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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

買い手の名は、スイスナショナルバンク

更新日:2009年6月30日

「もう、FOMCどころではなかったよ」との市場参加者の言葉が、24日海外市場の全てを物語っています。
SNB(スイス国立銀行)が強引にも実施したスイスフラン売り介入でしたが、市場参加者が首を傾げているのは、「なぜ24日なのか、なぜそれほどまでに水準を死守しなければならないのか」理解できないからです。SNBは、18日に政策金利を据え置いた後、声明文では確かに「断固としてユーロに対するスイスフランの上昇を阻止する」と表明してはいますが、同時にジョーダンSNB理事からは「市場は介入の水準に慣れてはいけない」との冗談ともとれる発言で釘を刺されています。

「介入の水準」とは、まさに1.5000スイスフランを指しているわけで、24日アジア時間に一時1.5011スイスフランまで下落しましたが、何の動きもなく、安値圏でレートが止まっていた状況でした。20時前に突然実施されたユーロスイスフランの介入によって、1.5289スイスフランまで急騰します。 

そして、市場を最も驚かせたのが、深夜1時を過ぎたころから、突如として買われたドルスイスフランの介入でした。一部市場参加者からは「まさか、2回目の介入が、欧州勢が帰宅の途に付く、まさにその時を狙って、しかもドルスイスフランで入るとは思ってもみなかった」とのことで、ユーロスイスフランは一時1.5381スイスフランまで上昇。ドルスイスフランにいたっては、1.0633スイスフランの安値から1.1026スイスフランの高値まで400ポイント近い急騰劇を演じました。

【ユーロ/スイス チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【ドル/スイス チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

以前、日本がやっていた「押し上げ介入」のやり方に似ていると指摘する関係者もいましたが、「銀行に依頼して介入をやらせたのではなく、SNBネームで直接市場に介入していた」ようで、日銀以上の「断固たる措置」を市場に知らしめたと言えるでしょう。

インターバンクディーラーが、EBS(電子ブローキングシステム)でドルスイスフランを売ってみたら、買い手のネームが「SNB」と出てくる様子を想像しただけでも、市場の仰天振りがわかるというものです。翌日の25日には、19時前にドルスイスフランが突如として1.0940スイスフランから1.1020スイスフランの高値まで上昇しました。値幅はたったの80ポイントに過ぎず、これだけを見ていると普段の動きにしか見えませんが、市場参加者の心境たるや尋常ではなかったようです。

「SNBがレートチェックしたという噂」が出回ったことで、市場は「昨日の今日ということもあり、何も考えないでドルスイスフランを買った」ようで、参加者の不安心理を煽る動きとなってしまいました。結局、「束の間の市場の介入期待」は、24日の高値1.1026スイスフランの手前で力尽きたといったところです。

週末には、一時1.0795スイスフランまで下落していて、24日の「恐怖の介入」が入ったレベル1.0870−75スイスフランのたがを外されたかたちとなっています。当然のことながら、ヘッジファンドなど市場のポジションはドルスイスフランのロングに傾いているわけで、今週ももう一波乱あるかもしれません。ユーロスイスフランの介入レベル1.5000スイスフランとともに、十分に注意したいところです。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円  豪ドル円

先週は、ドル円は売られる展開となりました。25日早朝に発表されたFOMCでは、長期国債買い取りのスキームに対して変更がなかったことから一時米長期金利が上昇。ドル円も96円台まで買われる場面もみられました。ただ、その後米国債入札が順調に消化された事を受けて米金利が一転急低下し、上値の重い展開となりました。

25日の欧州時間に96.58円まで買い戻されましたが、同日のNY時間からは96.00円を下抜けてストップロスを巻き込んで下げ足を速め、週末には95.04円の安値まで売り込まれました。市場参加者からは、「FOMCの会合やSNBの介入によって市場の混乱が続いた」との声も聞かれており、ドル円単独では難しい相場となったようです。

豪ドル円は一時74円台割れ寸前まで下落しましたが、終値では50日移動平均線を維持しています。





今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は、週明け方向感のない動きとなっています。本日は欧米企業の中間期末の6月末とあって、特別なフローに左右される展開となっています。

今週は7月3日が米独立記念日の振替休日となっていることから、7月2日に米雇用統計など重要な指標が前倒しで発表されます。
指標次第では大きく動く可能性もありますが、ドル円は200日移動平均線や一目均衡表の雲を意識した動きとなりそうです。

本日は200日移動平均線が96.00円、一目均衡表雲の下限が96.01円に位置しており、終値ベースでの判断になりますが、96円台と95円台では市場の強弱感が全く違ってくることから、重要なレベルとなっています。上値では、25日の高値96.58円が意識されているほか、50日移動平均線が位置する96.70円もポイントとなっています。市場では、「96.50円まではかなりの売りが控えている」との声も聞かれており、戻りは着実に売っていきたいところです。

下値では、23日の安値94.88円がとりあえずの目処となっていますが、このレベルを下回ってくれば、まとまった規模のストップロスも観測されており注意が必要です。さらに、5月22日の安値93.85円を下回るような展開となれば、さらにストップロスが控えています。

いずれにしても、2日発表の6月米雇用統計を見極める必要がありますが、非農業部門雇用者数は▲37万人の市場予想となっており、楽観的な予想の参加者が増えている事は確かです。

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