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マーケットビュー

木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

今回のリスク回避相場を考える

更新日:2015年8月27日

サマリー

今週は中国発の世界同時株安でリスク回避の嵐が吹きすさんだ。
”台風一過”というのは時期尚早で、やはり今まで世界的な超低金利環境で株式市場や中国はじめエマージング市場に流入していた資金の逆流現象が起こっているわけで、修復は簡単ではないだろう。
ただ今回の大混乱で米国利上げや中国不安を市場がやっと完全に織り込んだということが言えるかもしれない。
月曜の相場を見ていると”SELLING CLIMAX”と受け止めることが出来るかもしれないが、まだ油断は禁物だろう。
豪ドルは一時70セント台前半、82円付近までパニック的な売りに押されて急落した。
今回の騒動では資源通貨、リスク通貨という豪ドルの特性のネガティブな面が一気に表面化した形だ。
相場も経済も人間が司るものである以上市場心理が相場動向を大きく左右する。
豪ドルに対する市場心理がネガティブサイドに大きく振れた現状、その回復には市場のリスク許容度の回復が必要であろう。

豪ドルここまでのレビュー

先週からの相場レンジ(8/20-8/27)
AUDUSD:0.7028-0.7372  AUDYEN:81.89-91.30

先週から世界経済への警戒感が強く、主要国の株価は大幅下落していたが、今週月曜日は上海総合指数が1日で8.5%暴落し、世界的に株価暴落、商品相場大幅下落のリスク回避相場となった。NYKダウは月曜日朝方1日の値幅としては初めて1,000ポイント下落し、為替市場ではパニック的なドル売り・円買いとなった。
ドル/円は数分間で120円台から一時116円台前半に、また豪ドル/円も88円台から82円付近まで暴落した後、118円台、84円台に反発するなど乱高下を演じた。
ドル安の動きを受けてユーロ/ドルは一時1.17台前半、ポンド/ドルは1.58台前半に急騰した。円は対ユーロで一時136円台に上昇し、対ポンドでも183円台に上昇した。

火曜日に中国人民銀行は今年5度目の利下げ(預金金利、貸出金利を25bp)と預金準備率引き下げ(50bp)を行ったが、同日も日本、中国、米国の株価は続落。
ただ昨日は上海総合指数の下落も小幅にとどまり、日経平均、NYKダウともに500ポイント超の反発をし、パニック相場も徐々に落ち着いてドル/円は120円台を回復し、ユーロは1.13台に反落するなどドル安・円高の流れにも調整が入りつつある。

豪ドルは月曜日に週中安値70セント台、82円台に暴落した後、中国人民銀行の利下げを好感して一時72セント台、87円台まで急反発したが、買い続かず71セント台、85円台に反落。本日発表されたQ2の民間設備投資は前期比-4.4%(予想-2.5%、前回-4.7%)と3期連続のマイナスとなったが、本年度ならびに来年度の総投資額予想が上方修正されたこともあり、大きな豪ドル売りにはつながっていない。
ユーロ/豪ドルは月曜日に1.65台と2009年10月以来の高値に急騰後現在は1.59台に反落し、一方、豪ドル/NZドルは1.14台に急騰後現在は1.10台に落ち着いている。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ:
AUDUSD:0.7000-0.7300  AUDYEN:83.00-87.00

向う半年の予想レンジ:
AUDUSD:0.7000-0.8500  AUDYEN:80.00-97.00

足元のセンチメント…ベアセンチメントだが徐々に底入れ感も
足元の予想…下値テストと買い戻しで乱高下

主要通貨の中期的バイアス:
・米ドル…保合からややブル(足元ニュートラル)
・円…ベア(足元ややブル)
・ユーロ/ドル…ニュートラル(足元ややベア)
・豪ドル/ドル…ニュートラル(足元ややベア)

再びリスク回避の嵐が吹き荒れた。
年初より米国の利上げ観測が今年の最大のテーマで、米利上げに起因する資金流出によるエマージング市場のメルトダウン懸念がくすぶり続けていた。また、中国経済は2012年以降7%台の経済成長に減速していたが、減速に加えて不動産バブル懸念や金融システム不安が常に指摘されていた。
にもかかわらず、主要国の超低金利政策のサポートもあり、年央に向けては世界的に株価が上昇し、NYKダウは18,300台の史上高値を付け、日経平均は19年ぶりの高値20,900台に上昇し、上海総合指数も5,100台と7年ぶりの高値に上昇した。

