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木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

2014年豪ドル見通し

更新日:2013年12月26日

サマリー

今年の豪ドルは、1月と4月に高値を付けたものの、年末に向けては一貫して軟調推移する展開となった。理由は豪州経済の軟調とRBAの金融緩和による景気格差・金利格差の縮小にあるが、加えて米国が緩和縮小に乗り出したことによる米豪間の金利差縮小の影響も大きかった。
来年前半は引き続きリーマンショック以降の“豪州経済独り勝ち状態”の調整が予想され豪ドル軟調地合となろうが、年後半世界経済の回復基調が鮮明となれば再び資源価格が上昇して豪ドルも反発することを予想する。
また依然としてドル円の上昇余地が大きいと予想していることから、豪ドル円は年後半には再び100円の上をうかがう動きとなるだろう。

昨年末時点の今年(2013年)の見通し検証

【今年のメインシナリオ】

豪ドルは1.00パリティー中心の中段保合を予想する。一方ドル円相場の上昇余地が大きいと予想されるため、豪ドル円はリーマンショック以来となる100円をトライする局面を予想。市場のリスク許容度の増大が豪ドルをサポートする一方、資源ブームの後退や国内景気の減速からRBAの金融引き締め転換が遅れ、豪ドルの金利マージンが縮小する。

今年の予想レンジ :
 AUDUSD 0.90-1.10  AUDYEN 80-100

結果を検証するとAUDUSDのレンジは予想よりやや低く、AUDYENは予想よりやや高かったが、いずれも豪ドルピークは年初であり特にAUDUSDはそれ以降保合推移というよりは軟調推移であった。

今年ここまでの実際のレンジ :
 AUDUSD 0.88159-1.05975  AUDYEN 86.410-105.403

主な原因は資源投資ブーム後退懸念が予想より強まり、豪州経済が軟調推移してRBAがキャッシュレートを史上最低水準(2.5%)に下げ、加えて豪ドル高牽制を執拗に行ったことがあげられる。

2013年の豪ドル相場レビュー

年初豪ドルは欧州不安の軽減や資源会社の手当買い需要を背景に1.05台後半(1月年間高値1.0598)、90円乗せで堅調裡にスタート。しかしRBA(豪州準備銀行)の追加利下げ観測や中国株の下落、豪ドル高警戒論や労働党支持率低下を嫌気して軟調推移した。4月にはRBAの金利据え置きやドル円の100円手前への上昇を受けて再び1.05台105円台(4月年間高値105.43)に上昇したが、5月、8月と2回のRBA利下げ、更には資源ブームピークアウト観測やスティーブンスRBA総裁の豪ドル高牽制発言を受けて8月には0.88台、86円台(8月年間安値86.40)まで下落した。

9月の連邦選挙で保守自由連合の安定政権が樹立したことや、日本のオリンピック決定を受けたドル円上昇を背景に0.97台、95円台まで反発したが買い続かず、10月の弱い雇用統計やハト派的な内容のRBA四半期金融報告書、更にはスティーブンス総裁の「85セントが望ましい」などの豪ドル安誘導発言もあり0.88台(12月年間安値0.8821)、91円台まで反落した後、現在0.88台後半、93円台前半に小反発している。 また豪ドルとその他通貨のクロスを年初と現在を比較しても

  • AUDUSD 1.05-0.89
  • AUDYEN 93.9-93.1
  • EURAUD 1.25-1.53
  • GBPAUD 0.65-0.54
  • AUDNZD 1.26-1.09

と円以外の通貨で全面安地合であったことが分かる。

2014年の豪ドル見通し

【来年のサマリー】

年前半は豪州と他の主要国との景気格差、金利格差が更に縮小し、豪ドル軟調地合が続こうが、年後半は各国景気回復が再び資源国豪州にも恩恵をもたらし、豪州経済も徐々に再生して豪ドルは堅調地合を取り戻す。
言い方を換えれば、次に豪州資源産業が立ち直るには、世界経済の回復が更に進んで、世界の資源需要が強まる時まで待つ必要があるということ。

