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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

チャートポイントは抜けたが…

更新日:2009年5月19日

先週は、ドル売りの動きが強まりましたが、テクニカル的な要因はさることながら、ドルそのものの本源的な問題となる噂話や報道が相次いでいます。特に市場関係者をあわてさせたのが、13日の早朝に流れてきた市場の噂、つまり「米国債のトリプルAの格下げ懸念が一部で報じられている」でした。追い討ちをかけるように、今度はBBCのウェブ版で「民主党の有力議員が米国債を今後購入しない」と報じていることが伝えられ、ドル円は95.78円の安値まで下押ししました。

結局、最初の噂はFT電子版のコメント欄に掲載されていた、私的な見解がネタ元となっていましたが、よくもまあ、こんなところまで探してくるものだと思うほどの記事となっていました。投稿した人物が、かなりしっかりとした経歴の持ち主であったためということもありましたが、市場心理とは恐ろしいもので、たとえその噂が出回らなかったとしても下落していただろう相場状況に対して、タイミングよく、こういったネタがきっかけを作ったに過ぎません。たまたまFTをインターネットで見ていた市場参加者が、仲の良いディーラーに話しただけで、こういった類の噂は瞬く間に市場に出回ってしまうものです。

一方で、BBCのインタビュー記事は「何かしらの意図があって報道されている」と疑う必要があります。なぜ、この時期に、民主党影の内閣の財務相に任命されている中川正春衆議院議員が、わざわざ海外のメディアに対して「政権をとったら米国債は買わない」と言わなければならないのか。

以前にも、当局がFTにインタビュー記事を載せて市場の反応をみるということを、意図的にやっていた時期もありましたが、市場参加者の思惑は渦巻くばかりです。「政権をとった場合、将来的なドルの減価を憂慮しているため、米国債はドル建てでは買わない。円建てのサムライ債のかたちであれば購入を考える」と発言していますが、突如として報道されたニュースに、市場は戸惑いの色を隠せないでいます。

ただ一つだけ確かなことは、このニュースによって、来るべき総選挙では「民主党政権」=「ドル円の売り」という方程式が市場で出来上がったということです。この方程式を認識しておければ、選挙結果に一喜一憂する市場の反応を先読みすることが出来るわけです。

そして週明けの18日、ムーディーズが「日本国債の格上げ」というサプライズを発表しましたが、不思議にも市場の反応は限定的というか、極めて不自然な動きとなりました。発表の仕方自体も不自然で、わざわざお昼過ぎに15時から記者会見を予告し、帝国ホテルでの発表となっています。その後の杉本財務次官の円高牽制発言をきっかけに、昨日の海外市場では96.46円までの踏み上げ相場となったことは記憶に新しいですが、市場では様々な憶測が渦巻いています。 
(GI 和田仁志)

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円 ユーロドル

先週のドル円は、下値を試す展開となりました。12日には、テクニカル的な重要ポイントとされていた、ヘッドアンドショルダーのネックライン(3月5日の高値99.69円と5月7日の高値99.80円を両肩、4月6日の高値101.45円を頭とする)となっていた96.37円を完全に下抜けたことで売りが加速。週末には一時94.73円の安値まで下落しました。95.00円には大口のノックアウトオプションなども設定されていたことで、買い戻される場面もみられましたが、戻りも96円台前半までと非常に鈍いものとなりました。

ユーロドルは、昨年7月からの長期トレンドラインを1.3530ドルで上抜けてきたことで、週前半は上値を試す展開となり、一時1.3722ドルの高値まで買われましたが、週末の1-3月期ユーロ圏GDP速報値などが、市場予想を下回る弱い数字となったことを受けて、クロス円の売りにつられるかたちで値を消しています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は、週明け早々ドル売りの動きが強まり、一時94.55円の安値まで下落したものの、欧州時間に流れた杉本財務次官の円高牽制発言をきっかけに、一気に踏み上げ相場となりました。本日も一時96.63円の高値まで上値を試す展開となっています。

ただ、先週下抜けしたヘッドアンドショルダーのネックラインのレベルである96.37円を意識する動きが予想され、96円台半ばでの戻り売りを狙う市場参加者が多いのも事実です。オーダー状況を鑑みても、上サイドでのストップロスは観測されておらず、逆に94円台前半でのストップロスが目立つ状況となっています。

上値では、一目均衡表転換線が97.15円、200日移動平均線が97.79円に位置しており、それぞれレジスタンスレベルとして意識されています。下値では、引き続き一目均衡表雲の下限が位置する95.01円が重要なサポートレベルとなっています。1月21日の安値87.10円から4月6日の高値101.45円のフィボナッチ50%戻しが94.28円となっており、一段の下落にはこのレベルの下抜けが必要となっています。

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