これに対して実体経済と株価かい離を指摘して高所恐怖症に陥る人も一部いたが、“株価はまだ大丈夫”というブル派が大半であった。
掛かる状況で6月以降株価最高値の示現と時を同じくしてギリシャ危機が表面化し、危機一服後、今度は中国株価暴落、そして人民元切り下げと中国不安がギリシャにとって代わってリスク材料となっている。
今週月曜日は中国株価下落がトリガーとなり世界同時株安となったが、先進国にもましてアジア諸国やブラジルなどエマージング市場の株安は非常に厳しい状況だ。
リーマンショック以来長らく続いた米国の超緩和政策により中国はじめエマージング市場に流入していた安価な資金の流出という“投資マネーの逆流現象”が起こっているわけで、今回の世界同時株安の根は深いのではないか。
震源地である中国当局が今週の利下げ含めて多くの対応策を取ることが必要であることは確かだが、一旦途絶えた資金の流れが簡単に修復されるのは困難だろう。
株式投資をしていない人は「ある程度のガス抜きは必要だ」などと言えるかもしれないが、資産価値が20%近くも目減りした投資家は投資行動にも慎重になるだろうし、多くのけが人を出した株式相場はしばらく荒い値動きとなるだろう。

同じことは為替相場にも言える。今週月曜日の数分間で500ポイントを超える下落は、今回のSELLING CLIMAXの可能性はあるが、そう判断するのは時期尚早だろう。
ただ、今まで米国利上げや中国不安と株価上昇が併存してきたが、今回の大きな調整で米利上げや中国不安を市場がやっと完全に織り込んだのかもしれない。
相場も、経済も司るのは人間であり、リスク回避相場や経済の先行き不安には「市場心理」が大きく影響すると考える。
当地の日本大手商社の社長連中は異口同音に「商品相場はもっと下がる、豪州経済は減速」と非常に悲観的だ。私も銀行員だった時に経験があるが、強気な業務計画や楽観的な収益予想など出すと、自分の首を絞めることになる。これら悲観的な予想がマスコミを通して巷に流れ、更に悲観論を増長するのではないだろうか。
相場とは関係ないが、“ごくまれに、しかし必ず訪れる”大型のリスク回避相場は市場の調整機能との見方もできるが、小職は“下落”つまり“落ちる”ということは“万有引力”にも繋がるものと感じる。
つまり“落ちる”という自然の摂理に対して人間は畏怖するが最終的には受け入れざるを得ない。
“下落”を恐れるが、一方それは避けて通れないものという諦観が人間の本性にはあるのでないか。時々訪れるリスク回避の嵐で市場が壊れ、そしてまた一から作り直すのである。

現在米ドル金利先物市場の9月の利上げ織り込み度は20%程度まで減少している。
昨日のダドリーNY連銀総裁の講演でも利上げ先延ばしを強調しており、イエレン議長はじめFOMCメンバーが9月利上げを正当化する理由が乏しいのが現状だ。
豪ドルは、対ドルで70セント台前半と2009年以来、対円で82円台と2012年以来、対ユーロで1.65台と2009年以来など主要通貨に対して大幅に下落した。
いわば豪ドルの特性である資源通貨、投機通貨のネガティブな面が全て表面化した形だ。
特に投機には市場心理が大きく影響する。株式相場、商品相場、豪ドル相場に対して一旦ネガティブに大きく振れた市場心理が修復するのは簡単ではないだろう。
リスク通貨豪ドルに再度資金が流入するには市場が修復してリスク許容度が回復する必要があり、まだ時間がかかりそうだが、過去の例同様に一旦危機が後退すれば市場の回復力が案外早いのも事実で、そこに期待したい。
株価が暴落しようが、為替が乱高下しようが人類の経済活動、投資活動は1日たりとも止まることはない。

【主なイベント】

8/27
(木)

(豪)Q2民間設備投資 
(米)新規失業保険申請件数、Q2GDP7(改定値)、7月中古住宅販売

8/28
(金)

