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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

イベント終了を待って

更新日:2009年6月16日

先週は、為替ディーラーも「にわか債券ディーラー」となって取引せざるをえない状況となりました。5日の5月米雇用統計以来、市場関係者の自問自答は続きます。

   「果たして、この金利上昇は本当にFRB利上げにつながるようなものなのか?」

米10年債利回りの急騰では収まらず、米2年債の利回りも2日間で48bp以上の金利上昇を示すなど、NY市場では俄かに利上げモードが盛り上がりを見せました。ただ、そうは言っても「あまりにも単純に反応しすぎ」の海外市場では、NYベースの米有力レポート、昔の関係者は「ワシントン筋」などと表現する向きもありますが、「米国の利上げはほど遠い」とのレポートを出したことを受けて、冷や水を浴びせられることになりました。10年債、30年債入札が予想に反して好調な結果に終わったことで、金利引き上げ期待は、一気に収縮していきます。

市場参加者が、ずっと自問自答し続けていた「果たして、この金利上昇は本当にFRBの利上げにつながるようなものなのか?」との問いに、実にタイミングよく答えたこのレポートは、「たとえそれを彼らに言われなくてもわかっていることであったとしても、とにかく何らかの形で確認したかった」市場心理を上手く突いたといえます。

ところで、先週は米国金利一色となった為替市場でしたが、金利要因を無視して周りを見回すと、一部市場参加者からの指摘通り「ダウの動きがちょっと異常だよ。1日に上げて以来、ほとんど動かなくなってきている。ここ数日間の値幅はひどい」ことに気付かされる週でもありました。確かに、終値では続けて1ドルほどの値幅となったこともあり、100ドル以上動いたとしても、結局は小幅な値動きで引けているわけで、「大きく動く前兆のような気がする。嵐の前の静けさかな」とは、G8前の12日の夕方でした。

さて、週末のG8を終えて、先ず動き出したのが本邦機関投資家でした。昨日17時頃に観測されたユーロ円の売りは、その後の全ての始まりとなっています。本日のアジア市場でも、多くの機関投資家が「5日の米雇用統計後、上値に売りオーダーを並べていたが、週末のG8というイベントが終了したことで、まとめて売ってきている」わけで、ダウが200ドル安となったことで、日経平均も200円安となったことで、早くも「にわか債券ディーラー」は「普通の為替ディーラー」に変身しています。為替ディーラーの変わり身の速さはカメレオン並みで、ふと油断していると、全く別人となっていることもしばしばです。


(GI 和田仁志)

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円  ユーロドル

先週は、ドル円は米長期金利の乱高下に振り回される展開となりました。5日の5月米雇用統計でつけた高値98.90円を意識した週となりましたが、8日の高値98.86円を頭に上値を追うことは出来ませんでした。目先の米長期国債の乱高下に上下する方向感のない取引となり、日替わりで変化するセンチメントの変化に、市場は振り回される結果となりました。

10日には一時97.08円の安値をつける場面もみられましたが、結局一目均衡表雲の下限が位置する97.49円を終始意識した動きとなりました。週末には、G8を控えてドルの買い戻しが強まり、98円台半ばまで値を戻して取引を終えています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は、週明け利食い売り先行の動きとなっています。先週末のNY市場で、98.43円まで買い戻され、週明け早々に98.58円まで上昇しましたが、邦機関投資家からのまとまった売りも観測されたことで一時96.57円のまで売り込まれています。目先のサポートレベルとして意識されていた10日の安値97.08円を下抜けるとストップロスを巻き込んで下げ足を速めました。

下値では、200日移動平均線が96.53円、5日の安値が96.52円となっており、直近の重要なポイントとなっています。このレベルをしっかりと下抜けた場合には、4月28日の安値95.63円がターゲットとなってきます。日経平均やダウ平均などが俄かに動き始めたことで、債券市場に注目が集まりすぎていた市場の目が、再び株価に移っています。上値では、一目均衡表雲の下限が97.49円に位置しており、戻りの目処となっています。

また、16日にはG8後のBRICsサミットがロシアで開催予定となっており、市場の注目を集めています。ロシア高官からは、「米ドルを信認しており、外貨準備の比率を変更するほどの動きは考えていない」との発言も聞かれていますが、事実、SDR建てIMF債の購入をめぐるロシア主導の動きは、米国ソブリンへの信任とともにセンシティブな話題となっており、BRICs諸国要人からの発言には十分注意が必要です。

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