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マーケットビュー

木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

明日はいよいよFOMC

更新日:2015年9月17日

サマリー

明日のFOMC結果発表を控えて市場は様子見気分が強い一週間であった。株価は依然としてアップ、ダウンだが、昨日は日経平均、上海総合指数、NYKダウともにまとまった反発を見せてリスク回避色は後退しつつある。
FOMCにおける利上げのあるなしは見方が完全に二分されている。
ただ昨日も、OECDが市場の不確実性除去のためにFRBによる早急の利上げを勧めているが、年内利上げが確実視される中、実施月を9月から10月、あるいは12月に伸ばすメリットは急速に失われているように思う。
利上げがあれば初期反応はドル買い。ただその後の動きは、発表されるフォワードガイダンスや今後の道筋とそれらに対する株式市場の反応によるだろう。
利上げがない場合、初期反応はドル売りだろうが、早晩利上げがある状況に変化はなく、ドルが大きく崩れることもないだろう。また株価が据え置きを好感して大幅上昇することも考え難い。
豪ドルは先週末発表された中国の8月鉱工業生産や都市部固定資産投資が不冴えで週初軟調にスタートしたが、自由党党首選で経済・金融に明るいターンブル氏が新党首となったことを好感して72セント台、87円近辺まで反発している。
市場のリスク回避の動きも収まっており、FOMCを無事通過すれば豪ドルが反発地合いに転じる可能性が出てくるだろう。

豪ドルここまでのレビュー

先週からの相場レンジ(9/10-9/17)
AUDUSD: 0.69365-0.71991  AUDYEN:83.265-86.828

この1週間は本日の米FOMCを控えて様子見気分が強い市場であったが、世界的に株価はアップダウンしながらも先週より上昇している。
為替市場では、リスク回避相場の巻き戻しから円安・ドル安の傾向が見られた。
日銀会合は政策据え置きでドル/円が一時119円台半ばまで反落する局面もあったが株価堅調やS&Pの日本格下げ報道もあり、120円台半ばから後半で底堅い動きをしている。
円安・ドル安の流れを受けてユーロ/ドルが1.13台、失業率が改善したポンドが1.55台に上昇し、ユーロ/円が136円台、ポンド/円も187円台まで反発している。
先週末発表された中国の8月鉱工業生産や都市部固定資産投資の軟調な数字を受けて、週初中国株価が再び不安定となり、この影響で豪ドルも70セント近辺、85円割れに反落した。しかし月曜日夜に自由党党首選でターンブル新党首が誕生したことを豪州産業界が好感、豪ドルも72セント台、87円台近辺まで反発している。
ユーロ/豪ドルは最近のレンジ1.57-1.60の下限に下落し、一方豪ドル/NZドルは1.13台に続伸している。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ:
AUDUSD:0.7050-0.73501  AUDYEN:85.00-88.00

向う半年の予想レンジ:
AUDUSD:0.6700-0.8200  AUDYEN:78.00-93.00

足元のセンチメント…ベアセンチメント後退
足元の予想…上値テストと利食い売りの交錯

主要通貨の中期的バイアス:
・米ドル…保合からややブル(足元ややベア)
・円…ベア(足元ややベア)
・ユーロ/ドル…ニュートラル(足元ニュートラル)
・豪ドル/ドル…ニュートラル(足元ややブル)

今週も日経平均やNYKダウはアップダウンだが中国株(上海総合指数)は月、火と続落で相変わらずリスク回避ムードが強かった。中国株価下落に加えて日銀会合でも黒田日銀総裁は物価見通しに変更は加えず、政策据え置きとなったことから“失望感で”ドル/円が119円台半ばに反落した。
ただ、昨日は日経平均、上海総合指数、NYKダウと三者そろい踏みで値を上げており、リスク回避の動きも後退した。
振り返れば昨年10/31の黒田バズーカ第二弾(サプライズの量的緩和)の時も10日ほど前の講演でも黒田総裁は「経済・物価の上下双方のリスク要因を点検し必要な調整を行う」と追加緩和の可能性などおくびにも出していなかったことが想起される。
何も匂わさないからこそサプライズなのであり、10月末の会合で再びサプライズとなる可能性もあるだろう。
一昨日もニューヨーク市場では8月小売売上高が+0.2%とさほど強くはなかったが、前月比プラスが継続しており、個人消費が底堅いとして政策金利に敏感な2年債利回りが2011年4月以来の0.8%台まで上昇し、これにつれてドルを買う局面もあった。
明日早朝のFOMCにおける利上げの有無について見方は完全に二分している。

それぞれの根拠は:

