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木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

米利上げのタイミングと株価動向に注目

更新日:2015年8月6日

サマリー

ギリシャ懸念、中国株価不安を抱えながらも市場の焦点は米国の利上げ時期に移りつつある。
最近の主要株価が軟調な背景にも米利上げ観測があることは間違いない。
為替相場では米利上げ観測を主因として米ドルが再び主要通貨に対して上昇し始めた。
利上げ時期に関しては9/16-17のFOMCまでに発表される2回の雇用統計など重要指標次第であるが、同時に中国を始めたとしたエマージング市場の動向も影響するだろう。
豪ドルは今週のRBA理事会声明で長い期間常套句となってきた「一段の豪ドル安が必要」の文言が削除されたことから、既にRBAがカンファタブル(心地よい)に感じるレベルに達したとの見方が出ている。
ただ豪ドル相場動向はRBAの意向よりは今後の商品相場動向に大きく左右されることは明白である。
市場は明日の米7月雇用統計に注目するが、期待感が先行しているだけに、失望を誘う内容となる場合も想定しておきたい。

豪ドルここまでのレビュー

先週からの相場レンジ(7/30-8/6) 
AUDUSD: 0.72346-0.74287  AUDYEN: 89.935-92.252

この1週間中国株式市場の大幅下落は収まりつつあるが主要国の株価は総じて軟調で商品相場(CRB INDEX)はリーマンショック時の安値200を一時下回るなど、依然として軟調推移した。
為替相場では米利上げ観測が強まり、ドルは総じて堅調推移した。
ドル/円は約1カ月ぶりに黒田レンジ(124円台半ば)を突破して一時125円台を付け、またユーロはギリシャの第三次救済プログラム合意に関する協議が開始されたが、債権者団の歩調に乱れもあり、再び対ドルで1.08台に反落した。
豪ドルはRBA理事会で従来ほど強い豪ドル高けん制が鳴りを潜めたことから、声明後74セント台前半、92円台前半まで上昇したが、米ドル上昇を受けて73セント台前半に下落し、対円でも91円台前半まで値を落としている。
発表された6月小売売上高が予想より強く、また本日発表された7月の就業者数は予想を大きく上回る+38.5千人であったが、失業率が予想より悪い6.3%に上昇したことが嫌気された。
火曜日の豪ドル急反発を受けてユーロ/豪ドルも一時1.47台半ばに反落したがその後1.49台手前まで反発し、豪ドル/NZドルも1.13台前半に急伸した後1.12台前半に反落している。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ:
AUDUSD:0.7250-0.7450  AUDYEN:90.00-93.00

向う半年の予想レンジ:
AUDUSD :0.7000-0.8500  AUDYEN: 85.00-97.00

足元のセンチメント…再びややベアセンチメント
足元の予想…下値テストとだが、72セント台、90円台では押し目買いも

主要通貨の中期的バイアス:
・米ドル…保合からややブル(足元ややブル)
・円…ベア(足元ややベア)
・ユーロ/ドル…ニュートラル(足元ややベア)
・豪ドル/ドル…ニュートラル(足元ややベア)

北半球はそろそろ休暇シーズン・夏枯れ相場となるが今年はギリシャ・中国情勢に加えてFRBの利上げ観測など材料満載の夏だ。
振り返れば昨年の今頃ドル円は101-102円台、ユーロは1.33-1.34台辺りであり、この1年でかなりの変動があったと改めて思う。
円安要因、ユーロ安要因に加えて米利上げに向けてドルが上昇していることが分かる。
因みに当時NYKダウは16,400ドル台(現在より-1,100)、日経平均は15,100台(現在より-5,600)、原油価格は97-98ドル台(現在より+52)、金価格が1,300ドル台(現在より+216)と現在と比較して大幅に株安・商品相場高であった。
一年前の市場環境は、FRBのQE縮小や利上げ前倒し観測が高まりドル高が進行。一方ウクライナ情勢緊迫化やイラク情勢などの地政学的懸念が浮上してユーロが下落し始め、ドル/円は日銀の追加緩和観測がくすぶり徐々に上昇し始めて10月末の“サプライズの追加緩和”につながる。
今年はどうか?
ギリシャ情勢、中国株価不安などを抱えながら市場の焦点は米国の利上げタイミングに集まりつつある。
上述のように世界の株価水準は1年前に比べて飛躍的に高いが、株価の大幅調整に対する懸念も強くその震源は二つに分かれだろう。
一つは米国利上げ開始に伴う主要国の株価調整であり、もう一つは中国を含めたエマージング市場を震源とする株価下落だ。

