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火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

NYで流行の著名アナリスト、東京で流行の新たなリスク

更新日:2009年11月4日

先週は、良くも悪くもNY市場参加者がお得意様の、「著名アナリスト」のレポートに相場は大きく上下させられることになりました。為替市場参加者にとっては「結局は相場を動かしたもの勝ち」といった雰囲気が強いために、何をもって「著名」なのかがいま一つはっきりしないものですが、株式市場にとっては非常に影響力のあるレポートが多いのも事実です。全てがNYダウの急落を招いているだけに、穿った見方をすれば「市場がそれだけ売りたがっている証拠」と受け取られても不思議ではありません。NYダウは、10,000ドルが非常に重い展開となっているのも確かで、何かの売るきっかけ(客観的に売って当然という理由付け)が必要だったのかもしれません。

26日のNY市場では、ロックデール証券のアナリスト、リチャードボーブ氏が、米地銀への投資判断を引き下げ、2011年まで利益が見込めないとのレポートを発表。同時に、バンカメに対しても大幅な増資が必要とのことで、週明けのダウ平均は1時間足らずで220ドルを超える急落となりました。このボーブ氏、先々週も好決算を発表した矢先のウェルズファーゴの投資判断を引き下げて、ダウ平均急落のきっかけとなりましたが、俄かに「著名アナリスト」、いわゆる「相場を急変させるほどの影響力を持つアナリスト」にリストアップされました。FDIC(連邦預金保険公社)の破綻銀行リストほど急ピッチでは増加しないこの「アナリストリスト」ですが、常に頭に入れておく必要がありそうです。ちなみに、「銀行破綻リスト」には、週末に新たに9行がリストアップされて、今年に入り、その数なんと115行に達しています。

28日には、翌日の7-9月期米GDP予想値を2.7%にまで下方修正した、悪名高き大手米銀もあったりと、市場は振り回されました。週末の30日のNY市場では、米経済に対してベアベアトリオのひとりであるマイクマヨ氏が、「米シティは繰り延べ税金資産から100億ドルの評価損計上を余儀なくされる」との、非常に痛いところを突いたレポートがはやされて、ダウ平均が一気に270ドル安まで急落するなど、最後の最後に一撃を食らわされています。市場とは、売りたい時、または買いたい時、必ず何らかの理由付けが必要ですが、市場がこういった不安定な動きをしている時はまして、そういった「言い訳の出来る理由」がより必要になってきます。「著名アナリスト」になって一旗上げたいと思ったら、内容は当然ですが、「結果としてのタイミング」も非常に重要な要素になっていることを知っておく必要がありそうです。

それにしても、先週末NY終値から勃発した「南アランド円」騒動は、東京の為替市場の信頼性を揺るがすほどの事態となっています。「南アランドというリクイディティのないマイナー通貨だから」という理由は、通常のマーケットでは通用する言い訳となりますが、今回の事態は決してそれを持ち出すわけにはいかないほどの大きな異常値となっています。ドル円の取引レートが、「90.30-33円」からいきなり、「60.30−90.33円」となったと同じことが起きたわけで、新たな「東京市場特有のドメスティックなリスク」の誕生となってしまいました。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は大きく乱高下した後、結局売られる展開となりました。週明けには一時92.33円の高値まで値を上げましたが、10月米消費者信頼感指数や9月米新築住宅販売件数などが市場予想を下回る弱い数字となったことを受けて、ダウ平均が下落。WTI原油先物価格なども売られ、クロス円中心に値を下げました。ただ、29日に発表された7-9月期米GDPが、前期比年率3.5%と強いプラス成長だったことを受けて、再びクロス円中心に大きく買い戻される場面もみられました。

週末には、著名アナリストが米シティの100億ドルにのぼる損失計上のレポートを出したことをきっかけに、再びダウ平均が急落。ドル円は、目先のストップロスを断続的に巻き込んで一時89.91円の安値まで売り込まれています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週の為替市場では、ドル円は週明け早朝から急落する展開となりました。米CTIが破産法適用を申請したことが報じられると、クロス円中心に一気に売りが強まる展開となり、一時89.18円の安値まで売り込まれました。特に南アランド円は、先週末NY終値である11.52円から、10.81円まで下落するといった暴落劇を演じており、証拠金業者からのストップロスがまとまって観測されました。ただ、その後はクロス円中心に乱高下を繰り返す相場展開となっています。ドル円は、一目均衡表の雲を下抜けした状態が続いており、頭を抑えられています。

上値では、一目均衡表転換線の位置する90.74円や、一目均衡表雲の下限となっている90.89円が戻りの目処として意識されているほか、50日移動平均線の90.96円も重要なレジスタンスレベルとなっています。クロス円が大きく動いていることで、様子を見たい向きが多いのも事実ですが、戻りを見極めて売っていきたいところです。

下値では、2日の安値89.18円が目先のサポートレベルとして意識されていますが、10月14日の安値88.83円も重要なサポートポイントとなっています。FOMCやMPCなどの重要な政策金利発表が控えており、今後の金融政策を占う上でも注意したいところです。

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