものの、その後は90円台半ばまで急落するなど乱高下となりました。週末6日には、10月米雇用統計で失業率が10.2%と1983年以来の高水準となったことから、一気にドル売りが加速。一時89.60円の安値まで売り込まれています。

ユーロドルも、値動きこそ荒い動きとなりましたが、堅調に推移。5日には一時1.4918ドルの高値まで買われる場面もみられました。また、3日のアジア時間に出された「IMFがインド中銀に金を売却」との報道を受けて、金先物価格は1101.9ドルの史上最高値を更新しています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円  ユーロドル

今週の為替市場では、ドル円は週明けから90.00円を挟んだもみ合いとなっています。ユーロドルが一時1.5021ドルの高値まで上昇。豪ドル米ドルも買い進められるなど、全般ドル売りの流れが強まっていますが、ドル円は本邦勢からのクロス円の買いが下値を支えています。

市場では、週末のG20財務相中央銀行総裁会議に提出されたIMFのレポート「世界経済見通しと出口戦略に向けた原則」において、「米ドルは今やキャリートレードのファンディング通貨となっている。このキャリートレードが今後もユーロやその他のエマージング通貨の上昇圧力となるだろう」との見通しを表明していることをはやしたエマージング通貨買い、ドル売りが広がりました。金先物価格も、海外市場で一時1111.7ドルの史上最高値を更新。WTI原油先物価格やダウ平均の急伸も、ドル売りを後押ししています。ドル円は、先週末の米雇用統計を受けて日足では上値が重くなってきており、一目均衡表雲の下限が位置する90.38円や、一目均衡表転換線の90.39円が目先の目処として意識されています。ヘッジファンドなどが重要視している50日移動平均線も90.71円とあって、90円台半ばから後半にかけては戻りを見極めて売っていきたいところです。下値では、6日の安値89.60円が意識されているほか、2日の安値89.18円や10月14日の安値88.83円も重要なサポートレベルとなっています。88円台半ばからはストップロスも断続的に観測されており、このレベルを下回った場合には10月7日の安値88.01円が視野に入ってくることになりそうです。

ユーロドルも、FOMCを受けて堅調な推移となっており、5日の安値1.4811ドルを下値の目処とみて、押し目を拾っていくのがよさそうです。

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