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マーケットビュー

木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

アベノミクスへの風当たり

更新日:2014年1月23日

サマリー

今週の日銀会合や世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に市場は注目しており、ドル/円は神経質に振幅している。
4月の消費増税を前に日銀の追加緩和期待がやや大き過ぎるのが心配される。
また先週のルー米財務長官の“円安けん制発言”に続いて、今週のダボス会議でアベノミクス容認に異論を唱える声が出る可能性もあり要注意であろう。
ただ日本はかつての貿易黒字大国でないことをはっきりと説明すべきだろう。
円安の調整局面では貿易関連やM&Aがらみの円売り需要が円の上昇を抑えるだろう。
一方、雇用悪化を受けて大幅下落した豪ドルは、中国の予想を上回るQ4GDPや成長率の上方修正などを好感して徐々に底入れし、昨日発表されたQ4消費者物価指数の大幅上昇から金利先安観が後退して反発に転じた。しかし、本日発表された中国1月HSBC製造業PMIが半年ぶりに50.0を割ったことを嫌気して反落するなど、依然として下値不安が払拭できない。

豪ドルここまでのレビュー

この1週間(1/16-1/23)の相場レンジ:
 AUDUSD: 0.87558-0.89120  AUDYEN: 91.033-93.217

この一週間は前週末の弱い12月米雇用統計の影響が徐々に薄れ、日米中心に株価も下げ止まりから小康状態となった。
週初発表された中国Q4GDPは予想をやや上回る+7.7%となり市場に安ど感も戻った。日銀会合やダボス会議などに注目が集まる中、日銀会合では現行の政策が据え置かれて失望感からドル/円が一時104円台を割る局面もあったが、開催中のダボス会議からはまだ目立った円安批判も聞こえず、104円台後半に反発するなど神経質な展開となっている。
ユーロは独の諸指標がやや軟調であったこともあり1.35台と冴えない展開となる一方、ポンドは英雇用改善を受けて1.65台に急反発、カナダドルはカナダ中銀のハト派的コメントを受けて下落するなど、各通貨まちまちの動きであった。
一方、先週の弱い12月雇用統計を嫌気して87セント台半ば、91円近辺まで下落した豪ドルは、今週は中国のやや強めのQ4GDPや昨日発表されたかなり強めのQ4消費者物価指数を受けて一旦88セント台後半、92円台後半まで反発した。しかし、本日発表された中国1月HSBC製造業PMIが49.6と半年ぶりに50.0を割ったことから、豪ドルは再び88セント割れ、92円割れまで軟化している。
ユーロ/豪ドルは先週の高値1.55台から昨日は1.52台前半に反落したが、本日は再び1.54手前まで反発し、豪ドル/NZドルは1.05台半ばの安値からは反発したものの、1.06台前半と上値も重い。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
 AUDUSD:0.8700-0.8900  AUDYEN:91.00-94.00

向う半年の予想レンジ :
 AUDUSD :0.85-1.00  AUDYEN: 85.00-105.00

足元のセンチメント――ベアセンチメントやや薄れる
足元の予想――下値は押し目買いでサポートされる

主要通貨の中期的バイアス :
 ・米ドル―保合からややブル
 ・円―ベア
 ・ユーロ/ドル―ニュートラル(足元ややベア)
 ・豪ドル/ドル―ニュートラル(足元ややベア)

