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木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

調整を交えた健全な相場

更新日:2013年12月5日

サマリー

今週はドル/円にまとまった調整売りが入った。一旦103円台の今年のドル高値圏まで上昇したが、市場の株高・円安ポジションの積み上がりが大きく、本日のECB理事会や明日の米11月雇用統計などのイベント前にポジション調整が入った形。
しかしドル/円のトレンドは依然として上であり、調整が入るのは健全な証拠である。
ガス抜きが終われば再度上値をテストするだろう。
市場の焦点は明日の米国11月雇用統計、そして12/17-18日のFOMCでのテーパリング(緩和縮小)の有無に移っていく。
豪ドルは引き続き軟調だ。
今週のRBA理事会声明で再度“豪ドルは不快なほど高水準”と指摘され、更に今週発表されたQ3GDPが不冴えだった。
ただ年末に向けた鉱山会社の来年度を見越した輸出予約の豪ドル買い需要があるし、また向こう2-3年で$200bioに上ると言われる豪州国債発行(約7割は海外投資家が購入)も予定されており、豪ドル下落局面では押し目買いが出るものと予想する。

豪ドルここまでのレビュー

この1週間(11/28-12/5)の相場レンジ:
AUDUSD: 0.89980-0.91676  AUDYEN: 91.789-94.000

今週は本日のECB・BOE金融政策会合や明日の米国11月雇用統計を控えて、“株高・円安”地合にもさすがにまとまった調整が入った。
半年ぶりに103円台まで上伸したドル/円は一時101円台後半まで反落し、ユーロ/円も高値140円近辺から138円台後半に、またポンド円も169円台前半から一時167円割れまで調整反落している。
またユーロ/ドルは1.35-1.36台、ポンドは1.63台と欧州通貨は総じて堅調を維持した。

一方、豪ドル関連ではRBA当局の豪ドル高けん制に加えて、火曜日のRBA理事会(金利据え置き)声明で再び「豪ドルは不快なほど高水準」の文言が用いられたことが豪ドルの頭を重くした。
加えて水曜日に発表されたQ3GDPは前年比で+2.3%(予想+2.5%、前回+2.6%)と予想を下回り豪ドルは一時90セント0近辺、92円割れまで値を下げ、現在は90セント台前半、92円台半ばに小反発している。
こうしたユーロ堅調/豪ドル軟調地合を受けてユーロ/豪ドルは年初来の高値1.50台に並び、また豪ドル/NZドルは一時1.10割れまで年初来安値を更新するなど、引き続き豪ドルが円と並んで“最弱通貨”となっている。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
 AUDUSD:0.8950-0.9250  AUDYEN:91.00-94.00

向う半年の予想レンジ :
 AUDUSD :0.87-1.00  AUDYEN: 85.00-105.00

足元のセンチメント――依然ベアセンチメント
足元の予想――下値テスト後反発

主要通貨の中期的バイアス :
 ・米ドル―ブル
 ・円―ベア
 ・ユーロ/ドル―ニュートラル(足元ブル)
 ・豪ドル/ドル―ニュートラル(足元ベア)

一昨日ドル/円は朝方の103円台前半からニューヨーク市場では一時102円割れまで大幅下落した。
シカゴIMMの通貨先物市場の円売りポジションが123千コントラクトと史上最大規模に膨らみ、テクニカルにもドル/円のRSIが75%を上回るなど、巷には有象無象の円売りポジションが満ち溢れていた訳だ。
しかしその割にはドル/円調整幅が高々1円50銭程度とはよくよく円先安観が強いということだし、米国の緩和縮小(テーパリング)の発表もない中での103円台はむしろ上出来であったといえる。
考えてみれば11月下旬に100円を再度上抜けして以来、3週間程度で今年の高値圏103円台に乗った訳だ。102-103円には巨額のオプションがらみの防戦売りがあったとの観測があったが、一方その権利消滅条件レベルまでドル/円が上昇し始めると、今度はストップロスの買いエネルギーが弾けての103円台に乗せになったのであろう。
改めて否応なく執行されるストップロスオーダーのエネルギーの大きさ感じる次第。

