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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

ラジー賞最有力候補:『クレムリンで朝食を』(Breakfast at Kremlin’s)

更新日:2009年7月14日

先週は、織姫と夏彦が出会うように、七夕の7日、プーチン露首相とオバマ米大統領がクレムリンでの遅い朝食を共にしました。影の米ロ首脳会談から伝わってきた発言は、いたって冷静で、いたって形式上のものとなりました。「新準備通貨について議論する」とのロシア側からの報道をきっかけに、俄かに市場の注目を浴びていたこの「クレムリンで朝食を」(Breakfast at Kremlin’s)は、前評判だけが先行し、実際は「全てを合意することは出来ないが、お互いに関係を強化することが大切」とか、「米国との関係改善に向けてオバマ米大統領に期待している」とか、ありきたりなコメントだけが伝わってきました。もともと、このブレックファストミーティングは、プーチン露首相が「どうしてオバマ米大統領は俺と会わないんだ。やっぱり嫌っているのか。野党や大学での講演もあるそうじゃないか。ゴルバチョフとも会談する?どうなっているんだ」とえらくご立腹で、急遽設定された朝食会だったとの関係者からの話も伝わってきており、市場の「準備通貨に対する興味」は、急速に減退していくことになりました。

イタリアラクイラサミットでのG8+G5の拡大会議では、フージンタオ中国国家主席がドタキャンで帰国した後、中国側は「準備通貨として、ドルへの依存を深めるのは好ましくない。将来的な準備通貨の多様化と、準備通貨の安定化を求める」と初めて公式な場で表明しましたが、ドル円が目先の40ポイント下落しただけの反応にとどまっていることからも、十分にその雰囲気が伝わってくるというものです。地球温暖化対策での排出権問題を、これもまた中国国家主席の帰国でまとめ上げきれず、オバマ米大統領がルーラブラジル大統領からブラジルサッカー代表のサイン入りユニフォームをもらって、ノッチそっくりのおどけた顔を見せているあたり、緊張感の無さを感じざるをえません。

ところで、市場関係者からはG8+G5の拡大会合共同宣言については「通貨の競争的な切り下げを回避し、安定し良く機能する国際通貨システムを促進」という部分に注目する声が聞かれています。米国も含めて、本音は自国通貨の価値を下落させたいのはやまやまでしょうが、きちんとコミットメントしてきたわけです。市場が注目しているのは、「果たして、これでSNBの介入はどうなるのか?」というところです。スイスは、G8にも、G5にも属していない中立国のために、「そんなことは関係ない」と頑なに金融政策としての為替介入を続けることは可能ですが、近い将来ユーロスイスフランの1.5000スイスフランという死守レートが近づいた時、市場とは自虐的にも介入を試してみたい欲望に駆られるというものです。ちなみに、先週は9日に一時1.5110スイスフランの安値をつけています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円  

先週は、ドル円は下値を試す展開となりました。8日の海外市場で94.00円を下回ったことで、ストップロスを断続的に巻き込んで下落。一時91.80円まで急落しました。市場参加者からは「特段の材料は無かったが、東京時間24時のロンドンフィキシングでまとまった規模の売りが出たことがきっかけとなった」との声も聞かれ、下げ足を速めました。ショートカバーから93.60円まで買い戻されたものの、海外ヘッジファンドなどからの売りがきつく、再び91.77円の安値まで売り込まれました。ただ、92.00円に設定されているオプションに絡んだ買い戻しも散見され、92円台半ばまで値を戻して週末の取引を終えました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は、週明け神経質な動きが続いています。先週末の安値91.77円と8日の安値91.80円で、ダブルボトムを打ったかたちになっていますが、昨日は再び91.73円の安値をつけたものの、93.17円まで買い戻されました。ただ、上値を追っていくような展開は想定しておらず、3月19日の安値93.55円から5月22日の安値93.85円の戻り売りゾーンは非常に重要なレジスタンスとして市場に認識されています。

先週末明らかになった7日時点のCME通貨先物ポジションでは、1047枚の円ショートから17117枚の円ロングに転換したばかりです。ヘッジファンドなど海外からの売りオーダーが93円台半ばまで観測されていますが、彼らのポジションを増加させるためのものであることは明白です。下値では、昨日安値の91.73円が取りあえずの目処となっています。一部市場参加者からは「91.70円に大きな買いが出ている」との声もきかれていますが、91.50円から下のレベルではストップロスがまとまって観測されており注意したいところです。また、終値ベースでは、1月21日の安値87.10円から4月6日の高値101.45円のフィボナッチ38.2%が92.58円となっており、今後を占う上でも重要なポイントとなっています。

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