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マーケットビュー

木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

市場の目は地政学的リスクから米国金融政策に

更新日:2014年8月21日

サマリー

先週は、ウクライナ情勢や中東などの地政学的懸念は一進一退であったが大きく悪化する事態とはならず、主要国の株価が堅調に推移し市場のリスク許容度は増加した。
今週の為替市場は先週の流れを汲んでドル高が進行し、FOMC議事録や本日から米国カンザス州で開催されるジャクソンホール・経済シンポジウムでハト派的なイエレンFRB議長の講演を警戒するムードもあったが、昨日発表されたFOMC議事録は予想よりタカ派的トーンと解釈され、ドル/円は104円台手前に上昇し、ユーロは1.32台半ばに、またポンドは1.66割れまでドルが上昇している。
最近のドルの堅調地合は来年実施されるであろう米国の出口戦略を市場が先取りしているようにも感じられる。

豪ドルは、対米ドルで軟調、対円で堅調と際立った動きを見せている。
米ドルが堅調である中で、RBAのスティーブンス総裁が引き続き中立的な景気判断に終始するのは、豪ドル高けん制を行っていることも背景にあるだろう。
一方で、豪ドル円ではドル円の上昇が本格化すれば更に上昇余地があると思われる。

豪ドルここまでのレビュー

先週からの相場レンジ(8/14-8/21):
AUDUSD: 0.92366-0.93464 AUDYEN: 95.034-96.437

先週は、ウクライナ情勢や中東などの地政学的懸念は一進一退であったが大きく悪化する事態とはならず、主要国の株価が堅調推移して市場のリスク許容度は増加した。
為替市場では先週の流れを汲んでドル高が進行した。
発表された日本の7月貿易収支は-9,640億円と予想を上回る赤字であり、更に昨日発表された7月のFOMC議事録が予想よりタカ派的と判断されてドル/円は1月以来の高値104円台手前まで上昇し、ユーロは年初来安値1.32台半ばに、またポンドも3月以来の安値1.66割れまで下落している。

豪ドルは、対米ドルで軟調、対円で堅調と対照的な動きとなった。
今週発表されたRBA議事録では「成長見通しに相当の不透明感」と表現され、また昨日のスティーブンスRBA総裁の議会証言では、ドル全面高地合にあって相変わらずやや強いトーンでの豪ドル高けん制がなされたことで、豪ドル/ドルの上値を圧迫した。
ただ、対円ではリスク回避の巻き戻しやドル/円の上昇を反映して96円台半ばと年初来高値に並んでいる。
ユーロ/豪ドルは1.42台と年初来安値に近付き、豪ドル/NZドルは、NZ財務相が2014-2015年度の成長見通しを下方修正したことや、乳製品価格の下落を嫌気して一時1.11台まで年初来高値を更新した。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ:
AUDUSD:0.9150-0.9350 AUDYEN:94.50-97.50

向う半年の予想レンジ:
AUDUSD:0.85-1.00  AUDYEN:85.00-105.00

足元のセンチメント…豪ドル/ドルややベア、豪ドル/円ややブル
足元の予想…豪ドル/ドル弱保合、豪ドル/円強保合

主要通貨の中期的バイアス:
・米ドル…保合からややブル(足元ブル)
・円…ベア(足元ややベア)
・ユーロ/ドル…ニュートラル(足元ややベア)
・豪ドル/ドル…ニュートラル(足元ややベア)

今週、地政学的な懸念は一服し、市場の目は日欧米のファンダメンタルズやFRBの金融政策に向かっている。昨日のFOMC議事録に加えて、本日から米国ワイオミング州ジャクソンホールで始まる経済シンポジウムに各国金融当局者が参集するとあって、市場の注目度は高い。

