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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

覆水盆に帰らず

更新日:2009年7月21日

10日終値が8146.52ドルだったダウ平均は、先週末の17日には8711.89ドルまで急伸して週末の取引を終えました。約6.94%の上昇劇を演じた米国株式でしたが、その根底にあるものは、市場参加者が心の片隅に誰もが持っていた「もしかしたら、米国経済はまだ爆弾をどこかに抱えていて、ダメかもしれない」という曖昧な不安心理が、それを煽っていた急先鋒のホイットニー女史の自己否定ともとれる「プチブル転換」によって一気に排出されたことにありました。

良くも悪くも、「彼らは全く変わっていないよね」とはアジアの市場参加者からの冷めた感想でしたが、毎日読みきれないほどのアナリストレポートが市場に出回る中で、こうやって一旦有名になってしまうと、「著名アナリストのレポートを受けて買われた」という市況を書かざるをえない相場となってしまいます。特にNY市場ではこういった反応が顕著で、女史も、オッペンハイマー証券をさっさと退職し、独立したアドバイザー会社を立ち上げています。NY市場のベアベア派として、ホイットニー女史と肩を並べていたカリヨン証券のマイクマヨ氏も、結局その翌日に米経済の回復を予想するレポートを出しました。

そして、最後のトリを飾ったのが16日のルービニNY大学教授の発言でした。「今度はルービニ教授ですか」と、翌日のアジア市場では半ば諦め顔の市場参加者が多かったのも仕方ありません。市場は、米CITの破綻懸念などから売り仕掛けたものの、NY市場では「ルービニ発言」で株価が100ドルを超えて上昇。アジア時間のダウ先物の軟調さが嘘のような動きとなりました。

チリでの講演の、「米経済は年末までにリセッションから脱却するかもしれない」との部分がはやされての結果でしたが、当のルービニNY大学教授は、「私の米経済に対する見方は以前から全く変わっていない」と、ダウ平均上昇の理由にされたことに対して少々困惑気味ではありましたが、その後で、いくら「米国経済は第二次経済刺激策が必要となるかもしれない」とか、「市場の解釈が間違っている」と表明してみせても、市場のファッションが「ベア派狩り」に向いている以上、致し方ないことかもしれません。

何と言っても、5月の講演では「今はまだ弱気相場の一時的反発だ」と、急反発する米株式市場を表し、「金融市場が回復する一方、われわれは向こう数四半期にマイナスのサプライズに直面する。市場は先走り過ぎている」と語ったばかりでした。

ただ、今回の「ベア派狩り」相場の中で認識を見誤ってはならないのは、「金融危機に以前から警告を鳴らしていたベアベア派が、少しばかり方向転換したという事実そのものに、市場は反応しているのであって、米国経済の本源的な回復に反応しているわけではない」というところです。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円  

先週は、ドル円は買い戻される展開となりました。13日に91.73円の安値まで売り込まれたものの、91.50円に設定されたノックアウトオプションに絡む防戦買いに下値を阻まれ、買い戻しの動きが強まりました。米CITの破綻懸念から売られる場面もみられましたが、ダウ平均が連日堅調な動きとなったことを受けて下値は切り上がる展開となりました。元オッペンハイマー証券のホイットニー女史や、ルービニNY大学教授など、米経済に対してこれまでベア派の筆頭であった面々から、米経済の早期回復を予想する発言などが報じられ、ドル円の買い戻しを後押ししました。

戻り売りのレベルとされていた93.55円から93.85円のゾーンを上抜けると、ストップロスを巻き込んで買われ、一時94.46円の高値まで買われています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は、3連休明け頭の重い展開となっています。週明け20日は、日本が休場となりましたが、米CITが30億ドルのつなぎ融資を得られる見通しとなり破綻が回避されたことを受けて、クロス円中心に買いが強まりました。ドル円は一時94.80円の高値まで買い進められました。ただ、本邦輸出筋の売りが厚かったことが嫌気され、次第に頭の重い展開となっています。

日足チャートでは、上ひげが大きく伸びた状態となっており、昨日の94.80円で目先の高値を確認したかたちとなっています。ドル円が急落した8日の高値94.89円を上抜け出来なかったことが、買い方の失望を誘っています。本日は93円台後半で安値圏での取引となっていますが、17日安値の93.48円がとりあえずの下値の目処となっています。また、15日、16日安値が93.25円、一目均衡表転換線が93.24円に位置しており、重要なサポートレベルとして意識されています。

市場では、93.20円にまとまった買いが観測されているものの、92円台ではストップロスが集中しているとあって下サイドのケアが必要です。上値では、引き続き昨日高値の94.80円や8日高値の94.89円が戻りの目処として意識されています。

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