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木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

意外に素直なFOMCに対する市場の反応

更新日:2013年12月19日

サマリー

今週のFOMCを控えて今週も株高/円安局面の調整が継続した。
注目のFOMCでは来月からの100億ドルの緩和縮小(テーパリング)が決定されたが、見送り観測も高まっていただけに発表後はドル/円が5年2カ月ぶりに104円台まで上昇し、ユーロ/ドルは1.36台に反落している。
また株式市場に混乱はなく、むしろ米景気の回復基調を好感してNYKダウは再び16,000ドル台を回復し、日経平均も15,800円台まで戻している。
米上院は財政合意を可決しており、米国は他の先進国に先駆けて経済・財政共に安定化の兆しを確認しつつある。
かかるドル高に加えて今週もRBA当局からの豪ドル高けん制が続き、豪ドルは88セント台前半、92円割れまで軟化して主要通貨中最下位を独走している。
今年は2回の利下げがあって政策金利は史上最低レベルの2.5%であり、今年のGDP予想値も+2.5%程度と冴えない。
加えて執拗なRBAの豪ドル高けん制がある訳で年初来安値更新もやむないが、一方では中国経済が年初予想ほど悪化しておらず、資源投資も底堅いなど、ややネガティブな側面だけがクローズアップされ過ぎているようにも感じる。

豪ドルここまでのレビュー

この1週間(12/12-12/19)の相場レンジ:
AUDUSD: 0.88159-0.90743  AUDYEN: 91.017-93.249

この1週間は米FOMC前の調整で株価が反落し米ドルが軟調推移したが、今朝のFOMCで緩和縮小(テーパリング)が決定されたことを好感して再び株高/円安地合となっている。
FOMC直前ではテーパリング見送り観測が強まりドル/円は102円台半ばに下落し、ユーロ/ドルは1.38台に、ポンド/ドルは1.64台に上昇するなどドル全面安となり株価も冴えない展開であった。
しかし今朝のFOMC結果発表で来年1月からの100億ドルのテーパリングが発表され、自身最後となるバーナンキ議長の会見でも強気の姿勢が目立ったことからドルが全面的に反発地合となった。
またNYKダウは16,167ドルに上昇し、日経平均も本日は一時15,905円まで反発した。
このドル高とリスク選好の流れでドル円は5年2カ月ぶりに104円台まで上昇した。円クロスも再びユーロ/円142円台、ポンド/円170円台まで今年の高値を更新している。

豪ドルは対ドル中心に今年の安値を更新した。 今朝のFOMCの結果を受けて、ドル/円の年初来高値更新を背景に豪ドル/円は92円近辺で底堅いが、豪ドル/ドルは0.88台前半に年間安値を更新した。 またユーロ/豪ドルは一時1.55台に年初来高値を更新し、豪ドル/NZドルは今朝発表されたニュージーランドのQ3GDPが前年比+3.5%(予想+3.3%)と強いものであったこと及び豪ドル/ドル下落を受けて1.07台まで安値を更新している。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
 AUDUSD:0.8700-0.9000  AUDYEN:90.00-93.00

向う半年の予想レンジ :
 AUDUSD :0.85-1.00  AUDYEN: 85.00-105.00

足元のセンチメント――依然ベアセンチメント
足元の予想――下値テスト

主要通貨の中期的バイアス :
 ・米ドル―ブル
 ・円―ベア
 ・ユーロ/ドル―ニュートラル
 ・豪ドル/ドル―ニュートラル(足元ベア)

先週号で“米テーパリングはいわば既成の事実であり、今回のFOMCで発表されても大きくドル買いには働かないだろう”と述べたが、ドル買い殺到とは言わないまでも、予想以上にドル全面高地合となった。
読み違いの原因はFOMC直前でむしろ“今回はテーパリング見送り”が市場のコンセンサスになっていた模様で、テーパリングを織り込んでいた筆者は少数派であったようだ。
逆に筆者は素直に最近の米景気の回復基調を認識しテーパリングを織り込んだ訳だが、ハト派議長・副議長の率いるFOMCのテーパリングに対していかに市場が懐疑的であったかを示していると言える。