ウクライナ情勢では、先週末にウクライナ軍がロシアからの武装車両を攻撃して一部破壊したり、逆にウクライナの戦闘機が撃墜されたり緊張が高まっていたが、来週26日にプーチン・ロシア大統領、ポロシェンコ・ウクライナ大統領、EU代表の三者会談への期待感から緊張がやや緩和している。
一方、パレスチナ問題ではガザからのロケット弾攻撃に対してイスラエルが空爆で反撃し、停戦協定が事実上破棄された模様。また米国は引き続きイラク北部に限定的空爆を加えている。
ただ各紛争ともに状況が大きく悪化しない限り、ニュースバリューは薄れつつある。

ジャクソンホール・シンポジウムはカンザスシティー連銀主催で1978年から毎年開催され、世界各国の中央銀行や政策担当者、大手金融機関要人などが集うが、今年もイエレンFRB議長、ドラギECB総裁、黒田日銀総裁などが出席する。
過去にFRB議長が重要な金融政策を述べたことで有名であり、2010年には前バーナンキFRB議長が大規模金融緩和について講演した。昨年はバーナンキ議長がスケジュールの都合で主席しなかったが、今年はFRBのQE3が年内終了することが確実視される中、イエレン議長がどの程度出口戦略に踏み切った発言をするかが注目される。
労働経済学の大家である同議長は前回のFOMCでも「労働市場のたるみ(slack)」について懸念を表明し「幅広い労働市場関連指標は、活用されていない労働資源が著しく残っていることを示している」と指摘しており、“労働参加率、不完全雇用率、長期失業者率”などに言及しながら金融引き締めには慎重な姿勢を堅持するとの観測が強い。
ただハト派的な同総裁演説を市場は織り込んでいるだけに、むしろ昨日のFOMC議事録がややタカ派的であることにドル買いで反応したように、ハト派色が薄ければサプライズとしてドル続伸となる可能性には留意したい。
昨日のFOMC議事録の内容「多くは雇用増で利上げが早まる可能性があると判断」、「雇用の“たるみ”がどの程度残っているか見解不一致」、「インフレリスクは確認できないとする一方、一部は存在すると主張」などがFOMC内での意見の変遷を物語っており、市場はイエレン議長個人のハト派的発言よりも“FOMCの総意”に重きを置くだろう。
最近のドル堅調地合はイエレン演説よりも更に先、来年の出口戦略を先取りしつつあるようにも見受けられる。

昨日発表された日本の7月貿易収支は-9,640億円(前回-8,232億円)と事前予想-7,025億円を大幅に上回る赤字を計上し、ドル円は4月以来の103円台に乗ったが、まさに「需給恐るべし!」である。日欧米、三極の通貨番付は今後の金利格差・景気格差をある程度素直に反映した順位となるだろう。
米ドルの全般的な堅調地合を反映して豪ドルは93セント台で上値が抑えられる一方、豪ドル円は96円台まで堅調に推移している。

今週発表されたRBA議事録では、「成長見通しに相当の不透明感があり、今年の金融政策は相当緩和的」と述べられ、また昨日のスティーブンスRBA総裁の議会証言では「豪ドルは成長均衡に貢献しない、豪ドル急落リスクを過小評価、適切なら介入も排除しない」とやや積極的な豪ドル高けん制が見られた。
引き続き成長は、ややトレンド成長率(3.25%)を下回り、Q2の高いインフレ率にもかかわらず、インフレ予想はターゲット内と判断している。政策スタンスは特に変更は見られず、しばらくは様子見(金利の安定期維持)で慎重なスタンス堅持といったところだろう。

豪ドルは、引き続き外的要因、つまり地政学的リスクや米国金融政策に左右されやすい状況。
地政学的リスクが収まれば、再び金利格差・景気格差から豪ドルに資金が流入するだろうが、出口戦略に向かう米国との金利格差縮小観測から対米ドルでは上値の重い展開となるだろう。一方で豪ドル/円は、ドル/円の上昇が本格的となれば更に上昇余地があるだろう。
因みにスティーブンス総裁が気にしているのは豪ドル/ドルのレベルである。過去に豪ドル/円レートに言及したことは豪ドル/円が100円を大きく超えていた数年前に1度あるかないかであり、今のところ豪ドル/円レートは同総裁の眼中にないだろう。 暫くは米豪の金融政策を注視したい。