(利上げ派)

  • Q2GDP年率3.7%、失業率5.1%は緊急避難措置解除の十分条件たりうる
  • 米国FRBは昔から国内要因で金融政策を決定しており、不安定な海外市場の影響は受けない
  • 遅きに失した場合の悪影響―市場の不透明感増幅など
  • ゼロ金利解除後も金融緩和を明言していることで市場の不安は軽減される

(据え置き派)

  • 世界的に不安定な金融市場(特に株式市場)―最近FRBも言及している
  • インフレ率が低迷している
  • 新興国市場への影響

利上げの有無により想定される相場の動き

(利上げ実施の場合)
初期反応としてはドル買い。その後は今後のフォワードガイダンスや道筋を見ての判断となるが、株価が急落する場合にはドル反落。株価が崩れない場合にはドル続伸。

(利上げがなかった場合)
初期反応はドル売り。しかし10月または12月利上げ観測が高まることからドルの下落は一時的。9月利上げなしでも株価の急上昇はないだろう。

昨日もOECDが「市場の不確実性除去のために早急な利上げを開始する必要」と述べている。また当地のエコノミストなども利上げの時期(9月、10月、12月)はもはや重要な問題ではないが、市場の不透明感を払しょくするためにも“なすべきことを早くなすべし”との論調が目立つ。この意見に筆者も賛同する。
幸い世界の金融市場の不安さは収まりつつあり、むしろ今回米国が利上げを敢行すれば金融市場の先行き不透明感が払しょくされ、また金融市場に自信が戻る可能性があるだろう。
当然のことながら、たとえ利上げがあっても、FOMCではゼロ金利解除後の金利見通しなどで“金融引き締めサイクル入り”の可能性を打ち消すことに専念するだろう。
年内利上げというスケジュールを掲げながら「9月ではなく、10月か12月」と先延ばしするメリットは急速に失われていると言わざるを得ない。
豪ドルは中国発の悪材料にもかかわらず71セント台と8月下旬以来、また86円台と9月上旬以来の反発を見せている。
中国発の悪材料とは週末に発表された8月の鉱工業生産や都市部固定資産投資が軟調で、今週も株価が続落していることである。
ただ今週経済・金融政策に明るいと言われるマルコム・ターンブル氏が新首相に任命されたことを好感して豪ドルは再度反発している。同氏も経済政策を最重要政策と位置付けており、特に産業界からの期待が強い。(OZ NOW参照)
資源価格の軟調や中国不安などは同氏一人の力ではどうすることもできないが、アボット首相時の閉塞感は後退しており、根強い豪ドル先安観に変化が訪れる契機となる可能性もあるだろう。FOMCで利上げがあった場合の豪ドル反落も一時的なものとなるだろう。

【主なイベント】

9/17
(木)

(日)8月貿易収支
(ユーロ圏)欧州中銀経済報告
(米)新規失業保険申請件数、8月住宅着工件数、米FOMC

9/18
(金)

(ユーロ圏)7月経常収支
(米)8月景気先行指数

9/21
(月)

(日)休場(敬老の日)
(米)8月中古住宅販売

9/22
(火)

(日)休場(国民の日)
(豪)Q2住宅価格数
(米)7月住宅価格指数、9月リッチモンド連銀製造業指数

9/23
(水)

(日)休場(秋分の日)
(豪)7月景気先行指数
(中)9月財新メディア製造業PMI
(ユーロ圏/独/仏)製造業/非製造業PMI

9/24
(木)

(日)7月全産業活動指数
(独)10月GFK消費者信頼感、9月IFO景気動向
(米)新規失業保険申請件数、8月耐久財受注、8月新築住宅販売

9/25
(金)

(日)8月消費者物価指数 
(米)Q2GDP(確報値)、9月ミシガン大学消費者信頼感

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ重要度を勘案しながら最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にして頂きたい。

構成要因

ポイント

今回
数値

前回
数値
(9/10)

豪州
ファンダメンタルズ
(経済・政治)

*Good

・8月就業者数+17.4千人(予想+5千人、前回+39.2千人)、失業率6.2%(予想6.2%、前回6.3%)(9/10)
・8月NAB企業景況感+11(前回+6)
・7月貿易収支-2.46bio(予想-3.1bio、前回-3.05bio)(9/3)
・7月住宅建設許可件数、前月比+4.2%(予想+3.0%、前回-8.2%)、前年比+13.4%(予想+10.1%、前回+8.8)(9/1)