今週もダボス会議を控えて色々な憶測が円相場を動かしている。その前哨戦が先週のルー米財務長官の「日本は内需拡大をさせるべきで為替に過度に依存すれば長期的な成長はない」と言う円安けん制発言であった。
先週も述べたが米国のこの手の対日けん制は別に今始まった訳ではなく、30年以上にわたる経済的外交戦略であるが、安倍首相にとっては「アベノミクスの進捗状況」から「積極的平和主義」の説明など色々課題を抱えた会議になることは間違いない。
安倍首相の靖国参拝については、中韓はじめとしたアジア諸国のみならず米国も遺憾の意を示しており、その矛先が「円安けん制」に向かっていると考えるのは穿った見方か。
しかし日本の昨年の貿易赤字は10兆円を超すが、その主因が震災後のエネルギー問題(原発停止とエネルギー輸入の大幅増)にあることは明白であり、「デフレ脱却のためにもここで円高への逆戻りは世界経済にとっても好ましくない」ことを世界に向けて明言すべきであろう。震災以前の毎年10兆円を超す貿易黒字大国日本と現状を峻別して説明すべきであろう。
一方で世界で断トツの財政赤字改善を迫られている訳で、世界的にも低い消費税率を世界水準に近づける努力をしているのであれば、もう一歩進んでこれまた国際的にも評判の悪い世界でも最高水準の法人税(現行40%)の減税への道を示す手はないのだろうか。
国際会議ではプレゼンテーションの良し悪しで各国の受け止め方はずいぶん違う訳で、オリンピック東京招致にも劣らぬプレゼンを行っていただきたい。
需給的には冬季の原油需要に加えて、日本企業の米企業買収の話など、円売り需要の底流は変わっていない。
しかし「更なる円安が望ましい」などという国際的なコンセンサスが得られるはずはなく、円高論者が大好きな“円安けん制”などの円買い戻し材料が目立つのも事実であり、足元はドル/円も下方リスクに晒される可能性には注意したい。
来週のポイントはFOMCとなるが、このところ今年の米成長率の上方修正が目立っており、既定路線の緩和縮小(テーパリング)を継続すると予想する。
むしろ、実勢金利の上昇と米債の下落によるFRBのバランスシート悪化を懸念する市場の不安を和らげるためにも、テーパリングの足踏みをすることは許されないのではないだろうか。

一方、先週のショッキングな12月雇用統計の悪化を材料に87セント台半ば、91円近辺まで続落し、一気に下値リスクが増大した豪ドルであったが、月曜日に発表された中国のQ4GDPが予想(+7.6%)をやや上回る+7.7%となったことやIMFが今年の中国成長率を前回10月時の7.3%から7.5%に引き上げたことでやや底入れ感が出た。また、昨日発表されたQ4消費者物価指数が前年比で+2.7%(予想+2.4%、前回+2.2%)、RBAの重要視するアンダーライイングインフレーションも+2.6%(予想+2.3%、前回+2.35%)と2011年半ば以来、初めてRBAターゲット(2-3%)の上半分に達したことから、急速に金利先安観が後退し昨日豪ドルは久しぶりにまとまった反発を見せた。
豪州に住んでいる筆者が何度も指摘しているように、ガソリンはじめエネルギー価格や日用雑貨など輸入に頼る製品価格の上昇は激しいものがあり、事前にエコノミストが“消費者物価は落ち着いた数字となる”との見通しには耳を疑っていた。
昨年まで豪ドル高弊害論がRBAを先頭に渦巻いていた豪州であるが、最近では逆に豪ドル安弊害論も紙面で目にするようになった点には留意すべきと考える。
豪ドルは引き続き底値圏にあるが徐々に下値トライが困難になりつつあるように感じる。

【主なイベント】

1/23
(木)

(ユーロ圏)1月PMI
(独)1月PMI
(米)新規失業保険申請件数

1/24
(金)

(ユーロ圏)1月消費者信頼感
(米)12月中古住宅販売

1/27
(月)

(豪)祝日(Australia Day)
(日)12月貿易収支

1/28
(火)

(米)12月新築住宅販売、12月耐久財受注/製造業受注

1/29
(水)

(独)2月GFK消費者信頼感
(米)1月消費者信頼感指数、FOMC

1/30
(木)

(NZ)準備銀行理事会
(日)12月小売売上高
(独)1月雇用統計
(米)Q4GDP、新規失業保険申請件数

1/31
(金)

(日)12月失業率/CPI
(ユーロ圏)12月失業率
(米)1月シカゴ購買部協会景気指数、1月ミシガン大学消費者信頼感

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

構成要因

ポイント

今回
数値

前回
数値
(1/16)

