FXなら安心と信頼のFX|セントラル短資FX

  • 法人のお客さま
  • サイトマップ
  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
  • 推奨環境
  1. セントラル短資FX
  2. マーケット情報
  3. マーケットビュー
  4. 2009年バックナンバー
  5. 和田仁志が斬る、相場のセンチメント

マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

流行り廃れも今のうち

更新日:2009年8月25日

先週は、猫も杓子も「上海株、上海株」と言いまわっていた感もあって、特にアジア時間のドル円の動きは、ほぼ上海株式市場の動きに合わせたものとなりました。これが良いか悪いかは別として、市場参加者がひとつの「市場のテーマ」として注目していたことは確かで、その他の注目材料が無かったことも相まって、東京市場関係者には「お盆休み明けにはちょうどよい刺激」になっていたようです。

ただ、一部関係者が嘆いていたように「早朝のTVニュースから、一日中口を揃えて上海株式市場と言われれば、ちょっと辟易してくる」とアレルギー反応を示す向きも少なくなく、これも本来は「相場の流行」として割り切って受け入れるのが得策なのですが、なんとも納得出来ない市場参加者の気持ちも分かるような気がします。これがまた、知らないうちにパッタリと「誰も話題にしない」相場がやってくるわけで、その節目を見極める力は重要です。

今週に入ってからは、さすがに市場参加者も「上海株式市場」に慣れてきたのか、それとも飽きてきたのか、1%程度の上下には関心を示さず、3%以上の動きに少し遅れて反応するといった微妙なすれ違いが発生しています。男女の仲でも同じように、こういった小さなズレから、取り返しの付かない結末がやってくるのが常です。

ところで、先週は上海株の影に隠れていましたが、MPCの議事録が市場参加者に大きな驚きを与えています。8月5日、6日に行なわれたMPC議事録が明らかになりましたが、市場の関心はただひとつ、500億ポンドの資産買い取りプログラム枠拡大決定の経緯でした。7割方の市場参加者は、「買い取りプログラムの一時休止」を期待していただけに、「6対3で500億ポンドの枠拡大を決定したが、750億ポンド拡大の提案もあった」ことが最初のサプライズでした。市場では、500億ポンド拡大に反対票を投じた3人の委員は、据え置きか、一時休止を提案したと予想していたわけで、それもなんと、キングBOE総裁の名前が、反対側の3人の中に入っていた事実も発覚し、さらなるサプライズとなりました。通常は、総裁の提案を受け入れるかたちで政策が決定されるものですが、MPC始まって以来の珍事となったわけです。

この意味するところは、「MPCでは、必要とあればいつでも買い取り枠拡大を用意していますよ。英国経済は、皆さんの思っているより回復力が弱く、まだまだダメなんですよ」ということになります。

これがMPCが市場に伝えたかったメッセージであって、市場参加者の認識が間違っていたことが確認されました。市場と通貨当局との微妙な関係は、こうやって均衡をとりながら進んでいます。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円  

先週は、ドル円は上海株式市場の動きに一喜一憂する展開となりました。18日の95.30円を高値に95円台が頭の重い展開となる中、19日の上海株式市場急落をきっかけに売りが強まりました。目先下値の目処とされていた7月29日の安値94.01円を下抜けるとストップロスを巻き込んで下落。21日欧州時間には一時93.42円の安値まで売り込まれました。ただ、週末NY時間に発表された7月米中古住宅販売件数が市場予想を大幅に上回る強い数字となったほか、バーナンキ米FRB議長が「米国と世界経済は景気後退から脱却を始めた」とジャクソンホールの経済シンポジウムで発言したことが伝わると、一気にショートカバーの動きが強まり、94.72円まで買い戻されて週末の取引を終えています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週の為替市場では、ドル円は週明け先週末の動きを受け継いで買い先行で始まりました。上海株式市場が堅調な推移となったことを受けて、一時95.07円の高値まで買われたものの、95円台での頭の重さが嫌気されたかたちとなっています。FRBの国債買い取り額が予想を上回っていたことで、一転米長期金利が急低下。ドル円は93.92円まで下押ししています。日足ベースでは、月曜日に上ひげを大きく伸ばしたことから、頭の重い展開を予想しています。95円台では本邦輸出筋の売りが断続的に観測されているほか、一目均衡表雲の上限が95.29円に位置しており、重要なレジスタンスレベルとなっています。また、200日移動平均線が94.90円、一目均衡表転換線が94.95円となっており、目先上値の目処として意識されています。戻りを見極めて売っていきたいところです。下値では、一目均衡表雲の下限が94.02円に位置しており、重要なサポートレベルとなっています。いずれにしても、アジア時間では上海株式市場の動きに左右されることが多くなりますが、次第に反応が鈍くなっていることも事実です。しっかりと94円台を下抜けてくれば、21日の安値93.42円が目処となりますが、7月22日の安値93.09円も視野に入ってくることになります。


メルマガ無料配信中!

メルマガの配信をご希望の方は右のボタンより登録ページへお進みください。

マーケットビュー メルマガ登録
!
  • ※当社による情報サービスは、お客さまの投資判断に当たって参考となる情報の提供を唯一の目的としており、断定的な判断の提供や特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
    当社および情報提供者は、情報の正確性、完全性、適時性等を保証するものでは一切なく、情報の内容を予告なく変更する場合があります。また、当該情報の利用によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負うものではありません。投資の最終判断は、お客さま自身で行ってくださいますようお願いします。
    当社が提供する情報の著作権は、セントラル短資FX株式会社または情報提供者に帰属します。当社の事前の承諾なく情報の全部または一部を引用、複製、転送などにより利用することを禁じます。
マイページログイン
口座開設
わからないことは
0120-30-8806 携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
ご利用いただけない場合 03-6833-0250

受付時間:午前07:00〜午後09:00(平日)
※口座開設をご検討中のお客さまは
午前08:00〜午後07:00(平日)