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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

市場心理のよりどころ

更新日:2009年4月21日

ドル円は3月23日に96.24円を上抜けてから、一目均衡表転換線が下値のポイントとなっていましたが、14日に99.91円を下抜けて以来、急激にセンチメントの変化が見られました。4月に入って100円台での取引に目が慣れてしまったことで、100円台を下抜けると「気持ち悪い」とか「落ち着かない」と感じてしまうのは、人間が自分の意思で売買している証です。この市場のセンチメントは、14日の下落をきっかけにして、「100円台は重くて、ちょっと気持ち悪いね」に変化してきています。そして、目先のサポートラインとなっていた一目均衡表の転換線が、レジスタンスレベルに入れ替わりました。

14日の下落の原動力となったのは、「かんぽ生命の2009年度運用方針、外債投資を見送る計画」とのヘッドラインでした。東京のディーリングルームを一瞬ざわつかせたこのニュースは、市場参加者にクロス円とドル円の売りを連想させました。このヘッドラインは非常に深い意味合を持ち備えていて、市場が危惧していた「外債投資」への減額が、いきなり「運用見送り」という予想外の結果となったことで、公的年金などに影響が大きいといわれる、この「かんぽ」の方針は、今年の機関投資家の全体像を映し出すには、十分過ぎるサンプルとなりました。事実、先週相次いで公表された大手生保の運用方針でも、「ヘッジ付き外債への投資は増額するが、ヘッジなしのオープン外債については減額」と明言しているわけで、つまりネットすると、為替市場へのインパクトはクロス円やドル円の売りになることは言うまでもありません。

ところで、先週から相次いでいる大手米銀の第1四半期決算は、GSを筆頭にJPモルガン、シティ、BOAと軒並み予想をはるかに上回る好決算となりました。ただ、株式市場は売りが強まるという皮肉な結果となっています。週明け月曜日に発表されたBOAの決算では、市場予想より強い数字となったにもかかわらず、24.3%安と株価は急落しました。シティも19.45%と米銀株の急落劇となっています。表向きは、BOAの貸し倒れ引当金が高水準になったという理由が挙げられていますが、ストレステストの結果を巡る噂が駆け巡るなど、市場は疑心暗鬼の塊となって、株式とクロス円を売り浴びせました。

昨年の金融危機から振り返れば、全ての根底に「はっきりしないこと」や「不透明なこと」が常に存在していて、一つ一つを解明しようとしてはいるものの、結局他の「よく分からないこと」が発生し、今回のような市場の反応を繰り返すことになっています。

時価会計基準の事実上の棚上げ、つまり経営者の裁量で不良資産を評価することによって、決算が強いものになるのは当然のことであって、現在いくらの値が付くのか誰も分からないオフバランスの資産などが、どういう形で処理されるのか。オバマ米大統領はおろか、一番分かっているはずのガイトナー米財務長官でさえ、その結末は分からないでいます。だからこそ、こういった市場の不安が、昨日のゴールドマンサックスが出したレポート(シティは依然として売り推奨)しかり、JPモルガンが出したレポート(米銀は4000億ドルの追加損失計上が必要)しかり、ホイットニー女史が出したレポート(米銀は来期以降赤字転落)しかり、はたまたどこかのネットラジオで出されたガセねた(ストレステスト中の19行のうち、16行が事実上破綻)に至るまで、信頼性の違いはあっても、「はっきりとしたもの」によりどころを求めてしまいます。
(GI 和田仁志)

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドル円は、13日のイースターマンデーを終えた14日を境に、100円台を完璧に下抜けて下落しました。14日夕方に明らかになった、「かんぽ生命の2009年度運用方針」では、外債投資を当面見送ることが判明し、機関投資家の運用方針の変化を受けた売りが上値を重くしました。15日には、一時98.15円の安値まで売り込まれています。週末17日の海外市場では、欧州債償還に絡むクロス円の売りがロンドンフィキシングで観測されたことを受けて、ユーロ円は一時128.84円の安値まで値を下げました。

また、ロートSNB総裁が「デフレ懸念が存在する限り、為替介入を続ける」と発言したことで、ドルスイスフランは1.1690スイスフランまで上昇。ユーロドルは、週末のNY市場で一時1.3017ドルの安値まで下落しました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円  豪ドル円

今週のドル円は、週明けからクロス円の売りが強まったことを受けて、一時97.66円の安値まで下落しています。ユーロドルも3月18日の安値1.2987ドルを下抜けたことで、ストップロスを巻き込んで下げ足を速めて下落。一時1.2888ドルの安値まで売り込まれました。ドル円は、200日移動平均線の98.82円を終値ベースで完全にブレークしたことで、逆にレジスタンスレベルとして重要なポイントとなってしまいました。オプション市場では、月曜日のボラティリティが昨年のリーマンショック以来の急低下となったことで、「そろそろどちらかに大きく動くのでは」との声も聞かれています。

下値では、3月19日の安値93.55円から6日の高値101.45円までのレンジからみたフィボナッチ50%戻しが97.50円となっていることから、サポートレベルとして意識されています。ヘッジファンドなどが重要視している50日移動平均線も97.32円に位置しており、今週のポイントとなるでしょう。

また、豪ドル円は先週から200日移動平均線で上値を抑えられており、今週も引き続き戻りの目処となってくるでしょう。直近では、8日の安値70.04円を下抜けて、一時68.06円まで下押ししていることから、70円台は戻りを売っていきたいところです。下値では、2月2日の安値55.56円から14日の高値73.49円までのフィボナッチ38.2%押しが66.64円となっており、目先のサポートレベルとして意識されています。

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