・14/15財政年度合計民間設備投資予想$150.68bio(前回$149.98bio)、15/16財政年度予想$114.8bio(前回$104.4bio)(8/28)
・Q1建設活動前期比+1.6%(7Qぶりのプラス、予想-1.5%、前回-2.4%)(8/26)
・熟練工求人 +0.1%(前回-0.9%)(8/19)
・8月消費者インフレ期待3.7%(前回3.4%、6ms high)(8/13)
・Q1PPI前年比+1.1%(前回+0.7%)(7/31)
・Q2輸入価格インデックス前期比+1.4%(前回-0.2%)(7/30)
・Q2CPI(ヘッドライン)前年比+1.5%(予想+1.7%、前回+1.3%)、前期比+0.7%(予想+0.8%、前回+0.2%)、RBAアンダーライイングインフレーション前期比+0.6%(予想+0.6%、前回+0.7%)、前年比+2.2%(予想+2.1%、前回+2.3%)(7/22)

*Bad

・8月WESTPAC Leading Index -0.3%(5ms low前回0.0%)(9/16)
・7月住宅融資残高前月比+0.3%(予想+0.8%、前回+4.8%)、投資貸付-5.6%(前回+7.8%)(9/9)
・9月WESTPAC消費者信頼感-5.6%(前回+7.8% )、93.9(前回99.5)(9/9)
・8月NAB企業信頼感 +1(前回+4)(9/8)
・7月小売売上高-0.1%(予想+0.4%、前回0.6%)(9/3)

・Q2GDP前期比+0.2%(2年ぶりの低水準、予想+0.4%、前回+0.9%)、前年比+2.3%(予想+2.1%、前回+2.5%)(6/3)
・Q2経常収支-19bio (予想-15.9bio 、前回-10.7bio)(9/1)
・Q2民間設備投資(CAPEX)前期比-4.0%(予想-2.5%、前回-4.7%)(8/28)
・Q2賃金コスト指数 前月比+0.6%(予想+0.6%、前回+0.5%)、前年比+2.3%(17years low、予想+2.3%、前回+2.3%)(8/12)
・Q1PPI 前期比+0.3%(前回+0.5%)(7/31)
・Q2輸出価格インデックス前期比-4.4%(1 year low、前回-0.8%)(7/30)
・Q1住宅価格インデックス前期比+1.6%(予想+2.0%、前回+2.0%)、前年比+6.9%(予想+7.4%、前回+6.7%)(6/23)

----------------------------

・S&P ―AAA確認、見通し安定も、財政改善しなければ格下げの可能性(7/24)
・RBA四半期金融政策報告書(8/7)

来年のGDP見通し引き下げ、インフレ見通し引き上げ
2015年GDP 見通し +2.5%(前回+2.5%)
2016年GDP見通し +2.5-+3.5%(+2.75%-+3.75%)
インフレ見通し(ヘッドライン)
2015年 2.5%(前回2.5%)
2016年 2.0%-3.0%(1.75%−2.75%)

・IMF世界成長見通し(2015/7/10)( )2015年4月時
2015年3.3%(3.5%)

・IMF豪州経済見通し
2015年2.8%(前回2.9)、2016年3.2%(前回3.1%)(5/11)

・2015/16年連邦予算案(2015/5/12)
(2014年5月時点)

財政赤字2015/16年351億豪ドル(予想400億豪ドル、前回312億ドル)、17/18年赤字144億豪ドル、18/19年赤字69億ドル、19/20年黒字転換、2014/15年GDP 2.5%、2015/16年2.75%、16/17年3.25%、17/18年3.5%、18/19年3.5%
鉄鉱石価格 48ドル/トン

+2

+2

市場センチメント
(リスク値に対する円キャリーポジション造成・/解消などに関わる)

株価反発でセンチメント改善。昨日NYKダウは+140ptsの16,739。本日off shoreでは-2 pts。恐怖数(VIX Index)は-1.19ptsの21.35。

+2

-3

短期筋推定市場ポシションと調整具合

シカゴIMMの通貨先物ポジションは前週から売りが2,416コントラクト減って売り53,316コントラクト(9/8)。短期筋はややロングポジション。

-2

+2

商品相場

原油は47ドル台に上昇、金価格は1120ドル台に反発。昨日CRBは+2.97の199.51。鉄石は56ドル台に下落、石炭(燃料炭スポット)は57ドル台で小康。

-2

-3

金利・為替(当局)