【主なイベント】

8/21
(木)

(日)対外対内証券投資状況
(中)8月HSBC製造業PMI
(ユーロ圏)8月製造業/非製造業PMI
(独)8月製造業/非製造業PMI
(米)新規失業保険申請件数、7月中古住宅販売、ジャクソンホール・シンポジウム

8/22
(金)

(加)6月小売売上高、7月CPI
(米)ジャクソンホール・シンポジウム (FRB議長、ECB総裁演説)

8/25
(月)

(独)8月ifo企業景況感指数
(米)7月新築住宅販売

8/26
(火)

(米)7月耐久財受注、8月消費者信頼感

8/27
(水)

(独)9月GFK消費者信頼感

8/28
(木)

(豪)Q2民間設備投資(CAPEX)
(独)8月失業率、8月CPI
(ユーロ圏)8月消費者信頼感
(米)新規失業保険申請件数、Q2GDP(改定値)

8/29
(金)

(日)7月CPI、7月失業率、7月鉱工業生産、7月小売売上高
(ユーロ圏)7月失業率、8月CPI
(米)7月個人消費・個人所得、8月シカゴ購買部協会景気指数、8月ミシガン大学消費者信頼感

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ重要度を勘案しながら最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にして頂きたい。

構成要因

ポイント

今回
数値

前回
数値
(8/14)

豪州経済
ファンダメンタルズ

*Good
・8月WESTPAC消費者信頼感+3.8%(11ms high、前回+1.9% )、98.5(前回94.9)(8/13)
・7月NAB企業信頼感+11(前回+8)、7月NAB企業景況感+8(前回+2)(8/12)

・7月雇用統計full-time-job+14.5千人(前回-3.8千人)、労働参加率64.8%(前回64.7%)(8/7)
・6月小売売上高+0.6%(+0.3%、-0.5%)(8/4)
・豪州Q2CPI前年比+3.0%(予想+3.0%、前回+2.9%)、前期比+0.5%(予想+0.5%、前回+0.6%)、RBAアンダーライイングCPI前期比+0.7%(予想+0.65、前回+0.55%)、前年比+2.8%(予想+2.7、前回+2.65)(7/23)
・5月コンフェレンスボード・リーディングインデックス+0.2%(前回-0.2%)(7/17)
・Q1GDP前期比+1.1%(予想+0.9%、前回+0.8%)、前年同期比+3.5%(予想+3.2%、前回+2.8%)(6/4)
・Q1経常収支-57億ドル(予想-70億ドル、前回-117億ドル)(6/3)
・民間設備投資(CAPEX)2014/15予想上方修正$137.1bio、前年比-12.0%(前回予想$124.9bio)
2013/14は$167.1bioから$162.88に下方修正(5/29)
・Q1賃金コストインデックス前期比+0.7%(予想+0.7%、前回+0.7%)、前年比+2.6%(予想+2.6%、前回+2.6%)(5/21)

*Bad
・7月自動車販売、前月比-1.3%(前回+2.2%)前年比-0.2%(前回-2.0%)(8/18)
・7月失業率6.4.%(12年ぶりの高水準、予想6.0%、前回6.0%)、
7月就業者数-0.3千人(予想+13.2千人、前回+14.9千人)(8/7)
・6月貿易収支-1,683mio (予想-2,000mio、前回-2,043mio)(8/5)
・7月ANZ求人広告+0.3%(前回+4.4%)(8/4)
・Q2 PPI 前期比-0.1%(前回+0.9%)、前年比+2.3%(前回+2.5%)(8/1)
・6月住宅建設許可件数-5.0%(予想0.0%、前回+9.9%)(7/31)
・Q1民間設備投資(CAPEX)-4.2%(予想-1.9%、前回-5.2%)(5/29)