昨年末の今年の見通しサマリーとして「リーマンショック以降金融不安どこ吹く風で独り勝ち状態の豪州経済であったが、さすがに長引く欧州不安とその影響を受けた最大貿易相手国中国経済のスローダウンなどから資源価格下落などの逆風が強く、来年は他の主要国との経済格差、金利格差が縮小する可能性が高い」と述べた。

見通しは大体当たっているが、ただし金利格差の縮小という面では、米国以外の他国の超金融緩和状態が長引き、米国においても政策金利引き上げの状況ではない。しかし市場実勢金利の豪米格差の縮小は著しかった。

また上述のように景気減速懸念が強まった豪州と比較して日欧米の景気回復が徐々に鮮明となっており、景気格差の逆転現象が豪ドル相場に下方圧力を加えた(除く円)1年であった。

来年も基本的にリーマンショック以降の豪州経済独り勝ち状態の調整が続くことが予想され豪ドル/ドルの上値は限定的だろう。
一方豪ドル円については依然ドル円の伸び代が大きいと考えるので再び100円の上をテストすることが予想される。

1)世界経済情勢

今年と来年の世界経済見通しは、OECD(11月時点)が今年+2.7%(5月時点+3.1%)、来年+3.6%(同+4.0%)、IMFが+2.9%(7月時点+3.2%)、来年+3.6%(同+3.8%) と来年の見通しは両機関とも若干下方修正したものの今年よりは拡大予想となっている。米国や、ユーロ圏、新興国が拡大するものの、一方で中国は今年の7.6%予想から来年は7.3%に減速、また消費増税が予定される日本は、今年の予想+2.0%が来年は+1.2%に減速予想となっており(いずれもIMF予想)、やはり最大の貿易相手国中国の景気減速予想が豪ドルの不安材料となる。

2)豪州国内経済とRBAの金融政策

一方RBAの予想によると今年の豪州GDPは2.25%、来年は2.50%と微増に留まっており、引き続き資源産業のピークアウト観測が強く非資源産業への産業構造の移行も未だ道半ばである。
住宅部門は低金利の恩恵を受けて活況を呈しており、住宅担保借り入れによる個人消費に明るさは見えるが、一方で今後RBAの緩和サイクルが終了して金利が上昇局面となれば、銀行借入による不動産投資分野のバブルがはじける可能性が指摘される。
製造業はフォードやGMホールデンなどの自動車産業が豪州生産から撤退を表明し、唯一残されたトヨタへの逆風が増加している。一方資源産業やカンタスなどの看板産業の人員削減も続いており、非資源への移行もスンナリとはいっていない。
財政赤字拡大により積極的な財政出動が困難な状況から、RBAは引き続き金融緩和政策の継続が求められるものの住宅部門のバブル懸念や来年は全般的にインフレが上昇傾向となることが予想されるため、RBAは今後難しい金融政策の舵取りを強いられるだろう。
RBAも言及しているように、現在は追加緩和よりは豪ドル安による景気浮揚効果を期待して盛んに豪ドル安誘導を行っているが、いずれ豪州経済が回復基調となればRBAの豪ドル安誘導との整合性が取れなくなるだろう。  

3)米国金融政策と米ドル動向

今年は昨年までの欧州ソブリンリスクに代わって、米国経済・金融政策・財政政策が市場の主役となった。「豪ドルは米ドルの受け皿」と称されるように基本的には米ドル動向の反対を行くのが豪ドルであり、今年豪ドルが軟調推移した一因は米ドル堅調にあったことは明白である。
来年も米国経済は緩やかな拡大基調を維持する見通し(IMF見通しでは今年の+1.6%→来年は+2.6%へ)であり、来年は緩和縮小(テーパリング)が更に進行して年後半には政策金利の引き上げを実施する可能性もあると予想する。
加えてシェールオイル/ガス革命による貿易赤字の減少と企業税収の増大から、長らく続く「米国の双子の赤字(貿易・財政)」が大きく改善するだろう。
このように来年米国が世界経済の牽引車となることが予想され、米ドルの堅調は豪ドルの軟調を意味することになる。 一方、米経済の拡大による米国株価の上昇はリスク許容度を増加させ、こちらは豪ドルサポート要因となることにも留意したい。