RBA議事録―豪ドル安は経済成長を支援するだろう、米利上げなら市場に大きな影響を及ぼす可能性(9/15)、弱いQ2GDPやRBNZ利下げで追加緩和観測高まる(9/10)RBA理事会―緩和的な金融政策が必要、豪ドルは商品の大幅安に対して調整しつつある、(8/13)ケント総裁補―失業率は安定し労働需要は上向いている、(8/12)ロウ副総裁住宅バブル懸念、(8/7)RBA四半期金融政策報告書−FOMCが利上げする時豪ドルが下落する合理的チャンスがある、2016年成長見通し下方修正、(8/4) RBA理事会「一段の豪ドル安が必要」の文言削除、―中国からの資本流入は年間4000億ドル(7/30)、RBA利下げ2.25%→2.00%(2011年11月以来10回目の利下げ)easy biasの文言なしで、利下げ打ち止め感(5/5)、RBA利下げ(2013年8月以来18カ月ぶり)2.25%(予想2.50%、前回2.50%)(2/3)、
豪ドルは75セント近辺が望ましい(12/11)、(スティーブンス総裁―85セント近辺に下落することが望ましい(2013/12/12)。米豪10年利回り格差は0.500%に拡大。

-3

-2

需給

中国からの資本流入年間4000億ドル(7/30)、本邦企業の豪州企業買収活発化(2014年日本郵便が物流大手トール買収6.5bioなど、金融:2011年第一生命が豪州生保最大手TALを1.2bioで買収、日本生命がNABの生保部門を2.5bioで買収交渉中)、豪ドル先安観から海外投資家の豪ドル買い後退。ソブリンウエルスファンド(SWF)は豪ドルの押し目買いスタンス。日々の資源輸出カバーの豪ドル買い需要。中国の鉄鉱石需要減退観測。

+3

+3

テクニカル
(チャート)

ボリンジャーバンドが一目均衡表の雲の下に降りてきた。依然雲が上部の抵抗帯で73-74セント台、90-91円台が強い抵抗帯に。9/4-9/7で底値形成後上昇トレンドを築きつつあるが、ボリンジャーバンドの上限0.7250、88.09が抵抗線として意識される。RSIは豪ドル/ドルが55.84 %、豪ドル/円が51.79%で久しぶりにややoverboughtに。

+2

+2

米ドル(ユーロ)強弱

ドルインデックスは95.32に下落し、ユーロは1.13台前半に上昇。

+2

-2

中国関連

9/16株価大幅反発、8月鉱工業生産+6.1%(前年比、予想+6.5%、前回+6.0%)、8月小売売上高+10.9%(予想+11.2%、前回+11.2%)、8月都市部固定資産投資+10.9%(+11.2%、前回+11.2%)(9/13)、
8月CPI+2.0%(予想+1.8%、前回+1.6%)、PPI-5.9%(予想-5.6%、前回-5.4%)(9/10)、財政省インフラ向け支出拡大や税制改革加速方針を表明(9/9)、8月貿易収支+$60.2bio(予想+$51.5bio 、前回+$43.03)、輸出前年比-5.5%(予想-5.0%、前回-8.3%)、輸入-13.8%(予想-6.0%、前回-8.1%)(9/8)、(9/8)中国当局サーキットブレーカー導入を検討、(9/6)証監会株価下支え方針発表、(9/1)中国8月製造業PMI49.7(3 yrs low、予想49.7、前回50.0)、8月非製造業PMI53.4(前回53.9)、8月財新メディア製造業PMI速報 47.3(予想47.1、前回47.1)、(8/28)7月工業収益-2.9%(前回-0.3%)、(8/27)中国当局株価下支え、中国人民銀行利下げ、預金金利・貸出金利25bp、預金準備率50bp(2015年5回目の利下げ)(8/25)、(8/24)本日上海総合指数は8%下落。(8/21)天津港爆発事故もあり株価大幅下落、IMF(中国経済評価に対する報告書)−人民元の対米ドル仲値調整など為替改革を評価、人民元は過小評価されていない、中国GDP予想2015年6.8%、2016年6.3%(8/14)、8/14は切り下げなし基準値6.3975(前日6.4010)、 中国人民銀行人民元切り下げ、今年5回目、(8/13)6.4010(1.1%)、(8/12)6.3306(1.6%)、(8/11)6.2298(1.9%)、(8/4当局は空売り規制強化もその後も株価軟調、株再び下落、中国当局株価維持姿勢強調(7/28)、Q2GDP 7.0%(予想6.8%、前回7.0%当局「GDPは意図的に引き上げられたことはない」?)(7/15)、監督管理委員会、大株主、企業経営幹部の持ち株売却を6カ月禁止(7/9)、金融当局違法の空売りを調査、(7/9)、株価大幅が続落で売買停止相次ぐ(7/8)、中国当局株価テコ入れ(7/8)、中国人民銀行0.25%利下げ、一部預金準備率も(2015年4回目の利下げ)(6/27)、中国5月新築住宅価格70都市中41年で前月比下落、 高値警戒感と需給悪化懸念で上海株大幅下落、MSCIエマージング・マーケット・インデックスに中国A株採用見送り(6/10)基準金利である1年満期貸出金利を0.25%引き下げて5.1%、1年満期預金を0.25%引き下げて2.25%、(2015年3回目の利下げ)(5/10)、中国人民銀行預金準備率1.0%引き下げ(19.5%→18.5%、2015年2回目)(4/18)、中国人民銀行株の空売り規制緩和、Q1GDP 7.0%(予想7.0%、前回7.3%)(4/15)、(2014年GDP7.4%(2013年7.7%、2012年7.7%、2011年9.3%)、AIIBへの参加51カ国に(4/1)周中国人民銀行総裁「金融政策に調整の余地」(3/30)、習近平国家主席―シルクロード沿いに巨大経済圏「一帯一路構想」(3/30)、全人代後株価急騰(景気刺激策への期待)、中国全人代閉幕―新常態7%の成長目標、全人代開幕(3/5)、中国人民銀行利下げ-0.25%預金・貸出金利(2/28、2015年1回目)、中国人民銀行預金準備率0.5%引き下げ(20.0%→19.5%)(2/3)、中国利下げ(2012年7月以来)―1年物預金金利3%→2.75%、1年物貸出金利6%→5.6%(11/21)、
上海・香港証券取引所相互取引開始(11/17)、
本日上海総合指数は+3bpsの3,155。

