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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

飛んでイスタンブール

更新日:2009年9月29日

先週は、週末にG20金融サミットが米国のピッツバーグで開催され、大きな枠組みの変化が見られています。市場では、先のG20財務大臣中央銀行総裁会議での声明文を受けて、内容はほぼ織り込み済みであったことから、東京市場のインターバンクディーラが日曜日の終電でオフィスにやってくる必要もなかったようですが、為替について何も盛り込まれなかったという事実が、実は非常に意味のあることとなっています。週末に米高官から発言された「G20は経済問題を議論する国際的な場として、G8と取って代わる」とのコメントからもわかるように、これまでの国際的なコミットメントの枠組みがG8からG20に変更されたことが確認されました。

国際的な為替問題を議論する場も、数年前から、G7の役割は基本的に形式上のものになっていることは周知の事実で、IMFの年次総会の度に併せて行なわれるIMFC(国際通貨金融委員会)において、実質上の議論が行なわれています。今回のG20では、「強固で持続可能かつ均衡ある成長のための枠組み」が主要議題となりましたが、声明文では「世界経済のより均衡ある成長パターンへの移行のため、協働が必要。強固な回復には、世界需要を促進するマクロ経済政策及び国内民需の促進等の構造改革の進展が求められるとともに、世界経済の異なる部分それぞれにおける調整が必要」と不均衡是正をコミットメントしています。また、「このプロセスの成功には、率直公平でバランスのとれた分析が不可欠。IMFに対し、財務大臣・中銀総裁への支援と、G20とIMFC双方への定期的な報告を要請」と、その具体的なプロセスにまで踏み込んだ言及がなされました。

一部市場参加者からは「今週末のG7や、IMF総会後のIMFCがポイントになる」との声も聞かれており、「不均衡是正に向けての為替の議論がどうなるのか」という、市場ではあまり触れられたくない事実。要するに、中国をはじめとする新興国の通貨高や、米国を中心とした貿易赤字国の通貨安の状況を、さらに推進していく必要性があるにもかかわらず、表向きには基軸通貨としての米ドルの強さを表明しなければならないジレンマがそこにはあるわけで、現状の「ドル安相場」を、市場は暗黙の了解のまま続けていくのかどうかを確認することになりそうです。

週明け早々には、ストラスカーンIMF専務理事が「もしIMFが為替について言及しなければ、誰がするのか?」と、G20でコミットメントした「均衡のとれた成長」を果たすために、為替調整議論も含まれることをはっきりと言及しています。G20では、不均衡貿易に対する非難の的となっている中国への配慮からか、多くの議論を呼ぶ為替についての文言を、声明文に載せることに合意することが出来ませんでしたが、ヨーロッパとアジアを結ぶ東西貿易の中心都市であったイスタンブールから、とんでもない声明文が飛んでくるかもしれません。昔流行なった庄野真代の「飛んでイスタンブール」を思わず口ずさんでいます。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は引き続き下値を探る展開となりました。日本が5連休となる中、非常に市場が薄い状況でのストップロスをつける動きが強まりました。週明け21日には、目先上値の目処とされていた91.65円を上抜けたことで、ストップロスを巻き込んで上げ足を速め、一時92.55円の高値まで買い上げられました。ただ、翌日の22日には逆にNY勢のロングが切らされるかたちで下落。薄い市場の中での乱高下となりました。連休明けには、9月中間期末を意識した売りが本邦勢中心に断続的に観測されたことで売りが強まり、週末には一時89.51円の安値まで急落しました。

市場参加者からは、「週末の日米財務相会談で、藤井財務大臣が介入に反対する意向を改めて表明したことも売りを後押しした」との声も聞かれており、心理的な節目となっていた90.00円を完全に下抜けて週末の取引を終えています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週の為替市場では、ドル円は週明け早朝から下値を試す展開となりました。先週末の安値89.51円を下抜けたことで、ストップロスを巻き込んで下げ足を速め一時88.23円の安値まで急落しました。ポンド円などクロス円のストップロスも誘発。ポンド円は一時139.76円、ユーロ円は129.84円まで値を下げています。特に、先週末から売り意欲が強いポンド円は一気に4円近い急落となり、市場参加者を慌てさせています。ただ、本日はショートカバーが先行し、一時90.23円まで買い戻されています。

ドル円は、心理的な節目となっていた90円台を大きく下回ってきたことで、80円台が定着できるかどうかを試す動きとなるでしょう。上値では、一目均衡表転換線が位置する90.38円が重要なレジスタンスとして意識されています。下値では、1月21日の年初来安値87.10円まで目立ったサポートレベルが見当たりませんが、昨日安値の88.23円のほか、88.00円や87.50円に設定されているノックアウトオプションが意識されています。

今回の「ドル売り相場」では、ユーロドルやドルスイスフランが年初来高値、安値を更新している中、ドル円だけは未だに割高感が強く、戻り売りが強まるものと思われます。また、今週も9月中間期末に向けての実需の売りが観測される可能性が高く、いずれにしても戻ったところを売っていきたいところです。

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