----------------------------

・RBA四半期金融政策報告書(8/8)
2014 年GDP見通し +2.5%(前回5月+2.75%)
2015年GDP 見通し +2.5― +3.5%(前回+2.75%―+3.75%%)
インフレ見通し
2014年 2.0%(前回2.75%)
2015年 2.5%-3.5%(前回2.25%-3.25%)

・IMF世界成長見通し(7/24)(4月時)
2014年3.4%(3.6%)
2015年4.0%(4.0%)

+3

+3

市場センチメント
(リスク値に対する円キャリーポジション造成・/解消などに関わる)

地政学的リスク一服、株価堅調でセンチメントやや改善。
昨日NYKダウは-+59ptsの16,979ドル、本off shoreでは+6pts。 昨日VIX恐怖指数は-0.43の11.78。

+2

+2

短期筋推定市場ポジションと調整具合

シカゴIMMの通貨先物ポジションは前週から買いが3,754コントラクト減少して29,546 コントラクト買い(8/12)。短期筋は豪ドル/ドルややショート、豪ドル/円のロング増える。

+2

+2

商品相場

原油は93ドル台に下落、金は1,289ドル台に下落、CRBは昨日+1.23ptsの288.96。鉄鉱石は93ドル台で小反落、石炭(燃料炭スポット)は71ドル台に小幅下落。

-2

-2

金利・為替(当局)

スティーブンスRBA総裁(議会証言)−労働市場の指標は改善したようだ、豪ドルは成長均衡に貢献していない、豪ドル急落リスクは過小評価、適切なら介入も排除しない(8/20)
失業率上昇で金利先高観後退(8/7)、(8/5RBA理事会声明)―金利の一定期間の安定が必要、豪ドルは歴史的基準に比べて依然高い、最近のデータはインフレ率の加速を示したが賃金上昇率は緩やか。RBA総裁―豪ドルは高過ぎる、向こう10年以内に経済活動の低迷する可能性、FRBが利上げを実施した場合混乱が発生する可能性、政策金利変更の時期については言及しない(7/11)スティーブンス総裁―85セント近辺に下落することが望ましい(2013/12/12)。米豪10年利回り格差は1.01%に拡大。

-3

-2

需給

アボット政権海外からの投資促進政策、昨年Q4からの海外投資家の豪州債投資$38bio、本邦機関投資家の豪ドル債投資、向こう2-3年で豪ドル債発行額$200bio、海外からの直接投資・M&Aに絡む豪ドル買い需要の話。潜在的な輸出の豪ドル買い需要(輸出増加―過去最高レベルに)。

+3

+3

テクニカル
(チャート)

豪ドル/ドルは依然一目均衡表の雲の下で雲がレジスタンス、また豪ドル/円は雲の上で雲がサポート。豪ドル/ドルはボリンジャーバンドの半ばから反落、豪ドル/円はバンド上限に達しており両通貨ペアが違う顔。豪ドル/ドルは月曜日の「上ヒゲ」で反落。豪ドル/円は月曜日の「波高い線」の“放れに付く”で上伸。96.00-96.30にレジスタンスあり。RSIは豪ドル/ドル42.83%、豪ドル/円66.63%で豪ドル/円のoverboughtが進む。

