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マーケットビュー

木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

円安ではなくドル高

更新日:2015年3月5日

サマリー

ギリシャ債務協議も取り敢えず決着し、イエレンFRB議長の議会証言も終わって市場は本日のECB理事会と明日の米2月雇用統計に注目している。
米ドルインデックスは2003年以来となる高値96台まで上昇しているが、各国間の景気格差・金利格差の観点からは説明し易い“ドル高の構図”である。
このドル高の構図をベースとして、リスク回避/選好の動き、売られ過ぎ通貨/買われ過ぎ通貨の調整・巻き戻しの動きが足元の相場動向を決めていくのだろう。
過去5カ月の米雇用統計の結果とドル/円相場の当日及び翌週の動きを見たが、強い数字への反応は一時的で、例外なく翌週反落している。
3月期末に向けた本邦機関投資家のリパトリや、地方選挙を控えた政府筋から円安けん制などが聞こえる中、明日の米雇用統計後にドル/円が120円を固めるようなことがあれば、今度の上昇は本物かもしれない。

先週発表された豪の弱いQ4民間設備投資を受けて、俄然RBA利下げ観測が高まったが、RBAは金利据え置きとし、豪ドルは反発した。
更なる利下げは景気浮揚よりは株価や住宅価格の上昇に拍車をかけるとして、更なる利下げに否定的な当地アナリストの意見は多い。
しかし声明文でも“更なる利下げの可能性”が示唆されているし、軟調な商品価格やドル高など、足元豪ドルの戻りは限定的と言わざるを得ない。

豪ドルここまでのレビュー

先週からの相場レンジ(2/26-3/5)
AUDUSD:0.78071-0.79121  AUDYEN:92.727-93.942

この1週間は国際支援団がギリシャに対する融資の4カ月延長を承認し、市場のリスク許容度が増加して主要国の株価は史上高値を更新(米国、独など)したり、数年ぶりの高値圏に上昇した。
イエレンFRB議長の議会証言は利上げに慎重なハト派色の強い内容であったが、発表されたQ4米GDP改定値が前期比年率で+2.2%と予想値+2.0%を上回り、また月末のドル需要や2月の雇用統計に対する期待などで米ドルが堅調地合となり、米ドルインデックスは2003年以来の高値96台まで上昇している。
ドル/円はイエレン議長のハト派的発言、円クロスの軟調(ユーロ/円は132円台に下落)や、リパトリなどの期末要因にもかかわらず一時120円台前半まで上昇し、その後も119円台後半を維持している。
一方ユーロは本日のECB理事会を控えて2003年8月以来となる1.10台まで続落している。
ギリシャ債務問題の根本解決への道は遠く、一方今月からECBが国債買い取り(量的緩和)を実施するにあたり長期金利が低下してユーロの重石となっている。
豪では、先週発表された弱いQ4の民間設備投資を受けて、今週のRBA理事会での利下げ観測が高まったが、RBAは金利据え置きとし(OZ NOW参照)豪ドルは一時78セント台半ば、93円台後半まで上昇し、その後も概ね堅調地合を維持している。
この結果、ユーロ/豪ドルは1.41台まで下落して、1月の安値1.40割れをうかがう勢い。一方、豪ドル/NZドルは昨日1.02台後半に年初来安値を更新した後、本日は1.03台半ばに反発している。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ:
AUDUSD:0.7700-0.8000  AUDYEN:92.00-95.00

向う半年の予想レンジ:
AUDUSD:0.7300-0.9000  AUDYEN:88.00-100.00

足元のセンチメント…べアセンチメントやや後退
足元の予想…押し目買いと利食いの売り

主要通貨の中期的バイアス:
・米ドル…保合からややブル(足元ややブル)
・円…ベア(足元ミックス)
・ユーロ/ドル…ややベア(足元ベア)
・豪ドル/ドル…ややベア(足元ややベア)