またイランの核協議が合意を見る一方、中国が東シナ海で防空識別圏を設定し東アジアの地政学的リスクが増加したことも円売り要因となった可能性があるだろう。
逆にストップロスが付いた後では、現段階では更にドル円を買い上げるエネルギーも欠如しているということが分かった。

しかしこの“1円50銭の下落”をもって「どうだ下がっただろう?」という御仁がいるかもしれないが、トレンドはあくまでも上であり、下がったのはポジション調整と捉えるべきだろう。
調整が入る相場は“健全な相場”であり、ガス抜きされてポジションが軽くなれば再びドル/円も上値をテストするだろう。

やはり通貨の中期的なトレンドと日々の動きは別物として考える必要があるだろう。
最近目立った日々のドル円上昇サポート要因として、その日のフューチャーを含めて:
@NYKダウ上昇
A日経平均上昇
B米長期債利回り上昇
の「トリプルアップ」が起こっている日はドル/円上昇の可能性が極めて高い。

一方、ドル/円が1円以上大幅下落した一昨日はそれとは全く逆の「トリプルダウン」(NYKダウ、日経フューチャー、米長期債利回り)が起こっていた点は今後の参考にしたい。

さて、豪ドルは再び90セント台に落ちてきた。
今週のRBA理事会では予想通りに金利据え置き(2.5%)となったが、一方<声明>ではこれまた予想通りに「豪ドルは不快なほど高水準」が再々表明され、“トレンド(3.25%)を下回る成長が目先続く見通し”を再確認した。
90セント台でのこの豪ドル高けん制にはどうも違和感を感じたが、昨日発表されたQ3GDPが前年比+2.3%(予想+2.5%、前回+2.6%)と冴えなかったことから再び90セント台、93円割れに反落している点には納得できる。
スティーブンス総裁が豪ドル高けん制を声高に叫ぶよりも、経済データが冴えなければ自ずと豪ドルの上値は重くなるだろう。 加えて米国のテーパリング観測である。

方や豪州国債は向こう2-3年で$200bio程度発行される予定であり、海外投資家保有率が約70%であることを考えれば、やはり豪ドル需要は潜在的に大きいと言わざるを得ない。
更に何度も言っているが年末にかけては資源会社による来年度の輸出カバーの豪ドル買い需要が例年出る点も忘れはならない。 目先再び売り圧力が強まる可能性があるが、かかる実需筋の豪ドル買い需要が下落速度を遅くするだろう。

主なイベントは:

12/5
(木)

(豪)10月貿易収支
(米)10月新築住宅販売件数、11月ISM非製造業景況指数、新規失業申請件数、Q3GDP

12/6
(金)

(米)11月雇用統計、12月ミシガン大学消費者信頼感

12/8
(日)

(中)11月貿易収支

12/9
(月)

(日)Q3GDP、10月貿易収支
(中)11月CPI、PPI

12/10
(火)

(中)11月鉱工業生産、11月小売売上高

12/11
(水)

(日)10月機械受注
(独)11月CPI

12/12
(木)

(豪)12月雇用統計
(ユーロ圏)10月鉱工業生産
(米)11月小売売上高、米新規失業申請件数

12/13
(金)

(日)10月鉱工業生産、設備稼働率
(米)11月PPI

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

構成要因

ポイント

今回
数値

前回
数値
(11/28)

豪州経済
ファンダメンタルズ

*Good
・10月小売売上高+0.5%(予想+0.4%、前回+0.9%)(12/3)
・Q3企業収益+3.9%(2yrs high、予想+1.0%)(12/2)
・10月住宅建設許可件数-1.8%(前月比、予想-5.0%、前回+14.4%)、+23.1%(前年比、予想+17.0%、前回+18.6%)(12/2)
・Q3民間設備投資(CAPEX)+3.6%(予想-1.2%。前回+1.6%←+4.0%から下方修正)(11/28)