米国利上げの株式相場への影響は3つほどのパターンが想定される。

1. ベストシナリオ―中国はじめエマージング市場が回復する中で、米利上げがスムーズに開始され、株式市場への悪影響がミニマイズされるパターン。
2. ワーストシナリオ―中国はじめエマージング市場の株価が下落するなか米利上げを強行し、世界的に株価が大幅に下落するパターン。
3. ミックスシナリオ―つまり1と2の中間であるが、その中にはエマージング市場不安を考慮して米国が利上げ時期を今年12月あるいは来年以降に遅らせるパターン。

いずれにしても米国が9年ぶりに利上げを行う影響を市場はまだ十分に織り込んでおらず過小評価できないだろう。
今まで安価なドル資金を享受してきたエマージング市場は利上げによる調達コスト上昇や返済を余儀なくされ資金流出が起きることが想定される。
米利上げ時期を巡っては種々の憶測が入り乱れている。つまりイエレン議長は7月の議会証言でギリシャや中国情勢にもかかわらずタカ派的な発言をした。一方先週末にFRBのスタッフが不用意に公表した予想では成長率やインフレに関して極めて慎重な見通しが示された。更に一昨日FOMCの投票権のあるメンバーで中立派と目されたアトランタ連銀のロックハート総裁は「9月に利上げを確信できないとすればかなり弱いデータが出た時」と発言したが、これは今週金曜日並びに9月初の雇用統計が予想の範囲内であれば(予想NFPR+225千人、失業率5.3%、平均時給+0.2%)9月利上げにゴーサインが出るとも解釈できる。
いずれにしても9/16-17のFOMCの前に出る2回の雇用統計など主要指標が重要な意味合いを持つ。明日の米7月雇用統計は期待値が大きいだけに、失望を誘う内容が出た場合も想定しておきたい。
現在米ドル金利のLIBOR(ロンドン市場の銀行間の資金出し手のレート)1年物は0.80%台であることから市場は向こう1年で2-3回程度の利上げを見越しているようだ。
FRBは利上げのスピードは“極めて緩慢なものになる”と何度も発言して市場の不安感を取り除こうとしているが、市場へのインパクトは引き上げ時期に中国をはじめとしたエマージング市場が どの程度コンソリデートしているかによるだろう。油断は禁物だ。
一昨日豪ドルは久しぶりに対米ドルで150pts程度、対円で200pts程度リバウンドした。
直接の原因はRBA理事会声明で従来からの常套句「豪ドルは更に下落する可能性があり、する必要がある」が削除されたためだ。
豪ドルはNZドル、カナダドルなどその他資源国通貨に対してもジャンプアップしたが、NZドルは乳製品安、カナダドルは原油安とそれぞれ問題を抱える一方、豪州の主要輸出資源である鉄鉱石と石炭に最近底入れ感が出つつあることも原因だろう。
また今週発表された指標(7月TD 証券インフレ率、7月AIG製造業インデックス、6月小売売上高、6月貿易収支、7月AIGサービス業インデックス)が総じて予想より強かったことも豪ドルを後押しした。
ただ、本日発表された7月雇用統計は就業者数が予想を上回り、失業率が予想より悪化するなどチグハグであった。金曜日にはRBA四半期金融政策報告書が発表されるが豪州サイドの材料で豪ドルのトレンドが反転する可能性は少ない。
一昨日150ポイント上昇した豪ドルが、米ドル高/ユーロ安に引っ張られて早くも反落しているように、ポジション調整のショートカバーが終わればまた頭の重い展開が今しばらく続くだろう。

【主なイベント】

8/6
(木)

(豪)7月雇用統計
(日)6月景気先行指数
(英)8月鉱工業生産、BOE理事会
(米)新規失業保険申請件数

8/7
(金)

(豪)RBA四半期金融政策報告書、7月AIG建設業指数、6月住宅融資残高
(独)6月鉱工業生産、貿易収支、経常収支
(米)7月雇用統計

8/8
(土)

(中)7月貿易収支

8/9
(日)

(中)7月CPI、PPI

8/10
(月)

(日)6月国際収支、7月景気ウオッチャー調査
(米)7月労働市場情勢調査

8/11
(火)

(豪)7月NAB企業信頼感・景況感
(ユーロ圏)8月ZEW景況感調査
(独)8月ZEW景況感調査
(米)Q2非農業部門労働生産性、Q2単位労働費用

8/12
(水)

(日)7月国内企業物価指数、日銀会合議事要旨、6月鉱工業生産
(豪)8月WESTPAC消費者信頼感、Q2賃金コスト指数
(中)7月小売売上高・鉱工業生産
(ユーロ圏)6月鉱工業生産
(米)6月JOLT労働調査、7月財政収支