(日)7月失業率、7月CPI
(中)7月工業利益
(英)Q2GDP改定値
(ユーロ圏)8月業況判断指数・消費者信頼感
(独)8月CPI
(米)7月PCEコア・デフレーター、8月ミシガン大学消費者信頼感

8/31
(月)

(豪)7月HIA新築住宅販売、Q2企業営業利益、7月民間部門信用
(日)7月鉱工業生産、7月住宅着工戸数
(ユーロ圏)8月CPI
(米)8月シカゴ購買部協会景気指数

9/1
(火)

(豪)6月AIG製造業指数、Q2経常収支、RBA理事会(金利据え置き予想)
(中)8月財新メディア製造業・非製造業PMI
(ユーロ圏・独・仏・伊)8月製造業・非製造業PMI
(ユーロ圏)7月失業率
(米)8月ISM製造業景況指数

9/2
(水)

(豪)Q2GDP
(ユーロ圏)7月PPI
(米)8月ADP雇用者数、7月製造業受注

9/3
(木)

(豪)8月AIGサービス業指数、7月貿易収支、7月小売売上高
(中)戦勝70周年記念
(ユーロ圏仏・伊)8月非製造業PMI
(ユーロ圏)ECB理事会、7月小売売上高
(米)新規失業保険申請件数、7月貿易収支、8月ISM非製造業景況指数

9/4
(金)

(中)戦勝70周年記念
(ユーロ圏)Q2GDP(改定値)
(米)8月雇用統計

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ重要度を勘案しながら最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にして頂きたい。

構成要因

ポイント

今回
数値

前回
数値
(8/20)

豪州
ファンダメンタルズ
(経済・政治)

*Good

・14/15財政年度合計民間設備投資予想$150.68bio(前回$149.98bio)、15/16財政年度予想$114.8bio(前回$104.4bio)(8/28)
・Q1建設活動前期比+1.6%%(7Qぶりのプラス、予想-1.5%、前回-2.4%)(8/26)
・熟練工求人 +0.1%(前回-0.9%)(8/19)
・8月消費者インフレ期待3.7%(前回3.4%、6ms high)(8/13)
・8月WESTPAC消費者信頼感-3.2%(2カ月連続の下げ、前回-6.9% )、92.2(前回95.3)(8/15)

・6月住宅融資残高前月比+4.4%(予想+5.0%、前回-7.3%)、投資貸付-0.7%(前回-3.5%)(8/7)
・7月就業者数+38.5千人(予想+10.0千人、前回+7.0千人)(8/6)
・6月小売売上高+0.7%(予想+0.4%、前回0.3%)(8/4)
・6月貿易収支-2.9bio(予想-3.0bio、前回-2.75bio)(8/4)
・7月TD Securities Inflation 前月比+0.2%(前回+0.1%)前年比+1.6%(8ms high、前回-1.5%)(8/3)
・AIG 製造業インデックス50.4(前回 44.2)(8/3)
・Q1PPI前年比+1.1%(前回+0.7%)(7/31)
・輸入価格インデックス前期比+1.4%(前回-0.2%)(7/30)
・Q2CPI(ヘッドライン)前年比+1.5%(予想+1.7%、前回+1.3%)、前期比+0.7%(予想+0.8%、前回+0.2%)、RBAアンダーライイングインフレーション前期比+0.6%(予想+0.6%、前回+0.7%)、前年比+2.2%(予想+2.1%、前回+2.3%)(7/22)
・Q1GDP前期比+0.9%(1 year high、予想+0.6%、前回+0.5%)、前年比+2.3%(予想+2.1%、前回+2.5%)(6/3)

*Bad

・Q2民間設備投資(CAPEX)前期比-4.0%(予想-2.5%、前回-4.7%)(8/28)
・Q2賃金コスト指数 前月比+0.6%(予想+0.6%、前回+0.5%)、前年比+2.3%(17years low、予想+2.3%、前回+2.3%)(8/12)
・7月NAB 企業信頼感+4(前回+8)、企業景況感+6(前回+10)(8/11)