米ドルインデックスは96台と2003年以来の高水準に上昇してきた。史上高値はIT革命の2000年代初頭で120近辺があるが、約12年ぶりの高値ということだ。
何度も言っているが“消去法的ドル高”である。“日出る国、日沈む国”ではないが、片や金利上昇局面、その他大勢の国が金利下降局面、あるいは少なくとも上昇の気配がないわけで、景気格差・金利格差から言ってもドル高の構図は説明のしやすい構図である。と同時に買い通貨探しに苦労する展開が続いている。
資源国通貨、ユーロ、円どれをとっても買い進むにはリスクが高過ぎる訳で、それはシカゴIMMの通貨先物市場において、昨年来ポンドやNZドルが一時的に買いコントラクトに振れることがあったが、それ以外のほとんどの主要通貨は売りコントラクトが蓄積する状況が継続していることを見れば明らかだ。
したがって基本的には“ドル高の構図”があり、その傾向は米利上げ観測が高まったり、強い米経済指標が出れば更に強まることになる。
一方、時折リスク回避の動きが強まれば、売られ過ぎ通貨である円やスイスフランが買い戻されてユーロ、ポンド、資源国通貨などのリスク通貨が売られ、逆にリスク選好の動きが強まればそれらリスク通貨が買い戻される。
またリスク回避/選好とは別に、日頃売られ過ぎ通貨のユーロや円や資源国通貨に久々のサポート材料が入ったり、あるいはドル売り材料が入れば、ポジションの調整が起こる。
これら幾つかのパターンが日々の相場変動を形成していると考える。

さて再び米雇用統計発表前日である。
過去5カ月分の統計内容とドル/円相場の当日・翌週の動きを調べてみた。

※クリックで拡大できます

つまり、すべてのケースにおいて、ドル/円は強い数字に一応反応はするが、翌週には反落している。
11月分、1月分については平均時給の改善にもかかわらず、同じパターンを繰り返しているだけに、この“上げて結局下げる”はかなり米雇用統計に定着したドル/円の変動パターンであると言える。
上記のように基本的な“ドル高の構図”がある中でのこの変動パターンは、ある意味“buy on rumor, sell on fact”の典型ともいえる。
もし明日の雇用統計で、この変動パターンが打破されるとすれば、それは取りも直さずドル円が120円の上に定着する時であるし、まして期末月のリパトリやヘッジファンドの益出し、GPIFの為替ヘッジの話、地方選挙を控えた政府からの円安けん制などの悪材料を押しのけての120円台乗せであれば、今回は本物である可能性があるだろう。

先週のレポートで小職はRBAの利下げの可能性について言及さえしなかったが、それは言い訳ではないが個人的に疑うことなく今回は「金利据え置き」と考えていたからだ。
ただ海外市場を中心に連続利下げの観測が非常に高まっていたようだ。豪株式市場 ASX S&P 200が2008年1月以来の高値となり、シドニーの2月の住宅価格が約1.4%上昇するなど、2月の利下げの影響は既に強く表れている。また金融緩和の続く中国から投資マネーが株・不動産などの豪州資産に向かっているのも確かであろう。
したがって、たとえRBAが25bp追加利下げをしても、景気浮揚効果よりは投機的な投資を促進するなどネガティブインパクトの方が多いという見方も、豪州国内では多い。
一方今回のRBA声明の“更なる緩和が適切となる可能性”という文言をとらえて5月の連邦予算案を控えた“4月利下げ観測”が早くも見られる。
加えて商品相場の軟調や米豪国債利回り格差の縮小などから、引き続き海外市場中心に豪ドルベアセンチメントは強く、足元豪ドルの戻りも限定的であると考える。
米豪10年債利回り格差は一昨年の平均150bpから昨年は100bpに縮小し、今年になってからは50bp割れまで縮小している。
本日から中国全国人民代表大会が開催されるが、2月に2回の金融緩和を実施した後、この全人代後に更なる景気刺激策(金融・財政)が出てくるか注視したい。

【主なイベント】

3/5
(木)

(豪)1月小売売上高、1月貿易収支
(中)中国全国人民代表大会開幕
(ユーロ圏)ECB理事会
(英)BOE理事会
(米)新規失業保険申請件数

3/6
(金)