豪州経済
ファンダメンタルズ

*Good
・豪州Q4CPI前年比+2.7%(予想+2.4%、前回+2.2%)、前期比+0.8%(予想+0.4%、前回+1.2%)、)RBAアンダーライイングCPI前期比+0.9%(予想+0.6%、前回+0.65%)、前年比+2.6%(予想+2.3%、前回+2.35)(1/22)
・12月TD Securities インフレーション+0.7%(前月比4 years high、前回 +0.2%)、+2.7%(前年比 5yeras high、前回+2.4%)(1/20)
・12月新車販売+1.7%(前月比、前回+2.1%)、+0.1%(前年比、前回-0.2%)(1/15)
・11月小売売上高+0.7%(予想+0.4%、前回+0.5%)(1/9)
・11月貿易収支-118mio (予想-300mio、前回-358mio)(1/7)

・Q3企業収益+3.9%(2yrs high、予想+1.0%)(12/2)
・Q3民間設備投資(CAPEX)+3.6%(予想-1.2%。前回+1.6%←+4.0%から下方修正)(11/28)

*Bad
・1月WESTPAC消費者信頼感-1.7%(前回-4.8% )、103.3(前回105.0)(1/22)
・12月就業者数-22.6千人(9ms low、予想+10.0千人、前回+15.4千人)、12月失業率5.8%(予想5.8%、前回5.8%)(1/16)
・12月ANZ求人広告-0.7%(前回-0.9%)(1/13)
・11月住宅建設許可件数-1.5%(前月比、予想-1.0%、前回-1.8%)、+22.2%(前年比、予想+21.1%、前回+23.1%)(1/9)

・11月NAB企業信頼感+5(前回+6)、企業景況感-3(前回-4)(12/10)
・Q3GDP前期比+0.6%(予想+0.7%、前回+0.6%)、前年比+2.3%(予想+2.5%、前回+2.6%)(12/4)
・年央経済・財政見通し(MYEFO)(12/17)
2013/2014 GDP見通し +2.5%(前回8月+2.5%)
2014/2015 GDP 見通し +2.5%(前回+3.0%)
2013/2014 財政赤字見通し470億ドル(前回301億ドル)

+3

-4

市場センチメント
(リスク値に対する円キャリーポジション造成・/解消などに関わる)

IMFの世界経済見通し上方修正あるも、米債務上限問題や冴えない株価でセンチメントやや悪化。
昨日NYダウは-41 ptsの16,373ドル。本日オフショアでは-27pts。昨日VIX恐怖指数は-0.03の12.84。

-2

+2

短期筋推定市場ポジションと調整具合

シカゴIMMの通貨先物ポジションは前週から売りが4,864コントラクト減って51,988 コントラクト売り(1/14)。短期筋の豪ドル売りポジション再びやや増加。

+2

+3

商品相場

原油は96ドル台に上昇、金は1232ドル台に反落、CRBは昨日+2.14ptsの281.14。鉄石は123ドル台に下落、石炭(燃料炭スポット)は85ドル台にやや上昇。

+2

+2

金利・為替(当局)

スティーブンス総裁(議会証言)豪ドルは依然不快なほど高い、90セント以上は経済にふさわしくない(12/18)RBA議事録―豪ドルは不快なほど高い(12/17)総裁―85セントに下落することが望ましい(12/12)12月はRBA金利据え置き。<声明>豪ドルは依然不快なほど高水準(12/3)、米豪10年債利回り格差1.329%にやや拡大。

-3

-4

需給

向こう2-3年で豪ドル債発行額$200bio、本邦機関投資家や外国中銀は豪ドル債(豪ドル)が復活の話。海外からの直接投資、M&Aに絡む豪ドル買い需要の話。潜在的な輸出の豪ドル買い需要。

+2

+3

テクニカル
(チャート)

豪ドル/ドルは一目均衡表の雲の下だが、豪ドル/円は一旦雲の中に入って反落。共にスパンAがスパンBの下で弱い。ボリンジャーバンドの下限の下から上放れて再び反落。豪ドル/ドルは底入れすれば10月高値0.9750と今回安値0.8750の半値戻しの0.9250近辺が上方ターゲットとなる。
豪ドル/円は雲の下限92円台前半を上にブレークできるか。RSIは豪ドル39.37%、豪ドル円41.54%で依然としてoversold状態。

