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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

辻褄が合うこと

更新日:2009年9月15日

先週は、米国がレイバーデーの休日でロングウィークエンドとなりましたが、休み明けから市場の雰囲気は一変することになりました。アジア時間に起きた、金先物価格の突然の急騰劇という、普通ではあり得ない市場の動きを受けて、市場参加者は口々に「普通ではない何かが起きている」と思惑は高まるばかりでした。「現物で998ドルが出合った途端、先物に大口の買いが入って一気に1000ドル台にのせた」のが、8日の15時過ぎでしたが、銀などその他のコモディティ価格も上昇し、NY時間に入ってからはWTI原油先物価格も6%以上の急騰劇となりました。

「一体誰が仕掛けたのか?」という、いつもの犯人探しが市場の流行となりましたが、結局は「アジア中銀の一部が外貨準備に絡んでまとめ買いをしたのでは」との説が有力となったものの、1週間たった今でも、その真相を知ることは難しい状況となっています。逐一買い手や手口が分かってしまっては、市場としては面白くないものですが、為替市場の流れを一気に変えてしまった金先物市場は、先週の一番の注目の的となりました。そのせいもあってか、あれだけ市場参加者が凝視していた「上海株式市場」には見向きもせず、「それほどあからさまにしなくても」と思うほど、流行り廃りは移り変わっています。

ところで、先週からのドル全面安の動きに対しては、「ドルが世界中で余剰となっているため、ドルキャリートレードが始まった」などの解説を目にすることが多いですが、「ドルの過剰流動性」は今に始まったことではなく、今年に入ってから状況は全く変わっていません。まして、「ドルキャリートレード」も「気の早い向きは昨年末からはやしており、今更始まったことではない」わけで、いま一つしっくりいかないわけです。

それでは、今回普通ではない何が市場では起きたのか。金先物価格の急騰劇から辿っていくと、一つの大きな動きが根底にあったことがわかっています。IMFのウェブサイトにアナウンスされていますが、「世界の大半の国が依然として景気後退局面にあるなか、IMF(国際通貨基金)は8 月28 日、加盟国の外貨準備高を積み増すとして2,500 億ドル相当の特別引出権(SDRs)の配分を行なった。また9 月9 日には、同配分と比較し規模は小さいものの、330 億ドルが新たに配分されることになっている」との事実です。一部市場では、「もともとドルの過剰流動性が懸念されるなかで実施された多額のSDR配分が、中銀の外貨準備の資産移動、つまりドル売りや、金買いなどの動きを誘発してしまったのでは」との思惑が台頭しています。

時を同じくして、UNCTAD(国連貿易開発会議)がレポートで「新準備通貨の必要性を強く表明」していたりするのですが、一つ一つが微妙に辻褄が合ってしまう事実を目の当たりにして、本当の裏事情というものが見えてきたような気がしています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円  

先週は、ドル円は引き続き下値を探る展開となりました。週明けアジア時間に93.31円まで買い戻される場面があったものの、米国市場がレイバーデーの休場となったこともあり、じりじりと値を下げる展開となりました。レイバーデー明けからは、金先物価格が1000ドルの大台を突破して急騰したことをきっかけに、ユーロドルが8月5日の高値1.4448ドルを上抜けて上昇。ドルは主要通貨に対して全面安の展開となりました。ドルスイスフランも年初来安値を更新するなど、週末にかけてドル売りの勢いは衰えませんでした。米長期金利が急低下したこともドル売りを後押しし、ドル円は一時90.21円の安値まで売り込まれています。市場では、ついに「ドル相場」がやってきたとの声も多く聞かれています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週の為替市場では、ドル円は週明け早朝に一時90.18円と週末の安値を下抜けて売られましたが、その後はクロス円の買い戻しなどで値を戻しています。91.23円まで買い戻されていますが、市場では「ドル売り相場」入りしている中で、戻りを見極めて売っていくスタンスが引き続き強いようです。一目均衡表転換線が91.74円に位置していることもあり、このレベルまでの買い戻しも期待出来ますが、91円台に断続的に控えている売りをこなしていくには材料不足となっています。先週は、株価が堅調に推移する中での「ドル売り相場」でしたが、株価が軟調となる中での「ドル売り相場」となった場合には、クロス円の急落といった事態になりかねず、動向に注意したいところです。

ドル円は、90.00円に大きなノックアウトオプションが設定されていることから、手前での買いと、下回った場合のストップロスが混在しています。90円台と80円台の境目となり、心理的なサポートレベルとなっていることからも、重要なポイントとなっています。1月21日の年初来安値である87.10円が、大きなターニングポイントとして意識されています。


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