-2

+2

米ドル(ユーロ)強弱

ドルインデックスは82.31に上昇し、ユーロは1.32台半ばに下落。

-4

-2

中国関連

7月中国新築住宅価格前月比70都市中2年(前回8年)、前年比70都市中65都市(前回69都市)(8/18)、7月小売売上高+12.2%(前年比予想+12.5%、前回+12.4%)、7月鉱工業生産+9.0%(予想+9.2%、前回+9.2%)(8/13)、7月CPI +2.3%(予想+2.3%、前回+2.3%)、PPI-0.9%(予想-0.9%、前回-0.9%)(7/9)、
7月HSBC非製造業PMI 50.0(史上最低、前回53.1)(8/5)、7月非製造業PMI54.2(前回55.0 6ms low)(8/4)、7月製造業PMI 51.7(2012年4月以来の高水準、予想51.4、前回51.0)(8/1)、7月HSBC製造業PMI(改定値)51.7(速報52.0、前回50.8)(8/1)、住宅購入規制緩和観測で銀行・不動産など金融株大幅上昇(7/28)、IMF経済見通し2014年7.4%、2015年7.1%(7/24)、中国首相―今年の成長率は+7.5%(7/17)、中国Q2GDP 前年比+7.5%(予想+7.4%、前回+7.4%)、中国国家統計局「上半期の中国経済は安定も今後試練に直面」(7/16)、人民銀行総裁―人民元の変動幅を拡大する(7/10)6月貿易収支は+31.6bio億ドル(予想+37.0bio億、前回+35.9bioドル)、輸出+7.2%(予想+10.4%、前回+7.0%)、輸入+5.5%(予想+6.0%、前回-1.6%)(7/10)、李克強中国首相―7.5%という今年の中国の成長目標は理に適っている(6/19)、
中国人民銀行一部農業部門/中小企業への融資銀行への預金準備を50bp引き下げ(6/10)、世銀は今年のGDPを7.7%から7.6%に引き下げ(6/10)、中国、ロシアと$100bio天然ガス取引成立との情報(5/20)、中国商務省高官―中国貿易の高成長期は終わった(5/20)、IMFは今年の中国GDP見通しを7.5%で据え置き。 本日上海総合指数は小動きの2,216。

-2

-2

国内政局・産業界等・国際機関

炭素税廃止を評価(7/17)、7/17-19世論調査(Nielsen poll)保守党支持率やや挽回、二大政党支持率(2013年9月選挙時、前回)自由連合46.00%(53.5、47.0)、労働党54%(46.5、53.0)、S&P財政赤字削減なければAAA格下げの可能性(5/20)、(2014/15連邦予算案は好感―赤字予想298億ドル(今期赤字499億ドル)5年間で均衡財政目標(5/13)ムーディーズは予算案でAAA、「安定的」変わらず。
IMFは資源ブームけん引による豪州の輸出は減速見通し。

+2

+2

“現状”総合判断
(必ずしも今後の予測とはならず)

やや売りバイアス

-1

+6

*Good、Badは豪ドルにとってという意味

【豪ドル/ドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル/円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

豪州でも高金利金融債が人気

豪州のキャッシュレート(日本の公定歩合に相当)は1年以上2.5%の史上最低レベルに張り付いており、通常割高に設定される銀行定期預金も1年物で3.5%そこそこと過去最低レベルにあり、国内投資家にとっても金融資産投資の妙味が薄れつつある。

かかる状況下、人気が上昇しつつあるのが、四大銀行などが発行する“ハイブリッド債”である。今回CBA(コモンウエルス銀行)は5.45%前後のハイブリッド債2.5bioを発行したが、史上最低レベルのクーポンであるにもかかわらず発売早々に個人スーパーアニュエーション(年金)や個人投資家の強いニーズがあり完売であった。CBAの発行は四大銀行では今年ANZ、WESTPACに続いて3行目の発行であった。

この債券は期間10年で満期に同行株式への転換権の付いた転換社債であり、銀行倒産のクレジットリスクを負うものの、トリプルA格の豪銀のクレジットリスクはかなり少ないであろう。

また変動利付債で3カ月物BBSW(市中金利)プラス2.8%マージンとなっており、現在3ms BBSWが2.65%前後であることから、利回りは5.45%前後となるが、変動債であるだけに今後の豪州の金利先高観にも合致する。

1年物定期預金金利3.3-3.5%や、豪州国債10年物利回り3.4%程度よりは、かなり上に設定されているが、マージンの2.8%は過去最低である。因みにCBAが2012年に発行した時のマージンは3.8%と今回よりフルベーシスポイント上であった。

今年になってからあいつぐ豪銀ハイブリッド債発行は、投資家需要があってのことだが、一方史上最大規模の収益を計上する豪銀の強い資金調達需要があることも確かであり、また2.8%マージンは銀行にとって比較的低いコストという位置づけである。

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