(日)1月景気先行指数/一致指数
(ユーロ圏)Q4 GDP(改定値)
(米)2月雇用統計

3/9
(月)

(日)4GDP、1月国際収支
(豪)2月ANZ求人広告
(米)2月労働市場情勢指数

3/10
(火)

(豪)2月NAB企業信頼感/景況感
(中)2月CPI、PPI

3/11
(水)

(豪)3月WESTPAC消費者信頼感、1月住宅ローン約定件数
(中)2月 鉱工業生産、小売売上高、固定資産投資
(米)2月 財政収支

3/12
(木)

(NZ)NZ準備銀行政策会議
(豪)3月消費者インフレ期待、2月雇用統計
(独)2月CPI
(仏)2月CPI
(ユーロ圏)1月鉱工業生産
(米)2月小売売上高、新規失業保険申請件数

3/13
(金)

(日)1月鉱工業生産
(露)ロシア中銀政策会議
(米) 2月PPI、3月ミシガン大学消費者信頼感

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ重要度を勘案しながら最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にして頂きたい。

構成要因

ポイント

今回
数値

前回
数値
(2/26)

豪州経済
ファンダメンタルズ

*Good
・1月小売売上高+0.4%(3ms high、予想+0.4%、前回+0.2%)(3/5)
・Q4経常収支-96億ドル(予想-110億ドル、前回-121億ドル)(3/3)
・1月住宅建設許可件数+7.9%(前月比、予想-1.7%、前回-2.8%)、+9.1%(前年比、予想-1.7%、前回+9.6%)(3/3)
・1月HIA新築住宅販売 +1.8%(前回-1.9%)(3/2)

・1月技術求人 前月比+0.7%(前回-0.4%)(2/15)
・2月WESTPAC消費者信頼感+8.0%(前回+2.4% )、100.7(前回93.2)(2/11)
・1月NAB企業信頼感+3(前回+2)(2/10)
・Q4RBAアンダーライイングCPI前期比+0.7%(予想+0.5、前回+0.4%)、前年比+2.25%(予想+2.2、前回+2.55)(1/28)

*Bad
・1月貿易収支-$980mio(10カ月連続マイナス、予想-925mio、前回-436mio)(3/5)
・Q4GDP前期比+0.5%(予想+0.6%、前回+0.3%)、前年比+2.5%(予想+2.6%、前回+2.7%)(3/4)
・AIG製造業指数 45.4(前回49.0)(3/2)
・Q4企業営業利益(前期比)-0.2%(+0.5%、-0.4%)(3/2)

・Q4民間設備投資(CAPEX)前期比-2.2%(予想-1.6%、前回+0.6%)(2/26)
・Q4賃金コスト指数 前月比+0.6%(予想+0.6%、前回+0.6%)前年比+2.5%(予想+2.5%、前回+2.6%)(2/25)
・1月就業者数-12.2千人(予想-5.0千人、前回+42.3)、1月失業率6.4.%(予想6.2%、前回6.1%)(2/12)
・1月NAB企業景況感+2(前回+2、+4から下方修正)(2/10)
・Q4PPI 前期比+0.1%(前回+0.2%)、前年比+1.1%(前回+1.2%)(1/30)
・Q4CPI前年比+1.7%(予想+1.8%、前回+2.7%)、前期比+0.2%(予想+0.3%、前回+0.5%)(1/28)

----------------------------

・RBA四半期金融政策報告書(2/6)
2014 年GDP見通し +2.5%(前回11月+2.5%)
2015年GDP 見通し +2.25−+3.25%(前回+2.5%―+3.5%%)
2016年GDP見通し +3.0-+4.0%(+2.75-+4.25%)
インフレ見通し
2014年 1.70%(前回1.75%)
2015年 2.0%-3.0%(前回2.5%-3.5%)
2016年 2.25%-3.25%(2.5%−3.5%)