それにしても米国は今回も経済・金融政策・財政政策において先進国中一番の信頼感が持てる国であることを示した。
そして市場はファーストリアクションでは意外感があったものの、その後の株価やドルの上昇は、市場が素直に反応した結果と言っていいだろう。
このドル高の動きも一巡すればもちろん調整が入るだろうが、先週号で述べたドル/円サポート要因(米国テーパリング、日本の貿易赤字と超緩和政策、米財政合意、リスク選好と円キャリートレード、年末のドル需要(リパトリ)、極東地政学的懸念等)は目先継続するものでメインシナリオ構成要因としたい。
また角度を変えてみても米経済発展の背後にはシェールガス/オイル革命があるし、それらに関した企業収益拡大による税収増加が期待される訳で、30年以上続く“米国双子の赤字”を改善するだろう。
もちろん米ドル(特にドル/円)が一方方向に上昇するとは思わないが、歴史的に記念すべき“テーパリング決定日”くらいは、ドルブルに傾いてもいいだろう。

豪ドルはついに円を除く主要通貨に対して年初来安値を更新した。
今年3月に一時帰国した際セントラル短資FXさんのセミナーに出させて頂いたが、当時の相場レベルはドル円が95円、豪ドル/ドルが1.04、豪ドル/円が99円といったレベルであった。
その時述べた今年の豪ドル見通しとして“今年は米国のQE縮小が予想されたこと及び資源ブームのピークアウトで豪ドル/ドルはむしろ軟調推移が予想されるが、一方ドル/円の上昇余地が大きいため豪ドル/円は堅調推移”と述べたと思う。
また今年の年初の“今年の豪ドル予想レンジ”としてAUDUSD 0.90-1.10 、AUDYEN 80-100と述べたが、やはり大きな読み違いは豪ドル/ドル軟調とは予想しても90セントを簡単に割ってくるとは予想しなったこと。

その原因は:

  • 筆者はRBAのキャッシュレートボトムが3.0%と読んでいたが今年2回下げて2.5%としたこと、及びRBAがここまで激しく豪ドル高けん制を行うとは思わなかったこと。
  • 豪州経済がGDP3%を割ることは予想したが現在の予想値2.5%というのはやや低すぎる。
  • 財政赤字が500億ドルまで拡大して、2016/17には1,230億ドルまで拡大するとの見方もある点は予想できず。財政赤字の拡大から財政出動が削減され、その分金融緩和が長引くことになる。

ただ反対に中国経済は年初予想以上に健闘しているし、資源投資にしても予想ほど激減していないとの見方もできる。
これらを総合して考えると、やはり豪ドル安はRBA当局の豪ドル安誘導によるところが大きく、豪州経済が回復基調となればRBAの主張との整合性が取れなくなると考える。

主なイベントは:

12/19
(木)

(米)FOMC結果発表、新規失業申請件数
(ユーロ圏)10月経常収支

12/20
(金)

(日)日銀会合
(独)1月GFK消費者信頼感
(米)Q3GDP、フィラデルフィア連銀景況感指数、11月中古住宅販売

12/23
(月)

(米)11月シカゴ連銀全米活動指数、11月個人所得/支出、12月ミシガン大学消費者信頼感

12/24
(火)

(米)11月耐久財受注

12/25
(水)

クリスマスデー
(米)12月リッチモンドFED製造業指数、11月新築住宅販売

12/26
(木)

ボクシングデー
(日)11月住宅着工件数
(米)新規失業保険申請件数

12/27
(金)

(日)11月失業率、CPI、鉱工業生産、小売売上高

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

構成要因

ポイント

今回
数値

前回
数値
(12/12)

豪州経済
ファンダメンタルズ

*Good
・11月就業者数+21.0千人(7ms high、予想+10.0千人、前回-0.7千人)、10月失業率5.8%(予想5.8%、前回5.7%)(12/12)
・10月小売売上高+0.5%(予想+0.4%、前回+0.9%)(12/3)
・Q3企業収益+3.9%(2yrs high、予想+1.0%)(12/2)
・10月住宅建設許可件数-1.8%(前月比、予想-5.0%、前回+14.4%)、+23.1%(前年比、予想+17.0%、前回+18.6%)(12/2)