-3

+2

国内政局・産業界等

マルコム・ターンブル氏新首相に(9/15)市場好感、トヨタ2017年車生産中止、Fairfax/Ipsos national poll)(8/13-15実施)( )は前回7月、保守党やや後退、二大政党支持率―保守連合46%(47%)、労働党54%(53%)、各政党支持率保守連合38%(39%)、労働党36%(35%)、緑の党16%(16%)、首相適任者アボット39%(39%)、ショートン45%(43%)、アボット政権のビショップ議長辞任(8/3)、豪ドルの購買力平価下落=生活水準低下との考え方(7/14)、Australian Industry Group(AIG)は利下げを歓迎(5/5)、AIIB参加表明(3/29)、NSW州選挙保守連合勝利(3/29)、(2/9)アボット党首辞任動議―賛成39、反対61で否決、NSW州選挙保守連合勝利(3/29)、QLD州選挙で労働党勝利(2/1)、アボット政権GST引き上げ方針、シドニー人質事件、豪ドル高懸念やや和らぐ。アボット政権中国とEFT締結へ、政府は非居住者の不動産投資に申込手数料賦課を検討、国内テロ警戒レベル高位に引き上げ、(9/17)社会保障見直しや増税を嫌気、住宅バブル懸念、資源税廃止上院で可決(9/3)、炭素税廃止を評価(2014/7/17)。

+2

-2

“現状”総合判断
(必ずしも今後の予測とはならず)

依然やや売りバイアス

+3

-1

*Good、Badは豪ドルにとってという意味

【豪ドル/ドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル/円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

ターンブル氏が新首相に

豪州の与党自由党は14日党首選を実施し、マルコム・ターンブル氏がトニー・アボット首相に勝利し、新党首に選出された。投票結果はターンブル氏が54票、アボット氏が44票であった。アボット氏は2013年9月の自由党政権奪取で首相に任命されたが来年秋に予想される総選挙を待たずに首相の座から追われることとなった。
ターンブル氏は元弁護士、そして銀行家(ゴールドマンサックス)であり、また政界屈指の富豪でもある。
アボット氏は選挙公約通りに炭素税や鉱山使用税廃止を実施し、また難民の流入も食い止めた。また労働党政権の残した“負の遺産”財政赤字削減に取り組み、日本や韓国や中国との自由貿易締結にこぎつけた。
しかし2回の予算案において財政赤字は更に悪化し豪州経済は大きく減速し、金融や経済政策への信頼感を失いつつあった。今年の2月アボット政権の支持率は過去最低の43%まで低下し、来年に予定される総選挙に黄色信号が灯りつつあった。
金融や経済に明るいターンブル氏の就任を豪州産業界は歓待しており、元銀行家のキーNZ首相がNZ経済立て直しに大きく貢献していることを引き合いに出す向きもある。 ただ今回の党首選の結果アボット氏擁護派も依然多いことから、与党自由党内の政局不安は解消されないという悲観的な見方もあるのは確かだ。

 

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