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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

インサイダーの概念が存在しない市場

更新日:2009年4月14日

先週は米銀に対するネガティブなレポートが話題となりました。カリヨン証券のマイクマヨ氏が出したレポートでしたが、彼はオッペンハイマー証券のホイットニー女史と同様に、米銀の危機を以前から指摘してきたことで、市場では知る人ぞ知るといった存在でした。日本では、あまりどこどこの証券会社のアナリストが発表したから売られたとか、買われたとかという話は耳にしませんが、NYではその類の話は多いです。

銀行として、会社としてという認識が薄いマーケットですから、ホイットニーが言ったとか、マヨが言ったとかで相場自身が動いてしまうものです。マヨ氏はBOA,CITI、JPM、ウェルズファーゴを下から2番目、いわゆる「アンダーパフォーム」としたばかりではなく、フィフィスサードバンコープ、キーコープ、サントラストバンクス、USバンコープを一番下、つまり「売り推奨」に指定し、市場関係者を驚かせました。

今月に入ってからのCTA(商品投資顧問)筋のユーロ円の買い上げは、その根底に世界的株価の上昇があっただけに、マヨ氏のレポートを受けて大手銀行株が売られたとなると、投機的なマネーは逃げに回ることになります。案の定、7日の東京市場でも「CTA筋からの利食い売りばかり」だったようで、足の速い玉についていくのは大変です。ある意味、インサイダーという概念が全く存在していない為替市場では、つまり全てがインサイダーであるために、こういった個人の見解や意見が、あたかも市場の総意のごとく伝わる不思議な一面を持っています。

こうした一連のCTA筋の動き、つまり「株高=クロス円買い」、「株安=クロス円売り」との市場の認識は、先週後半から微妙な変化を見せ始めました。9日に政府が明らかにした「事業規模56.8兆円、真水15.4兆円」の追加経済対策を受けて、日経平均が上昇したにもかかわらず、ドル円の頭が重くなるなど為替が素直に反応しなくなり始め、その日の海外市場では、ダウ平均の大幅高を尻目にユーロドルが急落するなど、実際は「カストディアン筋から特殊なユーロドルの売りが出た」との噂になっていましたが、500本とも1000本とも言われるユーロドルの売りは、グッドフライデーを翌日に控える海外市場参加者の「今日はなるべく早く片付けて、パブで一杯」との希望を打ち破ってしまいました。

市場心理の微妙な変化というものは、実は後々になって非常に重要なポイントとなってくることが多く、テクニカル的な要因とは別に実際に感じ取るしかありません。市場に漂う匂いを、いかに早く嗅ぎ取ることが出来るか。このことこそ、市場参加者の醍醐味といえます。それにしても、CTAの投機筋たちは、9日にはすでにユーロ円のロングをほぼ利食い終えて、週末の4連休(もしかしたら3連休)の計画を立てていました。
(GI 和田仁志)

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドル円は、6日にCTA筋のクロス円の買いにつれるかたちで買われ、一時101.45円の高値まで上昇しました。ただ、同日の海外市場では著名アナリストによる米銀投資判断の引き下げが嫌気され、一転売りが強まる場面が見られました。8日には一時99.31円の安値まで下落。ユーロ円の買い手となっていたCTA筋の利食い売りが早々と観測されました。

市場では、「株式市場の予想以上の堅調さを背景にユーロ円のロングがたまっていたが、米銀行株が売られたことを受けて、一気にポジションを閉める動きとなった」と、足の速いCTA筋の動向に振り回されることになりました。ただ、99円台がサポートされたために、週末にかけては100円台後半まで買い戻されるなど、下値の固さが目立つ展開となりました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週は、先週8日からの100円台後半の頭の重さが嫌気され、下値を試す展開を予想しています。8日の高値100.89円から、連日100.58円、100.74円、そして昨日高値の100.73円と100円台後半で上値が抑えられています。

実際に101円台の売りオーダーもまとまって観測されており、下サイドへのリスクが高まりつつあります。直近では、99.20円から99.00円にかけてストップロスが集まってきており、このレベルをクリア出来るかが鍵となってくるでしょう。 200移動平均線も99.02円に位置しており、重要なサポートレベルとなっています。3月19日の安値93.55円から6日の高値101.45円のフィボナッチ50%戻しが97.50円、38.2%戻しが96.57円となっており、それぞれ下値の目処となっています。

今週は、本日早朝に前倒しして公表されたゴールドマンサックスに続いて、16日にJPモルガンチェース、17日にはシティグループの第1四半期決算が相次いで予定されていますが、今朝方の反応をみても明らかなように、良い数字に対ては織り込み済みとなっており、むしろ悪い数字への反応に注意が必要です。

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