・Q3民間設備投資(CAPEX)+3.6%(予想-1.2%。前回+1.6%←+4.0%から下方修正)(11/28)
・豪州Q3CPI前年比+2.2%(予想+1.8%、前回+2.4%)、前期比+1.2%(予想+0.8%、前回+0.4%)、)RBAアンダーライイングCPI前期比+0.65%(予想+0.6%、前回+0.55%)、前年比+2.3%(予想+2.2%、前回+2.4%)(10/23)

*Bad
・12月WESTPAC消費者信頼感-4.8%(前回+1.9% )、105.0(前回110.3)(12/11)
・11月NAB企業信頼感+5(前回+6)、企業景況感-3(前回-4)(12/10)
・11月ANZ求人広告-0.8%(前回-0.1%)(12/9)
・10月貿易収支-529mio (予想-350mio、前回-271mio)(12/5)

・Q3GDP前期比+0.6%(予想+0.7%、前回+0.6%)、前年比+2.3%(予想+2.5%、前回+2.6%)(12/4)
・11月製造業活動指数47.7(前回53.2)(12/2)
・10月民間信用残高 前月比+0.3%(予想+0.4%)、前年比+3.5%(予想+3.5%)(11/29)
・Q3賃金コストインデックス前期比+0.5(multi year low、予想+0.7)、前年比+2.7(予想+2.9)
・年央経済・財政見通し(MYEFO)(12/17)
2013/2014 GDP見通し +2.5%(前回8月+2.5%)
2014/2015 GDP 見通し +2.5%(前回+3.0%)
2013/2014 財政赤字見通し470億ドル(前回301億ドル)

-2

+2

市場センチメント
(リスク値に対する円キャリーポジション造成・/解消などに関わる)

米国テーパリング開始を好感して日米株価大幅上昇でリスク選好。
昨日NYダウは+292 ptsの16,167ドル。本日オフショアでは-19pts。昨日VIX恐怖指数は-2.41の13.80。

+3

-3

短期筋推定市場ポジションと調整具合

シカゴIMMの通貨先物ポジションは前週から売りが1,539コントラクト増えて45,850コントラクト売り(12/10)。短期筋は豪ドル売りポジションは大幅に増える。

+3

+3

商品相場

原油は97ドル台で小康、金は1221ドル台に反落、CRBは昨日+0.59ptsの280.10。鉄石は135ドル台に下落、石炭(燃料炭スポット)は85ドル台に上昇。

+2

+2

金利・為替(当局)

スティーブンス総裁(議会証言)豪ドルは依然不快なほど高い、90セント以上は経済にふさわしくない(12/18)RBA議事録―豪ドルは不快なほど高い(12/17)総裁―85セントに下落することが望ましい(12/12)12月はRBA金利据え置き。<声明>豪ドルは依然不快なほど高水準(12/3)、米豪10年債利回り格差1.352%に縮小。

-5

-4

需給

向こう2-3年で豪ドル債発行額$200bio、本邦機関投資家や外国中銀は豪ドル債(豪ドル)が復活の話。日本の投資家の豪ドル債投資7月に再開との話。海外からの直接投資、M&Aに絡む豪ドル買い需要の話。潜在的な輸出の豪ドル買い需要(年末に向けて資源関連の輸出予約)。

+3

+3

テクニカル
(チャート)

豪ドル/ドル、豪ドル/円共には一目均衡表の雲の雲のはるか下で、豪ドル/ドルは再びスパンAがスパンBの下(弱いシグナル)。豪ドル/ドルはボリンジャーバンドの下限に張り付いて下落。豪ドル/ドルは8月の安値0.8850、豪ドル円は10月安値90.80近辺がサポートレベル。RSIは豪ドル28.03%、豪ドル円43.01%で特に豪ドル/ドルが大幅にoversold。