・7月失業率6.3%(予想6.1%、前回6.0%)(8/6)
・Q1PPI 前期比+0.3%(前回+0.5%)(7/31)
・6月民間部門信用+0.4%(前月比予想+0.5%、前回+0.5%)、+5.9%(前年比予想+6.0%、前回+6.2%)(7/31)
・6月住宅建設許可件数、前月比-8.2%(予想-1.0%、前回+2.3%)、前年比+8.6%(予想+19.5%、前回+18.3)(7/30)
・Q2輸出価格インデックス前期比-4.4%(1 year low、前回-0.8%)(7/30)
・Q1住宅価格インデックス前期比+1.6%(予想+2.0%、前回+2.0%)、前年比+6.9%(予想+7.4%、前回+6.7%)(6/23)

----------------------------

・S&P ―AAA確認、見通し安定も、財政改善しなければ格下げの可能性(7/24)
・RBA四半期金融政策報告書(8/7)

来年のGDP見通し引き下げ、インフレ見通し引き上げ
2015年GDP 見通し +2.5%(前回+2.5%)
2016年GDP見通し +2.5-+3.5%(+2.75%-+3.75%)
インフレ見通し(ヘッドライン)
2015年 2.5%(前回2.5%)
2016年 2.0%-3.0%(1.75%−2.75%)

・IMF世界成長見通し(2015/7/10)( )2015年4月時
2015年3.3%(3.5%)

・IMF豪州経済見通し
2015年2.8%(前回2.9)、2016年3.2%(前回3.1%)(5/11)

・2015/16年連邦予算案(2015/5/12)
(2014年5月時点)

財政赤字2015/16年351億豪ドル(予想400億豪ドル、前回312億ドル)、17/18年赤字144億豪ドル、18/19年赤字69億ドル、19/20年黒字転換、2014/15年GDP 2.5%、2015/16年2.75%、16/17年3.25%、17/18年3.5%、18/19年3.5%
鉄鉱石価格 48ドル/トン

+2

+2

市場センチメント
(リスク値に対する円キャリーポジション造成・/解消などに関わる)

NYKダウ、日経平均大幅回復、上海総合指数もプラス圏でセンチメントやや改善。昨日NYKダウは+619ptsの16,285。本日off shoreでは+46pts。恐怖数(VIX Index)は-5.70ptsの30.32。

+2

-3

短期筋推定市場ポシションと調整具合

シカゴIMMの通貨先物ポジションは前週から売りが1,387コントラクト減って売り49,883コントラクト(8/18)。短期筋は依然大幅ショート。

+3

+2

商品相場

原油は39ドル台に小反発、金価格は1128ドル台に反落。昨日CRBは-2.30の185.77。鉄石は53ドル台で小康、石炭(燃料炭スポット)は56ドル台で小康。

-4

-4

金利・為替(当局)

(8/18)8月RBA議事録―緩和政策は適切、国内経済はここ数カ月でより好調、更なる豪ドル安は景気刺激につながる、(8/13)ケント総裁補―失業率は安定し労働需要は上向いている、(8/12)ロウ副総裁住宅バブル懸念、(8/7)RBA四半期金融政策報告書−FOMCが利上げする時豪ドルが下落する合理的チャンスがある、2016年成長見通し下方修正、(8/4)、RBA理事会「一段の豪ドル安が必要」の文言削除―中国からの資本流入は年間4000億ドル(7/30)、RBA利下げ2.25%→2.00%(2011年11月以来10回目の利下げ)easy biasの文言なしで、利下げ打ち止め感(5/5)、RBA利下げ(2013年8月以来18カ月ぶり)2.25%(予想2.50%、前回2.50%)(2/3)
豪ドルは75セント近辺が望ましい(12/11)、(スティーブンス総裁―85セント近辺に下落することが望ましい(2013/12/12)。米豪10年利回り格差は0.481%に縮小。

+2

+2

需給

中国からの資本流入年間4000億ドル(7/30)、本邦企業の豪州企業買収活発化(2014年日本郵便が物流大手トール買収6.5bioなど、金融:2011年第一生命が豪州生保最大手TALを1.2bioで買収、日本生命がNABの生保部門を2.5bioで買収交渉中)、豪ドル先安観から海外投資家の豪ドル買い後退。ソブリンウエルスファンド(SWF)は豪ドルの押し目買いスタンス。日々の資源輸出カバーの豪ドル買い需要。中国の鉄鉱石需要減退観測。