・IMF世界成長見通し(2015/1/20)(10月時)
2015年3.5%(3.8%)

・政府年央経済財政見通し
(MYEFO)(12/15)(5月時点)

財政赤字2014/15年404億豪ドル(298億豪ドル)、2015/16年312億ドル(171億ドル)、
2014/15年GDP 2.5%

-4

-4

市場センチメント
(リスク値に対
する円キャリーポジション造成・/解消などに関わる)

株価やや調整入りセンチメントやや悪化。昨日NYKダウは-106ptsの18,096ドル。本日 off shoreでは+2pts。
昨日VIX恐怖指数は+0.38の14.24。

-2

+2

短期筋推定市場ポジションと調整具合

シカゴIMMの通貨先物ポジションは前週から売りが9,322コントラクト増えて売り63,154 コントラクト(2/24)。短期筋のポジションはあまり偏りない。

+2

-2

商品相場

原油は51ドル台に反発、金価格は1204ドル台に反落。昨日CRBは+1.18の223.76。鉄石は62ドル台で小康、石炭(燃料炭スポット)は63ドル台に小幅下落。

+2

-2

金利・為替(当局)

(3/5)ロウRBA副総裁「経済情勢考慮すれば依然豪ドル高過ぎる、通貨押し下げら我々の目標と考えるのは誤り」、RBA理事会(3/3)―金利据え置き「成長はトレンドを下回る、豪ドルは依然として基礎的価値の予想の大半を上回る、更なる緩和が適切となる可能性」、(RBA議事録で低金利肯定・豪ドル高けん制(2/17)RBA四半期金融政策報告書で景気・インフレ予想を下方修正、追加緩和に言及せず、RBA利下げ(2013年8月以来18カ月ぶり)2.25%(予想2.50%、前回2.50%)(2/3)、
豪ドルは75セント近辺が望ましい(12/11)、RBAロウ副総裁―豪ドルは一定の調整が見られるが、ファンダメンタルズに関する我々の評価が正しければ更に調整が見られるだろう(11/25)(スティーブンス総裁―85セント近辺に下落することが望ましい(2013/12/12)。米豪10年利回り格差は0.429%に縮小。

-5

-4

需給

本邦企業の豪州企業買収(日本郵政―トール、6,200億円、リクルート360億円、電通など)、豪州企業M&A活発化の兆し、本邦期末控えたリパトリの可能性、豪ドル先安観から海外投資家の豪ドル買い後退。ソブリンウエルスファンド(SWF)は豪ドルの押し目買いスタンス。潜在的な輸出の豪ドル買い需要(デイリーベース)

+3

+2

テクニカル
(チャート)

豪ドル/ドル、豪ドル/円ともに一目均衡表の雲が下降してスポット、ボリンジャーバンドと交差する状況。2月よりの保合相場が依然続くが、むしろやや上向いてきている。エネルギーが溜まっておりそろそろどちらかに飛ぶか?RSIは豪ドル/ドルが49.00%、豪ドル/円が54.54%でニュートラル近辺。

+2

+2

米ドル(ユーロ)強弱

ドルインデックスは96.01で強く、ユーロは1.10台後半に下落。

-4

+2

中国関連

2月HSBC非製造業PMI(確報値)52.0(速報値51.8)(3/4)、IPO承認加速観測で中国株(上海総合指数)-73pts)(3/3)、2月HSBC製造業PMI 50.7(確報値)(速報値50.1(3/2)、中国2月製造業PMI49.9(前回49.8)、2月非製造業PMI 53.9(前回53.7)(3/1)、中国人民銀行利下げ-0.25%預金・貸出金利(2/28)、1月CPI +0.8%(前年比予想+1.0%、前回+1.5%)、PPI-4.3%(予想-3.8%、前回-3.3%)、1月貿易収支は+60.03bioドル(予想+48.9bio前回+49.6bio)、輸出-3.3%(前回+9.7%)、輸入-19.9%(前回-2.4%)(2/8)、中国人民銀行預金準備率0.5%引き下げ(20.0%→19.5%)(2/3)、不動産売買規制懸念で株価軟調(1/27)、Q4GDP 7.3%(予想7.2%、前回7.3%)(1/20)、12月鉱工業生産7.9%(予想7.4%、前回7.2%)・小売売上高11.9%(予想11.7%、前回11.7%)(1/20)、2014年GDP7.4%(2013年7.7%、2012年7.7%、2011年9.3%)(1/20)、信用口座新規開設停止命令で上海総合指数急落(1/19)、PPI-3.3%(予想-3.1%、前回-2.7%)(1/9)、住宅融資担保基準厳格化、中国利下げ(2012年7月以来)―1年物預金金利3%→2.75%、1年物貸出金利6%→5.6%(11/21)、
上海・香港証券取引所相互取引開始(11/17)、本日上海総合指数は+7ptsの3,270。