8/13
(木)

(豪)8月消費者インフレ期待
(独)7月CPI
(仏)7月CPI
(ユーロ圏)ECB理事会議事要旨
(米)7月小売売上高、新規失業保険申請件数

8/14
(金)

(ユーロ圏)Q2GDP、7月CPI
(独)Q2GDP
(仏)Q2GDP
(伊)Q2GDP
(米)7月PPI、8月ミシガン大学消費者信頼感

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ重要度を勘案しながら最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にして頂きたい。

構成要因

ポイント

今回
数値

前回
数値
(7/30)

豪州
ファンダメンタルズ
(経済・政治)

*Good

・7月就業者数+38.5千人(予想+10.0千人、前回+7.0千人)(8/6)
・6月小売売上高+0.7%(予想+0.4%、前回0.3%)(8/4)
・6月貿易収支-2.9bio(予想-3.0bio、前回-2.75bio)(8/4)
・7月TD Securities Inflation 前月比+0.2%(前回+0.1%)前年比+1.6%(8ms high、前回-1.5%)(8/3)
・AIG 製造業インデックス50.4(前回 44.2)(8/3)
・Q1PPI前年比+1.1%(前回+0.7%)(7/31)
・輸入価格インデックス前期比+1.4%(前回-0.2%)(7/30)

・Q2CPI(ヘッドライン)前年比+1.5%(予想+1.7%、前回+1.3%)、前期比+0.7%(予想+0.8%、前回+0.2%)、RBAアンダーライイングインフレーション前期比+0.6%(予想+0.6%、前回+0.7%)、前年比+2.2%(予想+2.1%、前回+2.3%)(7/22)
・6月NAB 企業信頼感+10(前回+8)、企業景況感+11(前回+6)(7/14)
・ANZ6月求人広告+1.3%(前回0.0%)(7/6)
・Q1GDP前期比+0.9%(1 year high、予想+0.6%、前回+0.5%)、前年比+2.3%(予想+2.1%、前回+2.5%)(6/3)
・Q4経常収支-96億ドル(予想-110億ドル、前回-121億ドル)(3/3)

*Bad

・7月失業率6.3%(予想6.1%、前回6.0%)(8/6)
・Q1PPI 前期比+0.3%(前回+0.5%)(7/31)
・6月民間部門信用+0.4%(前月比予想+0.5%、前回+0.5%)、+5.9%(前年比予想+6.0%、前回+6.2%)(7/31)
・6月住宅建設許可件数、前月比-8.2%(予想-1.0%、前回+2.3%)、前年比+8.6%(予想+19.5%、前回+18.3)(7/30)
・Q2輸出価格インデックス前期比-4.4%(1 year low、前回-0.8%)(7/30)

・6月WESTPAC消費者信頼感-3.2%(2カ月連続の下げ、前回-6.9% )、92.2(前回95.3)(7/15)
・5月住宅融資残高前月比-6.1%(予想-3.0%、前回+1.0%)(7/10)
・Q1住宅価格インデックス前期比+1.6%(予想+2.0%、前回+2.0%)、前年比+6.9%(予想+7.4%、前回+6.7%)(6/23)
・Q1民間設備投資(CAPEX)前期比-4.4%(予想-2.4%、前回-2.2%)(5/28)
・Q1建設活動前期比-2.4%(6期連続のマイナス予想-1.4%)(5/27)
・Q1賃金コスト指数 前月比+0.5%(6ms low、予想+0.6%、前回+0.6%)、前年比+2.3%(17years low、予想+2.4%、前回+2.6%)(5/13)

----------------------------

・S&P ―AAA確認、見通し安定も、財政改善しなければ格下げの可能性(7/24)
・RBA四半期金融政策報告書(5/8)

2015年GDP 見通し +2.5%(前回+2.25%―+3.25%)
2016年GDP見通し +2.75-+3.75%(+3.0%-+4.0%)
インフレ見通し
2015年 2.5%(前回2.0%-3.0%)
2016年 1.75%-2.75%(2.0%−3.0%)

・IMF世界成長見通し(2015/7/10)( )2015年4月時
2015年3.3%(3.5%)

・IMF豪州経済見通し
2015年2.8%(前回2.9)、2016年3.2%(前回3.1%)(5/11)

・2015/16年連邦予算案(2015/5/12)
(2014年5月時点)

財政赤字2015/16年351億豪ドル(予想400億豪ドル、前回312億ドル)、17/18年赤字144億豪ドル、18/19年赤字69億ドル、19/20年黒字転換、2014/15年GDP 2.5%、2015/16年2.75%、16/17年3.25%、17/18年3.5%、18/19年3.5%
鉄鉱石価格 48ドル/トン 