+3

+3

テクニカル
(チャート)

豪ドル/ドル、豪ドル/円ともに一目均衡表の雲のはるか下、ボリンジャーバンドの下限を一旦完全に下抜けして、半値戻しで下限付近に戻ってきた。4日の「長大下ヒゲ大陰線」と翌日の「長大上ヒゲ」で相場の乱高下を示す。24日の下ヒゲ大陰線でSELLING CLIMAXと見るか、更に揉み合い後下落継続か。RSIは豪ドル/ドルが28.23%、豪ドル/円が24.89%で依然大幅にoversold。

-2

-2

米ドル(ユーロ)強弱

ドルインデックスは95.20に上昇し、ユーロは1.13台前半に下落。

-3

+2

中国関連

中国人民銀行利下げ、預金金利・貸出金利25bp、預金準備率50bp(2015年5回目の利下げ)(8/25)、(8/24)本日上海総合指数は8%下落。(8/21)8月財新メディア製造業PMI速報 47.1(6年半ぶり低水準、予想48.2、前回47.8)(8/18)天津港爆発事故もあり株価大幅下落、IMF(中国経済評価に対する報告書)−人民元の対米ドル仲値調整など為替改革を評価、人民元は過小評価されていない、中国GDP予想2015年6.8%、2016、年6.3%(8/14)、8/14は切り下げなし基準値6.3975(前日6.4010)、 中国人民銀行人民元切り下げ、今年5回目、(8/13)6.4010(1.1%)、(8/12)6.3306(1.6%)、(8/11)6.2298(1.9%)、(7月鉱工業生産+6.0%(3ms low 前年比、予想+6.6%、前回+6.8%)、7月小売売上高+10.5%(予想+10.6%、前回+10.6%)(8/12)、7月CPI+1.6%(予想+1.5%、前回+1.4%)、PPI-5.4%(予想-5.0%、前回-4.8%)(8/9)、7月貿易収支+$43.0bio(予想+$54.7bio 、前回+$46.5)、輸出前年比 -8.3%(予想-1.5%、前回+2.8%)、輸入-8.1%(予想-8.0%、前回-6.7%)(8/8)、8/4当局は空売り規制強化もその後も株価軟調、中国7月製造業PMI50.0(5ms low、予想50.1、前回50.2)、7月非製造業PMI53.9(5ms high前回53.8)(8/3)、7/30)株再び下落、中国当局株価維持姿勢強調(7/28)、Q2GDP 7.0%(予想6.8%、前回7.0%当局「GDPは意図的に引き上げられたことはない」?)(7/15)、監督管理委員会、大株主、企業経営幹部の持ち株売却を6カ月禁止(7/9)、金融当局違法の空売りを調査、(7/9)、株価大幅が続落で売買停止相次ぐ(7/8)、中国当局株価テコ入れ(7/8)、6月HSBC非製造業PMI(確報値51.8、前回53.5)(7/3)、 6月HSBC製造業PMI 49.4(確報値、予想49.6、前回49.6)(7/1)、中国人民銀行0.25%利下げ、一部預金準備率も(2015年四回目の利下げ)(6/27)、中国5月新築住宅価格70都市中41年で前月比下落、 高値警戒感と需給悪化懸念で上海株大幅下落、MSCIエマージング・マーケット・インデックスに中国A株採用見送り(6/10)基準金利である1年満期貸出金利を0.25%引き下げて5.1%、1年満期預金を0.25%引き下げて2.25%、2015年三回目の利下げ)(5/10)、中国人民銀行預金準備率1.0%引き下げ(19.5%→18.5%、2015年ニ回目)(4/18)、中国人民銀行株の空売り規制緩和、Q1GDP 7.0%(予想7.0%、前回7.3%)(4/15)、(2014年GDP7.4%(2013年7.7%、2012年7.7%、2011年9.3%)、AIIBへの参加51カ国に(4/1)周中国人民銀行総裁「金融政策に調整の余地」(3/30)、習近平国家主席―シルクロード沿いに巨大経済圏「一帯一路構想」(3/30)、全人代後株価急騰(景気刺激策への期待)、中国全人代閉幕―新常態7%の成長目標、全人代開幕(3/5)、中国人民銀行利下げ-0.25%預金・貸出金利(2/28、2015年一回目)、中国人民銀行預金準備率0.5%引き下げ(20.0%→19.5%)(2/3)、中国利下げ(2012年7月以来)―1年物預金金利3%→2.75%、1年物貸出金利6%→5.6%(11/21)、
上海・香港証券取引所相互取引開始(11/17)、
本日上海総合指数は+48bpの2,975。