+3

-3

国内政局・産業界等・国際機関

(2/9)アボット党首辞任動議―賛成39、反対61で否決、(Fairfax/Ipsos national poll)(1/29-31実施)( )は前回12月、二大政党支持率―保守連合46%(48%)、労働党54%(52%)、QLD州選挙で労働党勝利(2/1)、アボット政権GST引き上げ方針、豪ドル高懸念やや和らぐ。アボット政権中国とEFT締結へ、政府は非居住者の不動産投資に申込手数料賦課を検討、国内テロ警戒レベル高位に引き上げ、(2014/9/17)社会保障見直しや増税を嫌気、住宅バブル懸念、資源税廃止上院で可決(9/3)、炭素税廃止を評価(2014/7/17)。

-3

-3

“現状”総合判断
(必ずしも今後の予測とはならず)

やや売りバイアス

-6

-4

*Good、Badは豪ドルにとってという意味

【豪ドル/ドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル/円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

RBA利下げせず

今週のRBA理事会では連続利下げ期待が高まる中、RBAは金利据え置きとした。
今年初めてとなる2月の理事会で非常に意外感のある利下げ(2.5%→2.25%)を行い、今回は利下げ観測が高い中での金利据え置き。スティーブンス総裁は相変わらず市場を“アッ”と言わせるのが好きな人物だ。
おそらくスティーブンス総裁は利下げを主張し、他の理事達になだめられて踏み止まったのではなかろうか。

同総裁の無念さは声明文中の
・豪ドルは依然として基礎的価値の予想の大半を上回る。
・更なる緩和が適切となる可能性。
に表れているように思う(以上個人的推察)

ただ当地のアナリストの間では、据え置き観測が強かった。
その理由としてはリーマンショック以来、RBAが2月続けて利下げをしたのは2011年11月・12月、2012年5月・6月と欧州危機時の2回しかないこと、またQ4GDP(昨日発表)と4月下旬に発表予定のQ1CPIの内容を検討した後の判断が妥当、などの意見が聞かれた。
ただその他にも利下げに否定的ないくつかの分析があった。

1. 豪州株価(ASX S P200)今週 5,985ドルとリーマンショック前2008年1月以降の高値を更新しているが、今後更なる利下げ観測が強い中、株式などリスク商品への資金移動が更に活発化する可能性。
2. シドニーの不動産価格は昨年14%上昇しており、先月1月でも約1.4%上昇している。更なる利下げは一層の不動産投資を促進させ、特に若年層や低所得層の居住目的の不動産購入が更に困難になる。
3. 現在激化しつつある世界的な低金利、通貨切り下げ競争を更に激化させる可能性。
4. 今月中国は2度の金融緩和を発表したが、中国不動産バブル懸念と相まって、中国資金が豪州不動産/株式市場に更に流入する可能性がある。

ただ、このように多くの利下げによるマイナスの副産物が存在するにもかかわらず、先週発表されたQ4民間設備投資の落ち込みや、昨日発表されたQ4GDPの減速傾向(前年比+2.5%、前回+2.7%)、更には悪化が予想される財政赤字(5月に予算案発表)から4月以降の利下げ観測が依然として強い状況に変わりはない。


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