+2

+2

市場センチメント
(リスク値に対する円キャリーポジション造成・/解消などに関わる)

中国株価、再開のアテネ株価、NYKダウも軟調でセンチメントやや悪化。昨日NYKダウは-10ptsの17,540。本日off shoreでは-25pts。恐怖数(VIX Index)は-0.49ptsの12.51。

-2

+2

短期筋推定市場ポシションと調整具合

シカゴIMMの通貨先物ポジションは前週から売りが9,809コントラクト増えて売り50,859コントラクト(7/28)。短期筋の売りポジションはかなり減る。

+2

+2

商品相場

原油は45ドル台で小康、金価格は1085ドルに小幅反落。昨日CRBは-1.09の200.30。鉄石は55ドル台に反発、石炭(燃料炭スポット)は59ドル台で小反落。

-3

-3

金利・為替(当局)

(8/4)RBA理事会「一段の豪ドル安が必要」の文言削除、―中国からの資本流入は年間4000億ドル(7/30)、スティーブンス総裁日本講演―追加利下げの是非の問題は議論の対象、豪ドル相場は調整中で景気拡大を促す効果(7/22)、<7月RBA理事会声明>−74セント台でも依然として「豪ドルは更に下落しそうであり、する必要がある」「金融政策は緩和的でなければならない」、「中国とギリシャに言及」(7/7)、RBA四半期金融報告―一層の豪ドルの下落が必要、2015,2016年成長・インフレ見通しを下方修正(5/8)RBA利下げ2.25%→2.00%(2011年11月以来10回目の利下げ)easy biasの文言なしで、利下げ打ち止め感(5/5) RBA利下げ(2013年8月以来18カ月ぶり)2.25%(予想2.50%、前回2.50%)(2/3)
豪ドルは75セント近辺が望ましい(12/11)、(スティーブンス総裁―85セント近辺に下落することが望ましい(2013/12/12)。米豪10年利回り格差は0.542%に小幅縮小。

+3

-3

需給

中国からの資本流入年間4000億ドル(7/30)、本邦企業の豪州企業買収活発化(2014年日本郵便が物流大手トール買収6.5bioなど、金融:2011年第一生命が豪州生保最大手TALを1.2bioで買収、日本生命がNABの生保部門を2.5bioで買収交渉中)、豪ドル先安観から海外投資家の豪ドル買い後退。ソブリンウエルスファンド(SWF)は豪ドルの押し目買いスタンス。日々の資源輸出カバーの豪ドル買い需要。中国の鉄鉱石需要減退観測。

+3

+3

テクニカル
(チャート)

短期移動平均線横ばいになり、ボリンジャーバンド上部へリバウンド後やや反落。一昨日の「長大陽線」は「下部の化け線」で続落か、あるいは「ヤグラ」を建てて底入れか見方が分かれる。RSIは豪ドル/ドルが44.43%、豪ドル/円が50.57%で豪ドル/ドルのoversoldやや減る。