-2

-2

国内政局・産業界等

Fairfax/Ipsos national poll)(8/13-15実施)( )は前回7月、保守党やや後退、二大政党支持率―保守連合46%(47%)、労働党54%(53%)、各政党支持率保守連合38%(39%)、労働党36%(35%)、緑の党16%(16%)、首相適任者アボット39%(39%)、ショートン45%(43%)、アボット政権のビショップ議長辞任(8/3)、豪ドルの購買力平価下落=生活水準低下との考え方(7/14)、Australian Industry Group(AIG)は利下げを歓迎(5/5)、AIIB参加表明(3/29)、NSW州選挙保守連合勝利(3/29)、(2/9)アボット党首辞任動議―賛成39、反対61で否決、NSW州選挙保守連合勝利(3/29)、QLD州選挙で労働党勝利(2/1)、アボット政権GST引き上げ方針、シドニー人質事件、豪ドル高懸念やや和らぐ。アボット政権中国とEFT締結へ、政府は非居住者の不動産投資に申込手数料賦課を検討、国内テロ警戒レベル高位に引き上げ、(9/17)社会保障見直しや増税を嫌気、住宅バブル懸念、資源税廃止上院で可決(9/3)、炭素税廃止を評価(2014/7/17)。

-2

-2

“現状”総合判断
(必ずしも今後の予測とはならず)

やや売りバイアス

-1

-2

*Good、Badは豪ドルにとってという意味

【豪ドル/ドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル/円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

鉱物/燃料資源価格動向

世界同時株安のリスク回避相場となる中商品価格(CRB INDEX)は昨日185台まで落ちているが、これは過去10年で最低レベルである。
鉱山資源や燃料価格は年初から軟調地合いで下げ相場を形成してきたが、中国不安が更に価格を下押しした。
月曜日の上海総合指数8.5%下落時にCRB INDEXは1日で5ポイント以上下落したがこのような大幅下落も記憶にない。

個別資源の動向を見てみよう。

  • 鉄鉱石
    2012年にはトン当たり160ドル近くまで上昇した鉄鉱石は今現在53ドル台と三分の一以下に下落しているが、他の資源に比較して8月以降むしろ健闘していると言える。天津港の爆発事故などもあり足元需給的にややタイトになっている。ただ依然として大手鉄鋼鉱山の採算点である30ドルを目指しているとの見方は強い。
  • ニッケル
    2014年前半は世界最大の産出国インドネシアの高付加価値化政策で鉱山原料輸出禁止の措置を取ったため堅調推移したが、その後はフィリピンの安価なニッケルが出回り軟調推移。
  • アルミニウム
    ニッケル同様インドネシアの鉱山原料輸出禁止政策で2014年は堅調推移したがその後はその他国の供給増で軟調推移。
  • スズ
    中国の輸入減少の影響を大きく受けて下落。

  • 2017年以降の供給減が予想され、最近備蓄の増加がみられやや楽観的な見方が出来る。
  • 亜鉛
    豪州クイーンズランド州の Century mineの生産終了観測があり、比較的需給がタイトで今年後半に向けて堅調推移が予想される。

  • 最近のリスク回避の恩恵を一番受けているのが金。7月の安値1085ドルから今週月曜日はセーフヘブンの動きで1159ドル台にジャンプアップした。ただ中銀の金保有量は漸減傾向にあり中期的には軟調地合いが予想される。
  • 原油
    現在40ドル割れとこの一年で価格は半分以下になった。主な原因は世界経済の減速に加えてサウジアラビアがプロフィットマージンよりも自国のマーケットシェアを優先したこと。石油関連企業の収益が大幅に減少し、関連株価大幅下落、人員削減などの負の影響が大きい。

 

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