・11月WESTPAC消費者信頼感+1.9%(前回-2.1% )、110.3(前回108.3)(11/13)
・9月住宅融資残高+4.4%(6ms high、予想+3.5%、前回-3.9%)(11/11)
・豪州Q3CPI前年比+2.2%(予想+1.8%、前回+2.4%)、前期比+1.2%(予想+0.8%、前回+0.4%)、)RBAアンダーライイングCPI前期比+0.65%(予想+0.6%、前回+0.55%)、前年比+2.3%(予想+2.2%、前回+2.4%)(10/23)
・Q3NAB企業信頼感+3(前回-1)(10/17)

*Bad
・10月貿易収支-529mio (予想-350mio、前回-271mio)(12/5)
・Q3GDP前期比+0.6%(予想+0.7%、前回+0.6%)、前年比+2.3%(予想+2.5%、前回+2.6%)(12/4)
・11月製造業活動指数47.7(前回53.2)(12/2)
・10月民間信用残高 前月比+0.3%(予想+0.4%)、前年比+3.5%(予想+3.5%)(11/29)

・Q3賃金コストインデックス前期比+0.5(multi year low、予想+0.7)、前年比+2.7(予想+2.9)(11/13)
・10月NAB企業信頼感+5(前回+12)、企業景況感-4(前回-4)(11/12)
・10月就業者数+1.1千人(予想+10.0千人、前回+9.1千人)、10月失業率5.7%(予想5.7%、前回5.6%)(11/7)
・Q2経常収支-9.4bio(予想-8.5bio、前回-8.7bio)(9/3)

・RBA四半期金融政策報告書(2013/11/8)
2013年GDP2.25%(前回2.25%)。2014年GDP2.0%-3.0%(前回2.5%-3.5%)、インフレ予想2013年2.5%(前回2.0%)、2014年2−3%(前回2-3%)

-3

-2

市場センチメント
(リスク値に対する円キャリーポジション造成・/解消などに関わる)

世界的に株価調整入りややリスク回避的なムード。 昨日NYダウは-24 ptsの15,884ドル。本日オフショアでは+9pts。昨日VIX恐怖指数は+0.09の14.64。

-3

-2

短期筋推定市場ポジションと調整具合

シカゴIMMの通貨先物ポジションは前週から売りが2,251コントラクト減って33,511コントラクト売り(11/26)。短期筋は豪ドルは売りポジションは再び増え出す。

+3

+3

商品相場

原油は97ドル台に反発、金は1238ドル台に反発、CRBは昨日+1.68ptsの278.02。鉄石は138ドル台に上昇、石炭(燃料炭スポット)は83ドル台で小康。

+3

-2

金利・為替(当局)

12月はRBA金利据え置き。<声明>豪ドルは依然不快なほど高水準(12/3)、ロー副総裁―介入への敷居は相当高い(11/26)、スティーブンス総裁―介入にオープン(11/21)、RBAデベル総裁補―豪ドル下落が望ましい、米国のQE縮小開始で豪ドル下落(11/20)。米豪10年利回り格差1.469%に縮小。

-5

-5

需給

向こう2-3年で豪ドル債発行額$200bio、本邦機関投資家や外国中銀は豪ドル債(豪ドル)が復活の話。日本の投資家の豪ドル債投資7月に再開との話。海外からの直接投資、M&Aに絡む豪ドル買い需要の話。潜在的な輸出の豪ドル買い需要(年末に向けて資源関連の輸出予約)

+3

+3

テクニカル
(チャート)

豪ドル/ドル、豪ドル/円共に一目均衡表の雲の下限から離れて反落し雲の下に下落(雲がレジスタンスに)。いずれもボリンジャーバンドの下限に向けて再度反落。豪ドルは再び8月の安値88セント台が下方ターゲット。一方豪ドル./円は9月の90円台がターゲットに。RSIは豪ドル/ドル30.42%、豪ドル/円43.38%で特に豪ドル/ドルのoversold増え出す。