+2

+2

米ドル(ユーロ)強弱

ドルインデックスは97.90に小幅下落し、ユーロは1.09台前半に反発。

+2

-3

中国関連

8/4当局は空売り規制強化もその後も株価軟調、7月財新メディア製造業PMI確報値47.8(予想48.3、前回48.2)(8/3)、中国7月製造業PMI50.0(5ms low、予想50.1、前回50.2)、7月非製造業PMI53.9(5ms high前回53.8)(8/3)、7/30)株再び下落、中国当局株価維持姿勢強調(7/28)、財新メディア製造業PMI 48.2(予想49.7−15ms low)(7/24)、Q2GDP 7.0%(予想6.8%、前回7.0%当局「GDPは意図的に引き上げられたことはない」?)(7/15)、6月鉱工業生産+6.8%(前年比、予想+6.0%、前回+6.1%)、6月小売売上高+10.6%(予想+10.2%、前回+10.1%)(7/15)、6月貿易収支+$46.5bio(予想+$56.7bio 、前回+$59.4)、輸出前年比 +2.8%(予想+1.0%、前回-2.5%)、輸入-6.1%(予想-15.5%、前回-17.6%)(7/13)、監督管理委員会、大株主、企業経営幹部の持ち株売却を6カ月禁止(7/9)、金融当局違法の空売りを調査、(7/9)、6月CPI+1.4%(予想+1.3%、前回+1.2%)、PPI-4.8%(予想-4.6%、前回-4.6%)(7/9)、株価大幅が続落で売買停止相次ぐ(7/8)、中国当局株価テコ入れ(7/8)、6月HSBC非製造業PMI(確報値51.8、前回53.5)(7/3)、 6月HSBC製造業PMI 49.4(確報値、予想49.6、前回49.6)(7/1)、中国人民銀行0.25%利下げ、一部預金準備率も(2015年四回目の利下げ)(6/27)、中国5月新築住宅価格70都市中41年で前月比下落、 高値警戒感と需給悪化懸念で上海株大幅下落、MSCIエマージング・マーケット・インデックスに中国A株採用見送り(6/10)基準金利である1年満期貸出金利を0.25%引き下げて5.1%、1年満期預金を0.25%引き下げて2.25%、(2015年三回目の利下げ)(5/10)、中国人民銀行預金準備率1.0%引き下げ(19.5%→18.5%、2015年ニ回目)(4/18)、中国人民銀行株の空売り規制緩和、Q1GDP 7.0%(予想7.0%、前回7.3%)(4/15)、(2014年GDP7.4%、2013年7.7%、2012年7.7%、2011年9.3%)、AIIBへの参加51カ国に(4/1)周中国人民銀行総裁「金融政策に調整の余地」(3/30)、習近平国家主席―シルクロード沿いに巨大経済圏「一帯一路構想」(3/30)、全人代後株価急騰(景気刺激策への期待)、中国全人代閉幕―新常態7%の成長目標、全人代開幕(3/5)、中国人民銀行利下げ-0.25%預金・貸出金利(2/28、2015年一回目)、中国人民銀行預金準備率0.5%引き下げ(20.0%→19.5%)(2/3)、中国利下げ(2012年7月以来)―1年物預金金利3%→2.75%、1年物貸出金利6%→5.6%(11/21)、
上海・香港証券取引所相互取引開始(11/17)、
本日上海総合指数は-12ptsの3,682。

-2

-2

国内政局・産業界等

アボット政権のビショップ議長辞任(8/3)、豪ドルの購買力平価下落=生活水準低下との考え方(7/14)、Fairfax/Ipsos national poll)(7/2-4実施)( )は前回6月、二大政党支持率―保守連合47%(53%)、労働党53%(53%)、各政党支持率保守連合39%(40%)、労働党35%(37%)、緑の党16%(14%)、首相適任者アボット39%(41%)、ショートン43%(42%)、Australian Industry Group(AIG)は利下げを歓迎(5/5)、AIIB参加表明(3/29)、NSW州選挙保守連合勝利(3/29)、(2/9)アボット党首辞任動議―賛成39、反対61で否決、NSW州選挙保守連合勝利(3/29)、QLD州選挙で労働党勝利(2/1)、アボット政権GST引き上げ方針、シドニー人質事件、豪ドル高懸念やや和らぐ。アボット政権中国とEFT締結へ、政府は非居住者の不動産投資に申込手数料賦課を検討、国内テロ警戒レベル高位に引き上げ、(9/17)社会保障見直しや増税を嫌気、住宅バブル懸念、資源税廃止上院で可決(9/3)、炭素税廃止を評価(2014/7/17)。

-2

-2

“現状”総合判断
(必ずしも今後の予測とはならず)

やや買いバイアス

+5

-2

*Good、Badは豪ドルにとってという意味

【豪ドル/ドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル/円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

RBAは現レベルの豪ドル水準で満足?

今週のRBA理事会声明で一昨年より延々と続いてきた「歴史的水準より高い」、「一段の豪ドル安が必要」などの豪ドル高けん制文言が削除され、「やっとRBAが満足する水準に到達したか」との声が当地の銀行筋からも聞こえてくる。ただ「豪ドルは商品価格の下落にしたがって調整中(adjusting)」という表現で下落が依然として現在進行形であることは明示している。
スティーブンス総裁は2013年12月に「85セント近辺への下落が望ましい」(当時は90セント近辺、CRBは280)と述べ、昨年12月には「75セント近辺が望ましい」(当時は82セント近辺、CRBは240)と述べて、非常に強い“下方志向”を示し、その間オフィシャルキャッシュレートを4.75%から2.0%に引き下げた。
当地RBAウオッチャーの間では今回の文言変更に驚きの声が上がっている。実際RBA理事会の直前には“キャッシュレートは1.5%まで下がる”との見方も聞かれたが、RBA理事会後には一転して“次のアクションは利下げよりも利上げ”との論調も見られるなど金利先物市場でもやや混乱が見られた。
ただ昨年来豪ドルと商品相場(CRB INDEX)はほぼ完全にパラレルに動いており、今後の豪ドルの行方もRBAの意向というよりはやはり商品相場次第であると言えるだろう。

 

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