4)日本経済とアベノミクス

昨年末に始まったアベノミクスは大幅な株高と円安をもたらした。
はたして今後も魔法の“三本の矢”が日本経済を牽引し続けるか?
最初の試金石は4月に予定される消費増税であるが、IMFは日本の成長率が今年の+2.0%から来年は+1.2%に減速すると予想している。
豪州でも2000年のGST(日本の消費税に相当)導入が一因となって2001年にはリセッション入りとなったことは記憶に新しい。
私を含めて海外勢では既に悲観的な見方をしているのも事実で、最悪の事態は日本経済失速からデフレ脱却に黄色信号が灯り、さらには世界で断トツの財政赤字がフォーカス(格下げ観測など)されて外人の日本株売りが活発化し、日本株の独歩安となる事態であろう。
そうなると、巨額の貿易赤字も影響してもはや“リスク回避の円買い”とはならず、大幅な“日本売り=円売り”が到来する可能性があるだろう。日本の投資家はむしろ投資ならぬ“豪州逃避”を活発化させ、さらに豪ドル円は上昇する可能性があるだろう。

5)商品価格

商品価格インデックス(CRB)はリーマンショック前の2008年7月に473の史上高値を付けた後、リーマンショック後2009年2月に200まで下落し、その後2011年5月に370まで反発したが、結局欧州不安や中国経済減速を受けて何度か260-270近辺の下値をテストした後現在280近辺で小康状態となっている。
豪州最大の輸出商品鉄鉱石の価格は中国経済減速懸念から昨年9月トン当たり90ドル近辺まで下落した後、逆に中国景気回復期待で今年の年初に160ドルまで反発した後、現在135ドル程度でこちらも小康。
国際機関の経済予測によると来年の世界経済は+3.6%、2015年は4%弱程度への拡大予想も見られる。
中国経済はやや減速基調である点は懸念材料だが、世界経済自体はリーマンショックや欧州危機から脱出して拡大基調を継続しそうなこと、更には世界人口の増加傾向が年々顕著となる状況において、有限資源の価値は上昇傾向を辿るものと予想する。

2014年豪ドル相場シナリオ

1) メインシナリオ―保合からやや堅調予想
 予想レンジ:AUDUSD 0.85-1.05  AUDYEN 85-110

豪ドル/ドル ─── 年前半はRBAの豪ドル高牽制や不冴えな国内経済、米ドル高の影響から豪ドル軟調地合継続するが今年の安値は大きく下回らず、むしろ徐々に底入れして年後半は豪州経済回復期待やRBAの金融引き締めへの思惑から豪ドル堅調地合となる。
豪ドル円 ─── ドル円堅調を受けて全般的に上昇トレンドを形成。
ただ材料は特定できないが過去の経験からして突発的なリスク回避の動きや、調整が入る可能性がある点には要注意。

2) サブシナリオ―大幅下落予想
 予想レンジ:AUDUSD 0.60-0.90  AUDYEN 60-80

予期せぬデザスター(リーマンショックや欧州危機レベルの)や予想に反した世界経済の後退が起き、商品相場は大幅下落し豪州資源産業に更なる打撃となる。国内景気後退からRBAは史上最低水準を更新して金融緩和を継続し、投資通貨としての豪ドルの魅力が消滅する事態。


"A Happy New Year to You All "
Joe Tsuda

 

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