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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

不合格通知の行く先

更新日:2009年4月28日

先週市場を駆け巡り、米財務省やらガイトナー米財務長官までもが火消しに回らざるを得なくなった「ストレステスト」を巡る噂は、ある意味市場をパニック的な状態に陥れました。為替市場では、ユーロ円や豪ドル円、ポンド円といったクロス円が急落。株式市場では、BOAが好決算にもかかわらず24.3%の暴落。シティも19.45%値を下げるなど、金融株が軒並み下落しました。エマージング市場も混乱するなど、リスクマネーの急速な引き上げに、市場関係者は大慌てだったようです。

FRBは先週まで、大手19行のストレステストを実施していましたが、「政府関係者からの情報によると、19行中16行が実質破綻状態で、1800以上の中小金融機関も債務超過」とのガセとも本当とも取れる、非常に微妙なガセねたが、市場に出回りました。

以前も、ガイトナー米財務長官のブックメーカーの辞任確率度が上昇したという、どこかのブログニュースがきっかけとなって、立派な「ガイトナー米財務長官が辞任か」との市場観測となりましたが、今回もまた、米財務省が「ストレステストの結果はまだ出ていない」と否定会見をするほど、りっぱな噂に成り上がりました。

こういった市場心理は、今回も同様に常に市場参加者が抱いている、「ある種の不安感」が根底にはあって、いつまでたっても正確な損失額が分からなかったり、時価会計基準を無理やり緩和したことで、決算内容は良くても、100%数字を信頼することが出来なかったり、誰一人として、なるべく触れないでよければ、触れないでおこうとしているオフバランス資産の存在があったりするわけです。このガセねたも、どこかのネットラジオからのもっともらしい情報がきっかけとなりました。

5月4日にストレステストの結果は公表されることになっていますが、週末にはその手法や評価基準の詳細が明らかになり、市場では「大方の銀行はテストをパスしただろう」との認識にはなっています。ただ、案外知らされていないのは、対象の19行には先週末すでに「合格通知」、または「不合格通知」が伝えられているということです。一部報道では、19行中3行が「資本増強を要求された」と伝えられているところをみると、ガイトナー米財務長官が「大部分(vast majority)の銀行は十分な資本を持ち備えている」と言って、「全部」とは言わなかった意味が分かったような気がします。

それにしても、24日には各行に通知が届いているわけですから、それぞれの株価の動きを検証してみれば、その3行がどこであるのかは、容易に検討がつくというものですね。日本ではGWに入りますが、お時間があればどうぞ。 
(GI 和田仁志)

【ストレステスト受験行19行リスト】

シティグループ、BOA、JPモルガンチェース、ゴールドマンサックス、モルガンスタンレー、ウェルズファーゴ、BONYメロン、ステートストリート、アメリカンエキスプレエス、キャピタルワン、フィフスサードバンコープ、PNSファイナンシャル、USバンコープ、キーコープ、リージョンズファイナンシャル、サントラスト、BB&T、メットライフ、GMAC

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円 豪ドル円

先週のドル円は、下値を試す展開となりました。週明けの20日にストレステストに関する悲観的な噂が出回った事を受けて、97.66円まで下落。翌日には、ガイトナー米財務長官が議会証言で米銀の資本が十分であるとの認識を示したことから、一時98.92円まで買い戻されたものの、その後は下値を試す動きが強まりました。

週末24日には、アジア時間でノックアウトオプションが設定されていた97.50円を下抜けたことで下げ足を速め、一時96.63円の安値まで売り込まれました。週末には、ワシントンにおいてG7財務大臣中央銀行総裁会議がIMF年次総会とあわせて開催されましたが、為替に関する文言の大きな変更はなく、市場への影響は限定的となりました。

また、豪ドル円は20日に68.06円の安値をつけた後、翌21日に70.51円までショートカバーで買い戻される場面もみられましたが、一目均衡表転換線に頭をおさえらえたかたちとなりました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円 ユーロ円 豪ドル円

今週のドル円は、週明けからクロス円の売りが強まったことを受けて、一時95.97円円の安値まで下落しています。クロス円も全般売られる展開となっています。ユーロ円は一時124.70円、豪ドル円は一時67.20円の安値まで値を下げています。週末から世界中を騒がしている「豚インフルエンザ」の警戒レベルが「フェーズ4」に引き上げられたことを受けた動きとなっています。市場参加者からは「日本で感じている以上に深刻度は高い」との声も聞かれており、すでにEUは米国及びメキシコへの渡航中止勧告を出しています。世界中のリスクマネーが、一旦はそのリスクを縮小する動きとなっていることで、為替市場では下サイドのリスクが増大しています。

ドル円は、1月21日の安値87.10円から6日の高値101.45円までの上昇局面における38.2%押しが95.97円、3月30日の安値が95.96円、一目均衡表雲の上限が95.93円となっており、95円台後半はテクニカル的なポイントが集まっています。このレベルをしっかりと抜けてきた場合には、3月19日安値の93.55円や、一目均衡表雲の下限が位置する93.36円がターゲットとなってきます。

ユーロ円は、1月21日の安値112.08円から6日の高値137.42円までの50%戻しが124.75円となっており、終値ベースで下回るかどうかが今後の鍵となりそうです。

豪ドル円は、目先サポートされていた68.00円を下抜けてきたことで売りが強まっていますが、50日移動平均線が位置する66.82円がサポートレベルとして意識されています。

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