FXなら安心と信頼のFX|セントラル短資FX

  • 法人のお客さま
  • サイトマップ
  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
  • 推奨環境
  1. セントラル短資FX
  2. マーケット情報
  3. マーケットビュー
  4. 2009年バックナンバー
  5. 和田仁志が斬る、相場のセンチメント

マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

そろそろほころび始める

更新日:2009年10月27日

先週は、週末にかけて大きな動きがみらました。市場の誰もが予想していなかったことですが、7-9月期英GDPが大方の市場予想の前期比プラス0.2%に反して、マイナス0.4%となったことを受けて、ポンドドルは一気に1.6300ドルの安値まで約400ポイント急落するなど、市場参加者を慌てさせています。

南アフリカランドも、一時「南アランドの為替レートを固定化することを検討している」との地元SAKE24の報道を受けて急落する場面があったりと、「発言したパーテル経済開発担当大臣が、最近になって南ア政府内で急速に発言力を増してきている証拠」を見せつけられたりもしています。ただ、改めて「南アフリカという、普段全くわからない国の通貨を保有することのリスク」を知らしめられた気がしています。私のもとにも、普段全く連絡をしてこない、それでもたまには話くらいする市場関係者から、いきなり「南アって何かあったの?」と電話がかかってきたくらいでしたから。

市場参加者は、こうやって予期しないニュースや経済指標、先々週のドル円のように、予期しない大玉のフローが出始めて初めて、それぞれが潜在的に持ち供えているリスクというものを認識させられるものですが、本来はこういったリスクはポジションを持った時点で存在しているもので、そのリスクを如何に最低限に抑えることが出来るかという工夫が、究極の「損をしないコツ」となっているわけで、為替取引をやっているのが、根源的に欲を追求している人間であるからこそ、それが永遠のテーマにもなっています。

ところで、米国では先週のFTでも取り上げられていますが、

「例外的に異常に低い金利水準を長期間に渡り続けていく」
(…continues to anticipate that economic conditions are likely to warrant exceptionally low levels of the federal funds rate for an extended period.)

というメッセージを、市場にいつまで発信し続けていくかを真剣に検討しなければならない時期にきています。
具体的には、声明文の文言を"for an extended period"から、"for some time"に戻すことを検討しているようですが、「こういった変更が、すぐにでも金融引き締めを意味するものではないことも、市場にシグナルを発信する必要がある」わけで、早速、先週末や昨日の米債券と米株式市場が同時に急落したように、難しい舵取りを迫られています。

厳密に言えば、声明文の"for an extended period"とは、ある期間を確約したものではなくて、あくまでも現状の経済状況を鑑みて見通しを述べているに過ぎません。仮に声明文が元の"for some time"に戻ったとしても、将来的な行動を意味しているわけではありませんが、市場は勝手に思い込んで突っ走ることも多く、米長期金利の動向から目が離せなくなってきました。米国が一番居心地のよい市場環境であった、「ドル安、株高、債券安定」という前提の一部が、そろそろほころび始めているのかもしれません。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円
ユーロドル

先週は、ドル円は引き続き買い戻される展開となりました。91円台半ばから断続的に観測されていた本邦輸出筋の売りを、じりじりとこなしながらの上昇となりました。海外投機筋中心に1年物などの長めのドルコールオプションの引き合いなども手伝い、下値を切り上げる展開に。

7月13日の安値91.73円や、8月7日の高値97.79円から10月7日の安値88.01円までの下落局面に対する38.2%戻しにあたる91.75円を、当面の目処とする向きが多く、一旦は上げ止まったものの、週末には亀井郵政金融担当相が「第2時補正予算は10兆円程度必要」と発言したことを受けて、一気に92.13円の高値まで上昇しました。

市場では「海外勢が、日本の財政収支の悪化を非常に気にしている」との声も聞かれており、売りが見えている中での上げとなっています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週の為替市場では、ドル円は週明けから下値を切り上げる展開となっています。昨日は、一部報道で「中国は円とユーロの外貨準備を増やしていく必要がある」との中国エコノミストの発言が伝えられたことを受けて、一時91.57円まで売られる場面もみられましたが、NY市場に入って米長期金利が急上昇。一転買い戻しの展開となっています。

本日早朝には一時92.33円の高値まで値を上げました。ただ、92円台には引き続き本邦輸出筋の売りが観測されているほか、9月21日の高値92.55円が重要なレジスタンスレベルとなっています。ユーロドルの急落がない限り、ドル円は戻りを引きつけて売っていきたいところです。下値では、8月7日から10月7日までのフィボナッチ38.2%である91.75円が終値ベースでポイントとなっているほか、昨日安値の91.57円がサポートレベルとして意識されています。

市場では、91.50円から90円台後半にかけてストップロスが集まってきており、91円台半ばが重要なポイントとなっています。

メルマガ無料配信中!

メルマガの配信をご希望の方は右のボタンより登録ページへお進みください。

マーケットビュー メルマガ登録
!
  • ※当社による情報サービスは、お客さまの投資判断に当たって参考となる情報の提供を唯一の目的としており、断定的な判断の提供や特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
    当社および情報提供者は、情報の正確性、完全性、適時性等を保証するものでは一切なく、情報の内容を予告なく変更する場合があります。また、当該情報の利用によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負うものではありません。投資の最終判断は、お客さま自身で行ってくださいますようお願いします。
    当社が提供する情報の著作権は、セントラル短資FX株式会社または情報提供者に帰属します。当社の事前の承諾なく情報の全部または一部を引用、複製、転送などにより利用することを禁じます。
マイページログイン
口座開設
わからないことは
0120-30-8806 携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
ご利用いただけない場合 03-6833-0250

受付時間:午前08:00〜午後07:00(平日)