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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

当局の意向は大事

更新日:2009年8月11日

先週は、金融政策をめぐる思惑が相場を動かすことになりました。4日に行なわれたRBAの政策金利決定会合では、予想通り3.0%で政策金利は据え置きとなりましたが、同時に発表された声明文では、これまで決まり文句のように最後に述べられていた文言である「もし必要であれば、さらなる利下げの余地がある」が取り除かれていました。
原文では
"The Board’s current view is that the outlook for inflation allows some scope for further easing of monetary policy, if needed."
の部分ですが、今回のRBAにしろ、FOMCにしろ、こうやって当局の意向を市場に知らしめていくわけです。

グリーンスパンFRB議長時代のFOMC声明文ほど、難解で何を言わんとするかを理解するまでに、何時間も要するものはありませんでしたが、それほどではないにしろ、市場は使用されている単語や言い回しの微妙な変化を、その都度感じ取る必要性に迫られます。今回のRBAはかなり分かりやすいメッセージではありますが、要するに「次回の利下げは少なくともないですよ。次に考えられるアクションは、利上げになりますよ」ということになります。

一方で、6日のMPCでは政策金利は0.5%に据え置いたものの、市場の予想を裏切る形で、「資産買い取りプログラム」の規模拡大を決定しています。7割方の市場参加者は「直近の経済指標が上向いており、資産買い取りプログラムの一時休止」を期待していただけに、ポンドドルの急落というかたちで反応は大きなものとなりました。声明文でも「予想以上に経済状況は弱い」と表明し、市場に台頭していた行き過ぎた楽観論に楔を打つことになりました。

そして今週予定されているFOMC。市場では、7月31日に4−6月期GDP速報値の発表と同時に、1−3月期GDPがなんと▲5.5%から▲6.4へと大幅な下方修正となったことを受けて、米10年債利回りは3.4718%まで急低下となったのも束の間、週末には強い雇用統計を受けて、3.8803%までの急上昇となってしまいました。市場参加者からは、「年内の米利上げを織り込む動き」などとはやす向きも多く、6月5日の米雇用統計後の動きと全く同じ展開となっています。週明け早々は、6月の苦い経験、つまり「年内利上げなどほど遠い」と米当局に釘を刺された経験が、市場の行き過ぎた楽観論に歯止めをかけてはいますが、13日の早朝3時15分には、何らかのメッセージを市場は受け取ることになります。

ちなみに、グリーンスパン元FRB議長が得意とした、超難解な文章(約5年前のスピーチ)の例をご紹介しておきます。お時間のある時にどうぞ。
"The awesome size of Japan's accumulation results from persistent intervention to suppress what Japanese authorities have judged is a dollar-yen exchange rate that is out of line with fundamentals. One factor boosting the yen is a significant yen bias on the part of Japanese investors. This propensity, in my judgment, runs far beyond the normal tendency of investors worldwide to buy familiar domestic assets and eschew foreign-exchange risk. Nowhere else in the world will investors voluntarily purchase ten-year government obligations at an interest rate of 1 percent or less, especially given a rate of increase in the outstanding supply of government debt that has generally been running at 9 percent over the past year. Not surprisingly, very few Japanese government bonds (JGBs) are held outside of Japan."

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円  ユーロドル

先週は、ドル円は買われる展開となりました。週末の7月米雇用統計を控えて、安値が94.36円、高値が前日の95.82円と非常に狭いレンジ取引が続きましたが、週末に発表された7月米雇用統計で、非農業部門雇用者数、失業率ともに市場予想を大幅に上回る強い数字となったことを受けて、一気に買いが強まる展開となりました。断続的にストップロスを巻き込んで上げ足を速め、一時97.79円の高値まで買い上げられました。

ユーロドルは、6月3日の高値1.4339ドルを上抜けたことで、一時1.4448ドルの高値まで買われましたが、週末の米雇用統計を受けて米長期金利が急上昇したことを受けて、一時1.4154ドルの安値まで急落しています。市場では「サマーラリーがユーロドル中心にドル売りとなる」との見方が強まっていただけに、その反動も大きかったようです。


今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週の為替市場では、ドル円は週明け利食い売りに押される展開となっています。先週末の米雇用統計を受けて、続いていた膠着状態を上抜けしてきているだけに、大きな下押しは予想していません。上値では、6月16日の高値97.88円が取りあえずの目処となっているほか、6月5日の高値98.90円がレジスタンスレベルとして意識されています。下値では、一目均衡表雲の上限が位置する96.80円が目先の目処となっていますが、一目均衡表転換線の96.07円が重要なサポートレベルとなっています。7月15日に終値ベースでこの転換線を上抜けて以来、ずっとサポートしてきているラインであり、今週も重要なテクニカルポイントとなりそうです。


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