-2

+2

米ドル(ユーロ)強弱

ドルインデックスは80.64に下落し、ユーロは1.35台後半で堅調。

+2

+2

中国関連

11月HSBC非製造業PMI 52.5(前回52.6)(12/4)、11月非製造業PMI 56.0(前回56.3)(12/3)、11月HSBC製造業PMI50.8(予想50.5、前回50.9)(12/2)、11月製造業PMI 51.4(予想51.1、前回51.4)(12/1)、中国人民銀行―人民元の変動幅緩やかに拡大(11/19)、中国政府30年ぶり大胆な経済・社会改革案を公表(3/18)、一人っ子政策緩和→労働人口増加策三中全会閉幕―財政・税制改革を深化、10月CPI M/M+0.1%(予想+0.8%)、Y/Y+3.2%(予想+3.3%)8ms high、PPI-1.5%(予想-1.4%)、10月小売売上高+13.3%(予想+13.4%、前回+13.3%)、10月鉱工業生産+10.3%(予想+10.1%、前回+10.2%)(11/9)、10月貿易収支は+311億(予想248億、前回152.1億)輸出+5.6%(予想+1.7%、前回-0.3%)、輸入+7.6%(予想+7.4%、前回+7.4%)で強い結果、Q2GDP+7.8%(予想+7.8%、前回+7.5%)、本日上海総合指数は-4pts。

+3

+3

国内政局・産業界等・国際機関

世論調査―保守連合48%、労働党52%(11/21-23)、インドネシア大統領関係盗聴事件、住宅価格上昇、産業界は豪ドル反発を再び懸念、トヨタは100人の希望退職募集、保守連合圧勝―産業界は政権交代・安定(過半数)政権を歓迎、予算案発表後S&P、ムーディーズは豪州トリプルA格据え置き、見通し安定的(5/14)、鉱山使用料(ロイヤルティー)引き上げ検討への反感強い、資源産業/非資源産業格差問題、IMFは資源ブームけん引による豪州の輸出は減速見通し。

-4

-4

“現状”総合判断
(必ずしも今後の予測とはならず)

依然やや売りバイアス

-3

-2

*Good、Badは豪ドルにとってという意味

【豪ドル/ドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル/円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

中国の防空識別圏設定に対する豪州の反応

中国政府は11月23日沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定したと宣言し、周辺国の非難を浴びている。
これを受け豪州政府のジュリー・ビショップ外相は26日、駐オーストラリア中国大使を呼んで懸念を表明したと明らかにした。同相は声明で、「地域の緊張状態を考えると、中国の発表は時期や方法において地域のためにならず、今後地域の安定に貢献することもない」とし、年内予定される中国訪問時の大きな課題と述べた。
これに対して駐豪中国大使は「ビショップ外相の非難は間違っており、豪州は片方に味方すべきではない」と述べた。
また中国は同地域を通る民間機に中国政府へ飛行計画を報告する義務を27日から課しており、カンタス航空は飛行の安全を計るべく計画書提出に合意しているが、日本政府はANAと日航に対して飛行計画提出停止の行政指導を行っている。
中国はアボット新政権にとり最大の貿易相手国であるのみならず、戦略的互恵関係を築く意図を10月に表明したばかりだが、今回の問題はアボット政権にとり対中国外交の最初の試金石となりそうだ。

実際豪州は米国や日本と安全保障上の同盟関係にあるが一方豪州経済は中国経済と密接なかかわりがあるために、複雑な利害関係を有する。
今後中国は東シナ海の防空識別圏のみならずベトナム、フィリピン、マレーシア、台湾、ブルネイと領土紛争がある地域にも同様の防空識別圏を設定する予定といわれ、アジア諸国との善隣外交を展開する豪州にとって中国の関わる領土紛争は頭の痛い問題になりつつある。

 

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