-2

-4

米ドル(ユーロ)強弱

ドルインデックスは81.38に小幅上昇、ユーロは1.35台半ばで軟調。

-2

-2

中国関連

1月HSBC製造業PMI 49.6(予想50.3、前回50.5)(1/23)、IMF2014年成長見通し上方修正(7.3%→7.5%)(1/21)、中国Q4GDP +7.7%(予想+7.6%、前回+7.8%)(1/20)、12月小売売上高+13.6%(予想+13.6%、前回+13.7%)、12月鉱工業生産+9.7%(予想+9.8%、前回+10.0%)(1/20)、12月貿易収支は+256億ドル(予想321億、前回338億)輸出+4.3%(予想+5.0%、前回+12.7%)、輸入+8.3%(予想+5.0%、前回+5.3%)でやや減速(1/10)、12月PPI(前年比-1.4、予想-1.3%、前回-1.4%)、12月CPI(前年比)2.5%、予想2.7%、前回3.0%、12月HSBC非製造業PMI 50.9(前回52.5)、12月製造業PMI 51.0(予想51.2、前回51.4)、中国政府30年ぶり大胆な経済・社会改革案を公表(3/18)、一人っ子政策緩和→労働人口増加策、三中全会閉幕―財政・税制改革を深化。
本日上海総合指数は-7pts。

-2

-3

国内政局・産業界等・国際機関

リオ・ティント・BHPは今年も投資増計画、ホッキ―財務相―豪州政府債務は$500bio達する(12/11)。カンタス1000人人員削減、GMホールデン撤退表明、トヨタは100人の希望退職募集、保守連合圧勝―産業界は政権交代・安定(過半数)政権を歓迎、予算案発表後S&P、鉱山使用料(ロイヤルティー)引き上げ検討への反感強いQLD州、WA州)、資源産業/非資源産業格差問題、IMFは資源ブームけん引による豪州の輸出は減速見通し。

-2

-2

“現状”総合判断
(必ずしも今後の予測とはならず)

依然やや売りバイアス

-4

-9

*Good、Badは豪ドルにとってという意味

【豪ドル/ドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル/円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

予想外に高かった消費者物価指数

昨日発表された豪州のQ4消費者物価指数(CPI)はヘッドラインインフレーション(全項目)が前期比+0.8%(予想+0.4%、前回+1.2%)、前年比+2.7%(予想+2.4%、前回+2.2%)、RBAが重要視するアンダーライイングインフレーション(刈り込み平均値と加重中央値の平均)は前期比+0.9%(予想+0.6%、前回+0.65%)、前年比+2.6%(予想+2.3%、前回+2.35%)と約2年ぶりの高い数値となった。
主な原因は野菜・果物など生鮮品の上昇、たばことアルコール類の上昇、豪ドル安からくる旅行費用の上昇とのことだが、個人的には昨年一年で20%程度上昇しているガソリン価格をはじめとしたエネルギー価格の上昇の影響が大きいと思う。
ヘッドラインCPI+2.7%がRBAのキャッシュレート2.5%を上回ったのは、RBAが2-3%のインフレターゲットを導入して以来2度目で2001年以来初めてとのこと。
理論上実質金利はマイナスになったことになる。
もっとも豪州の銀行預金金利は1年定期で3.3%、3年定期で4.0%程度とキャッシュレートをかなり上回っており、貯蓄の実質利回りがマイナスということはないが、年金生活者などに厳しい状況となりつつあるのは確かである。
12月の雇用統計悪化から賃金上昇率の低下が予想される中での今回の高いインフレ率により再び個人消費が落ち込むことが懸念される。
政府の緊縮財政下においてRBAの追加緩和期待は依然として大きいが、RBAが利下げに踏み切るには:

1.失業率が悪化して6%以上となること
2.インフレがRBAターゲット2-3%の下半分に落ち着くこと
3.住宅価格の高騰が収まること

の3つの要件がそろう必要があると言うのがこちらのエコノミストの平均的な見方であるが、今現在はどの要件も満たしていないことになる。

 

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