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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

ごくありふれた普通の感覚

更新日:2009年10月20日

先週は、ドル円の「誰がやっているのかよく分からない」というフローが立て続けに出たことで、市場参加者を慌てさせました。もっと悪い言い方をすれば、「やる気をなくさせた」と言っても過言ではありません。13日の深夜3時に89.43円の安値をつけた後、突然動き出したドル円は、ほんの数十秒で89円台後半まで急騰し、結局90.08円の高値を付けることになります。そして翌日の14日には、NY株式市場がオープニングベルを鳴らした途端、今度は89.90円の高値から88.95円まで一気に急落するという動きとなりました。

市場では、EBSという電子ブローキングシステム経由での取引がほとんど全てを占めており、ゆえにオフィシャルなインターバンクのレンジもこの取引の高値、安値がベンチマークとして認められています。あまりにも一度に出された売り玉のために、この時点での安値88.95円は、89円台の買いオーダーがあったにもかかわらず、トレーダーが間違って売ってしまい、後になって専用端末などで相手方に頭を下げて、「ナッシングダン(取引不成立)」になるなど、市場関係者のバタバタ劇となりました。お互いが「ナッシング(取引不成立)」を確認した上でEBSに連絡して初めて、88.95円がオフィシャルな出合いから外されることになるわけで、バックオフィスも巻き込んだ非常に事務的に面倒な作業が待ち受けていることになります。

週末になってやっとその裏側が見えてくるのですが、市場にこういった玉が飛び交うようになったことで、参加者のポジションを減らす動き、つまり「こんなマーケットではやっていられないよ。ちょっとポジションを少なくしておくよ」という、ごくありふれた普通の感覚が、ドル円の買い戻しを誘ったとしても全く不思議ではありません。

7日に88.01円まで突っ込んで売られた後、89.40円まで怒涛の買い戻しが中東勢から出たことは記憶に新しいわけで、「なんらかの怪しい玉が出ている」という疑念の声も一部からは聞こえてきています。実際は、好決算を発表し、またまた高額ボーナスを支給することが判明した、元米大手投資銀行が買いも売りもやっていたという1人芝居だったのですが、「そのバックにいるファンド勢に、何らかのアカウントの付け替えがあったのかもしれない」とのことでした。

事の真相はどうであれ、先週からの極めて不安定なドル円の動きが、「結果的にポジション調整のドル買いを誘ってしまった」ことは確かで、88円台前半を慌てて売ってしまっている「本邦輸出勢」の恨み節が聞こえてきます。90円台に乗せてきているドル円ですが、89.50円から90.50円までの戻り売りをこなしたことで、つまり「本邦輸出筋の直近の売りをこなした」ことで、実需的にも底堅くなっています。

ただ、あくまでもポジション調整を喚起しただけであって、「ドル売り相場」が終わったわけではないことは、はっきりと念頭に入れておかなければなりません。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は買い戻される展開となりました。週明け東京市場は休日となりましたが、前週末のNY市場で大きく買い戻された流れを受け継ぎ、ショートカバーが先行する展開となりました。ただ、金先物価格が史上最高値を更新、WTI原油先物価格も年初来高値まで買われる中で、ユーロドルが堅調に推移。ドル円も次第に頭の重い動きとなりました。14日には88.83円の安値まで売られたものの、その後は海外市場でまとまったフローが観測されたことで、上下激しく乱高下を繰り返するなど、市場参加者を混乱させることになりました。週末にかけては、90円台半ばにあったストップロスをつけるかたちで上げ足を速め、一時91.33円の高値まで買い戻されています。JPモルガンチェース、GS、シティグループなど、大手米銀の決算が好調な数字だったことも買い戻しを後押ししています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円
ユーロドル

今週の為替市場では、ドル円は週明け頭の重い展開となっています。WTI原油先物価格が一時80ドル台に乗せて年初来高値を更新するなど、ドル売り意欲は依然として強まっています。昨日のNY市場では、NY連銀が「実施中のリバースレポ(資金吸収レポ)は、試験的なものであって、金融引き締めと結論付けるのは間違い」と表明したことをも、ドル売りを後押ししています。ユーロドルは、1.5000ドルに設定されている大口のノックアウトオプションに絡んだ売買で、非常に神経質な動きをしていますが、このレベルを抜けた場合は、断続的にストップロスが観測されています。

ドル円もとりあえず90.08円の安値で下げ止まっていますが、89円台後半からはストップロスが並んでおり注意が必要です。上値は、先週末高値の91.33円が目先の目処として意識されていますが、8月7日の高値97.79円と7日の安値88.01円のフィボナッチ38.2%が91.75円となっており、非常に重要なレジスタンスレベルとなっています。また、50日移動平均線も同レベルに位置しています。下値では、終値ベースですが9日に上抜けてから維持を続けている一目均衡表転換線が89.73円となっており、今後の動きを占う上でも重要なポイントです。

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