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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

米ドルの紙くず記念日

更新日:2009年3月24日

さて、先週のFOMC終了直後、つまり日本時間19日明け方の3時17分、ほんの数十秒の出来事でしたが、「大台が分からなかった」ほど速い動きとなって、マーケットはドル売りで反応しました。前日に法人顧客向けに配布されたゴールドマンサックスのレポートを受けて、市場の8割はMBSの買い取り増額程度にとどまるとの予想をしていた矢先の決定とあって、ビッグサプライズの結果となりました。

ただ、13,14日の週末に開催されたG20のコミュニケを吟味すれば、英国の長期国債買い取りに始まった「非伝統的手法」は、スイスSNBの民間スイス債購入とユーロ買いスイスフラン売り為替介入、日本の劣後ローン1兆円の引き受けと続き、最後は米国で総仕上げとなる道筋が、当然のように描かれなければならなかったはずです。FOMCは、長期国債3000億ドル、MBS7500億ドル、GSE債1000億ドルの合計1兆1500億ドルの買い取りを決定しました。

G20しかり、G7しかり、こういった国際会議におけるコミュニケとは、「国際的な確約」を意味しているわけで、「多くの国で金利は大胆に引下げられてきており、G20の中央銀行は、価格の安定と整合的に、非伝統的な政策手法を含む、あらゆる金融政策の手法を活用しながら、必要とされる間、緩和政策を維持していく」とのコミットメントは、慎重姿勢を崩さなかったバーナンキFRB議長を、単なる「ヘリコプターベン」から、「歴史的転換を決意した100年に一度のFRB議長」にならしめました。

米国は「ルビコン河をついに渡ってしまった」ことで、「パンドラの箱を開けてしまった」ことで、米ドル紙幣を刷りまくらなければならないという必然性に迫られ、将来的な米ドルの基軸通貨としての価値を毀損させる結果に帰結することになります。市場がドル売りで反応したのは、言うまでもなく、2009年3月18日は、「米ドルの紙くず記念日」(米国が自国通貨の毀損を覚悟した日)となりました。

オバマ米大統領が今週に入って、「米ドルは依然として強く、米国への投資が最も魅力的である」と発言したり、中国当局者が「米ドルは唯一の基軸通貨として、今後も外貨準備として購入する」と表明してみせたりしているのも、米ドルの暴落や米国資本市場の混乱を回避するためであって、SNBが正直に表明しているように、世界中の国々が「デフレ懸念を排除するために、または国内産業を守るために、自国通貨を安くする」ことを望んでいる中で、米国もまた「自国通貨を強くしたい」と思っているわけではないことだけは確かです。 (GI 和田仁志)

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

先週のユーロドルは、FOMCが長期国債買い取りを決定した瞬間から急騰。19日には1.3739ドルの高値まで買い進められました。ただ、その後の2日間は20日が1.3727ドル、昨日23日が1.3737ドルと高値を抜けられずに下押ししています。23日には、ガイトナー米財務長官が「不良資産買い取りプログラム」の詳細を公表したことを受けて、一時1.3485ドルまで売られる場面も見られましたが、依然として下値を拾う動きが強く、1.36ドル台まで値を戻しています。

一目均衡表雲の上限が、明日以降1.3613ドルに位置していることから、終値ベースでこのレベルを維持できるかが鍵となっています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

ユーロドル同様、米財務省の「不良資産買い取りプログラム」の詳細公表を受けて、クロス円の上昇とともに買いが強まっています。本日は、午前中に一時98.04円の高値まで上昇しました。先週末からの買い戻しは、主に「株価下落などに応じて、ヘッジをかけていた機関投資家が、株価の予想以上の戻りを受けてヘッジを外す動きが中心」のようです。

特に東京時間で買いが観測されているのも、そういった投資家の要因が影響しているものと思われます。ただ、日本時間19日未明、FOMCの長期国債買い取りを受けて急落する直前のレートが、98.31-36円。戻りを売っていきたい衝動に駆られるのはそのためです。

そうは言っても、昨日も戻りを売りたいと思いながら、結局2円以上も上昇しています。24時間、買いからも、売りからも、ポジションをとれるフレキシブルさが為替市場の醍醐味ですが、この局面は、個人的にこだわっている部分でもあります。

テクニカル的には、17日の高値98.98円が上値の目処として意識されています。その上では、200日移動平均線が位置する99.60円、直近高値となる5日高値の99.69円がポイントとなっています。昨年3月の決算期末レートが99.70円というのも、何らかの因果関係がありそうです。

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