+2

-2

米ドル(ユーロ)強弱

ドルインデックスは80.70に上昇、ユーロは1.36台後半に反落。

-3

+2

中国関連

12月HSBC製造業PMI 50.5(速報予想50.5、予想50.9、前回50.8)(12/2)、11月小売売上高+13.7%(予想+13.7%、前回+13.3%)、10月鉱工業生産+10.0%(予想+10.0%、前回+10.0%)(12/10)、11月CPI 、Y/Y+3.0%(予想+3.1%、前回+3.2%)(12/9)、PPIY/Y-1.4%(予想-1.5%、前回-1.5%)(12/9)、11月貿易収支は+330億ドル(予想233億、前回311億)、輸出+12.7%(予想+6.2%、前回+5.6%)、輸入+5.3%(予想+6.4%、前回+7.6%)で依然強い(12/8)、11月非製造業PMI 56.0(前回56.3)(12/3)、11月HSBC製造業PMI50.8(予想50.5、前回50.9)(12/2)、11月製造業PMI 51.4(予想51.1、前回51.4)(12/1)、中国政府30年ぶり大胆な経済・社会改革案を公表(3/18)、一人っ子政策緩和→労働人口増加策、三中全会閉幕―財政・税制改革を深化、利益の分配制度改革―株価失望売り、Q2GDP+7.8%(予想+7.8%、前回+7.5%)、 本日上海総合指数は+5pts。

+3

+3

国内政局・産業界等・国際機関

QANTAS航空1000人削減、GMホールデン撤退問題、世論調査―保守連合48%、労働党52%(11/21-23)、インドネシア大統領関係盗聴事件、住宅価格上昇、産業界は豪ドル反発を再び懸念、保守連合圧勝―産業界は政権交代・安定(過半数)政権を歓迎、予算案発表後S&P、ムーディーズは豪州トリプルA格据え置き、見通し安定的(5/14)、鉱山使用料(ロイヤルティー)引き上げ検討への反感強い、資源産業/非資源産業格差問題、IMFは資源ブームけん引による豪州の輸出は減速見通し。

-4

-4

“現状”総合判断
(必ずしも今後の予測とはならず)

やや買いバイアス

+2

+2

*Good、Badは豪ドルにとってという意味

【豪ドル/ドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル/円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

豪ドル下落効果が出るのは2年後?

先週のスティーブンスRBA総裁の「85セントが望ましい」に加えて、今週もRBA議事録で「豪ドルは依然不快なほど高い。バランスのとれた成長のためには豪ドル安が必要」と述べ、また昨日は再びスティーブンス総裁が議会証言で「豪ドルは依然不快なほど高い。90セント越えの豪ドル高は経済にふさわしくない。介入を検討したが見送った」などと相変わらず過激な発言を繰り返している。

今週火曜日に発表された政府の“年央経済・財政見通し(MYEFO)”では本財政年度(2013/2014)年のGDP予想は2.5%と前回8月の予想に据え置かれたものの2014-2015年は3.0%から2.5%に下方修正された。
また本年度の財政見通しも8月時の赤字301億ドルから470億ドルに増加されたが原因は鉱山投資減速や豪ドル高による税収減とその他分野の低迷であった。
つまりRBA(スティーブンス総裁)は豪ドル高が資源産業から非資源産業への産業構造の移行を妨げていると考え、またこれ以上の景気刺激策としては金融緩和よりも通貨安によるインフレ効果が望ましいと考えているのだろう。
ただ昨日のスティーブンス議会証言を受けて、世界最大のBOND FUNDであるPimcoは「歴史的に為替レートの変化が実体経済に影響を及ぼすのに2年程度を要する」と述べており今年の豪ドル下落(年初から約18%下落)の効果が出るのは2015年以降との見方を明らかにしている。
つまり今現在豪州経済が陥っている豪ドル高の弊害は2010年以降の豪ドルがパリティー(1AUD=1USD)を越えていた頃の影響によるものであり、スティーブンス総裁がいくら85セントが望ましいと口角泡を飛ばしても、その効果が確認されるには約2年のタイムラグがあるという覚めた見方をしている。

 

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